昨夜はほぼ荷物整理を終え、日付が変わってほどなくベッドに入ることが出来た。この1週間、長くて5時間睡眠という寝不足状態で、よくも体調も崩さずに過ごすことが出来た。有り難いことだ。
今日はホテル出発まではフリータイム。朝の集合時間も皆さんに遅れてはならじ、と必死にならなくて良いので、ストレスフリーだ。
モーニングコールを設定したより1時間ほど早くお手洗いで目覚めたが、5時間近くは連続して眠れたことになる。夫もほどなくして目覚め、ゆるゆる準備をして、レストランへ向かう。
見回せば今日も私達が遅い出足だった模様。あれこれたっぷり頂いて、エネルギーチャージが出来た。ドナウ側の川岸がホテルのプライベートな遊歩道になっていて、絶好の写真スポットだ。今日もいいお天気。空が抜けるように青い。
シドニーから来ているというカップルが私達2人の写真を撮ってくださったので、こちらもお返しし、ちょっとだけお喋り。サングラスなしでは目が開けられない。
部屋に戻って身支度を済ませ、ゆるゆるとチェックアウト。荷物を預けて、今日も街へ出かけることに。
昨日と同じ地下鉄の駅から王宮を目指す。改札は無人で、チケットを通すこともなく、ただ持っているだけだが、その代わり不正が見つかると大変な罰金だという。昨日購入した時に打刻をして後は一度も出すことがなかった。
最寄り駅に到着しても出口を間違えるとなかなか難しい。なんとか王宮の屋根を見つけたけれど、チケット売り場を勘違いして通り過ぎてしまい、あちこち探して15分ほど無駄にしてしまった。
ハプスブルク家640年の歴史が詰まっているこの旧王宮は、歴代の皇帝一家が実際に執務を行い、生活してきた宮殿だ。建物の一部(あれで一部・・・)が一般公開されており、彼らが暮らしてきた当時のままの部屋などを見学することが可能になっている。
王宮がある歴史地区は、ハプスブルク家が繁栄した13世紀よりもっと後の19世紀、フランツ・ヨーゼフ1世がウィーンの城壁を取り払い、リンク・シュトラーセという環状道路を造らせたことから始まるという。
最初はまだ空いていたけれど、どんどん観光客が沸いてきて混雑が始まる。日本語のイヤホンガイドを借りて、まずは皇室の磁器コレクションからスタート。行けども行けども銀のカトラリーや色とりどりの双頭の鷲の家紋入り食器のオンパレード。ゆっくり見ている私に、夫が興味ないから早く行きたいと宣う。自分が王宮博物館に来たかったのではなかったっけ。実は居室を見たかったのであって、こうした食器等のコレクションはどうでも良かった模様。
急かされつつ、シシー(フランツ・ヨーゼフ1世の妻、エリザベート)博物館へ移動し、美しい衣装や豪華な居室を見て、ため息をつく。それにしても身長170cmでウエスト52cm。体型をキープするために、運動を欠かさなかったという彼女の部屋に吊り輪やら鉄棒があったのには恐れ入った。美しくあり続けることは大変なことである。大急ぎで鑑賞したけれど、なんだかんだで1時間半ほどかかった。いやはや圧巻だった。
博物館から出てきたところで、お昼を頂くはまだ早い。せっかくなので近くにあるザッハトルテ発祥のホテルを目指し、カフェでお茶をして一休みすることにした。かつてこのチョコレートケーキを頂いた時は、残念ながら本家のものではなかったし、味が濃厚すぎてちょっと苦手、という感想しかなかった。今日は夫とシェアして美味しく頂いた。アイスウインナカフェも夏ならではのお味。すっかりまったりのんびり。日本人観光客でどんどん混んでくるカフェを後にして、再びU-Bahnに乗ってホテル最寄り駅まで戻ってきた。
駅前のショッピングセンターで水を調達し、ピザレストランで大きなピザ(4分の1で二人分!)を夫とシェアして軽く昼食を済ませ、予定通り出発45分前にはホテルに到着することが来た。
それにしても暑い。ほどなくして現地ガイドさんが到着。免税品の手続き等が4月から変わったそうで、荷物を慌てて入れ直して、一汗かくことになった。
定刻通りバスはホテルを後にして空港へ。外気温は30度。7日間安全運転をいてくれたハンガリーの運転手Zさんと握手をしてお別れ。
チェックイン後、免税手続きはIさんとご一緒に現地ガイドさんについて頂き、問題なく終了した。返金まで長いと4ヶ月くらいかかるそうだけれど、まあそれもご愛敬だ。手荷物検査も無事終えて(夫は相変わらず財布とベルトで引き戻されていた!)ラウンジに到着。
今は記事を書きながらくつろいでいる(というか、こういう所でも記事を書いているのだからくつろいでいるとはいえないか。)。
後は11時間飛行機に乗って帰るだけである。無事にここまで来られて本当に良かった。まさか再発してからほぼ毎年のようにヨーロッパ旅行が出来るとはゆめゆめ思わなかった。これも頑張って治療を続けているおかげ。有り難いことだ。
