記事更新をちょっとお休みしていたら今週も後半になった。
8月も残すところ10日を切り、夏休みの自由研究が手付かずで、親子共々青くなっているご家庭もあるのかもしれない。
先週末、初めて夏休みがまるでないストイックな生活をしている息子が「大学生の時が一番良かったよ、宿題もなかったし・・・」としみじみ言っていた。高校野球もいよいよ決勝戦である。
関西での酷暑から戻り、また通常生活が始まった。日々仕事と趣味、時々家事をして過ごしている。今月の初めにウィーンから戻っただなんて、もう遠い昔のように感じるね、と夫と言い合った。
ひところの猛暑から解放され、蒸し暑いけれど、少しずつ過ごし易くなっている。日は確実に短くなり、早くも秋の気配を感じる風情だ。
真っ赤だった日本列島は色を変え、今週はずっと傘マークが続いている。今朝も朝から小雨である。
こうなると、気圧の変化で途端に胸痛~鈍痛・圧痛~に悩まされることになる。もちろん毎食後のロキソニンは欠かしていない。
安定した晴れの天気が続いていると、暑さはさておき、気分的にもいいのだけれど。文字通りのお天気ネコで困ったものである。
ハラヴェンの副作用にギブアップして休薬してからそろそろ2ヶ月半が経過する。ところが、手足の痺れと痛みは全く以て軽減しない。あの苦い漢方2種類を朝昼晩欠かさず飲み、真っ黄色なお小水が出るビタミン剤・ビタノイリンも朝晩飲み続けているが、緩和しない痺れである。時には酷くなっているように感じる時さえある。いつかも書いたけれど、眠っている時だけがこの不快感から解放されている。
朝起きると、足先から腿のあたりまで膜を貼ったような違和感があり、手の平、足の裏はジンジンビリビリと痛む。段々普通だった感覚を忘れそうになってきている。安静にしていると少し楽だけれど、いざ、手を使う、歩くなどの動作が加わると、沢山の針で突つかれているような痛みが絶え間なく続く。
爪も弱ったままで、すぐに欠けるし、割れる。何かにひっかけると剥がれそうで怖い。足指の爪囲炎は一進一退。ちょっと油断すると炎症が酷くなる。一日デスクワークをしていると、夕方にはすっかり浮腫んで足が重くてだるくてたまらなくなり、痛みを伴う。家にいる時はお行儀悪いなんてレベルではなく、ダイニングでもリビングでも、どこででも足を投げ出して上げているけれど、それでも痛みは退かない。時々「ああ、どうしてこんなに痛いんだろう」と声を出すと、夫はそれを困ったような顔をして聞いている。
下痢が止まらないというほどではないが、お腹はいつも緩い。
こうして不調を書き出すときりがないけれど、そうは言いつつも動けなくて寝込んでいるわけではなく、ごく普通の生活が出来ているのだから、そう酷い状況ではないのだろう。
それより、こうして朝起きて、家事をして仕事をして・・・と、今まで通りの生活を送っているからこそ、なんとか気持ちを保ってやり過ごしていられるのだと思う。エンドレスの再発治療は、出来るだけ長く普通に暮らしていくための手段であって目的ではない。治療専念といったって、病院には毎日欠かさず通うわけではないし、入院しているのでもないから家にいる時間、自分が自由に使える時間の方がよほど長いわけだ。 ずーっと不調のことを考えていては心と身体に良い筈がないのだから。
あと1日頑張ればまた週末がやってくる。週末はお楽しみの予定も控えている。願わくば、気圧がもう少し安定してくれますように。