というわけで、到着は日本時間で明日の昼過ぎの予定。帰路はオンタイムで離陸出来る予定である。
今日はホテル出発まではフリータイム。朝の集合時間も皆さんに遅れてはならじ、と必死にならなくて良いので、ストレスフリーだ。
モーニングコールを設定したより1時間ほど早くお手洗いで目覚めたが、5時間近くは連続して眠れたことになる。夫もほどなくして目覚め、ゆるゆる準備をして、レストランへ向かう。
見回せば今日も私達が遅い出足だった模様。あれこれたっぷり頂いて、エネルギーチャージが出来た。ドナウ側の川岸がホテルのプライベートな遊歩道になっていて、絶好の写真スポットだ。今日もいいお天気。空が抜けるように青い。
シドニーから来ているというカップルが私達2人の写真を撮ってくださったので、こちらもお返しし、ちょっとだけお喋り。サングラスなしでは目が開けられない。
部屋に戻って身支度を済ませ、ゆるゆるとチェックアウト。荷物を預けて、今日も街へ出かけることに。
昨日と同じ地下鉄の駅から王宮を目指す。改札は無人で、チケットを通すこともなく、ただ持っているだけだが、その代わり不正が見つかると大変な罰金だという。昨日購入した時に打刻をして後は一度も出すことがなかった。
最寄り駅に到着しても出口を間違えるとなかなか難しい。なんとか王宮の屋根を見つけたけれど、チケット売り場を勘違いして通り過ぎてしまい、あちこち探して15分ほど無駄にしてしまった。
ハプスブルク家640年の歴史が詰まっているこの旧王宮は、歴代の皇帝一家が実際に執務を行い、生活してきた宮殿だ。建物の一部(あれで一部・・・)が一般公開されており、彼らが暮らしてきた当時のままの部屋などを見学することが可能になっている。
王宮がある歴史地区は、ハプスブルク家が繁栄した13世紀よりもっと後の19世紀、フランツ・ヨーゼフ1世がウィーンの城壁を取り払い、リンク・シュトラーセという環状道路を造らせたことから始まるという。
最初はまだ空いていたけれど、どんどん観光客が沸いてきて混雑が始まる。日本語のイヤホンガイドを借りて、まずは皇室の磁器コレクションからスタート。行けども行けども銀のカトラリーや色とりどりの双頭の鷲の家紋入り食器のオンパレード。ゆっくり見ている私に、夫が興味ないから早く行きたいと宣う。自分が王宮博物館に来たかったのではなかったっけ。実は居室を見たかったのであって、こうした食器等のコレクションはどうでも良かった模様。
急かされつつ、シシー(フランツ・ヨーゼフ1世の妻、エリザベート)博物館へ移動し、美しい衣装や豪華な居室を見て、ため息をつく。それにしても身長170cmでウエスト52cm。体型をキープするために、運動を欠かさなかったという彼女の部屋に吊り輪やら鉄棒があったのには恐れ入った。美しくあり続けることは大変なことである。大急ぎで鑑賞したけれど、なんだかんだで1時間半ほどかかった。いやはや圧巻だった。
博物館から出てきたところで、お昼を頂くはまだ早い。せっかくなので近くにあるザッハトルテ発祥のホテルを目指し、カフェでお茶をして一休みすることにした。かつてこのチョコレートケーキを頂いた時は、残念ながら本家のものではなかったし、味が濃厚すぎてちょっと苦手、という感想しかなかった。今日は夫とシェアして美味しく頂いた。アイスウインナカフェも夏ならではのお味。すっかりまったりのんびり。日本人観光客でどんどん混んでくるカフェを後にして、再びU-Bahnに乗ってホテル最寄り駅まで戻ってきた。
駅前のショッピングセンターで水を調達し、ピザレストランで大きなピザ(4分の1で二人分!)を夫とシェアして軽く昼食を済ませ、予定通り出発45分前にはホテルに到着することが来た。
それにしても暑い。ほどなくして現地ガイドさんが到着。免税品の手続き等が4月から変わったそうで、荷物を慌てて入れ直して、一汗かくことになった。
定刻通りバスはホテルを後にして空港へ。外気温は30度。7日間安全運転をいてくれたハンガリーの運転手Zさんと握手をしてお別れ。
チェックイン後、免税手続きはIさんとご一緒に現地ガイドさんについて頂き、問題なく終了した。返金まで長いと4ヶ月くらいかかるそうだけれど、まあそれもご愛敬だ。手荷物検査も無事終えて(夫は相変わらず財布とベルトで引き戻されていた!)ラウンジに到着。
今は記事を書きながらくつろいでいる(というか、こういう所でも記事を書いているのだからくつろいでいるとはいえないか。)。
後は11時間飛行機に乗って帰るだけである。無事にここまで来られて本当に良かった。まさか再発してからほぼ毎年のようにヨーロッパ旅行が出来るとはゆめゆめ思わなかった。これも頑張って治療を続けているおかげ。有り難いことだ。
というわけで、到着は日本時間で明日の昼過ぎの予定。帰路はオンタイムで離陸出来る予定である。