7月最終週に職場健康診断を受診してから1ヶ月が過ぎ、火曜日に結果票が職場で配布された。そんなわけで実にタイミングよく一昨日の通院時に先生にお見せ出来た。記録のために記事にしておく。
総合所見はDの要再検査。
胸部エックス線撮影は例年通りパスした。今年のD判定は「内科診察所見について医師とご相談ください。」という甲状腺腫大によるものだ。
既に昨日造影CTと超音波の検査を済ませたが、2回の採血では異常なし、と言われている。素早く対応出来て良かった。
それ以外には「心電図所見について経過観察が必要です。動悸・息切れ等があるようでしたら医師にご相談ください。」とある。昨年は3年ぶりで無事クリアしたのだが、またしても平低T波とある。ハーセプチン投与が10年を優に超え、心毒性の影響で心臓に何か出るというのもやむなしだが、それでもよく頑張ってくれている。折に触れてエコー検査もしているから、あまり気にしても仕方がないし、主治医は問題なしと仰る。
「肝機能検査について経過を観察してください。」のC。長く続く化学療法で肝臓の機能もここ数年落ちてきている。今回はAST(GOT)が基準値超え。お酒は飲まないし、治療前にはどの数値も軒並み低かったのだけれど、最近病院での検査でも赤いHマークがつき続けている。これもまだ深刻な値ではないようだ。
さらに「尿酸値について食事内容に注意し、経過観察してください。関節痛等があるようでしたら医師にご相談ください。」というのが新顔だ。高ければ痛風の心配だろうが、1.9で基準値に達していない。低すぎるのはどうすればよいのだろう。
最終的には「引き続き主治医のもと管理・治療を継続してください。」のこと。まあ、もちろんそのつもりである。
また、母が術後4年になる大腸がん(この3年半の経過観察で新たに腎臓がんが見つかったのだが・・・)。おかげさまで今回も「潜血は認められませんでした。」の陰性。ただし判定は昨年同様Cの要経過観察。「問診の所見から3か月後に医療機関受診をお勧めします。」とのこと。これは、家族の既往や抗がん剤等の副作用で下痢を繰り返すことがあると答えたことにもよるものだろう。
VDT検診では「常時作業可であるが、疲労に注意すること」だ。目の疲れは色々な不調を引き起こす。引き続きブルーライトカットの眼鏡を使っていこうと思う。
下腹部周りは貧弱な上半身に比べ、齢とともに豊かになっているのは否めない。けれど、メタボリック症候群は今年も全て基準値以下で非該当。肥満度△24%、BMIは16台。45kgちょっとの体重では、60kgが標準体重とされると、とても追いつかない。
血液検査の結果から見ると、尿酸は上記の通り基準値未満でC。肝機能は上記のとおりAST(GOT)のみ基準値超えのC。糖代謝(血糖値93、HbAlc5.3)、白血球(4,680ほどあった。充分!)、貧血(血色素量12.2)は全て基準値内のA。
脂質(総コレステロール、LDL、HDLコレステロール、中性脂肪)はLDLのみ基準値超えでB判定がついた。
再発治療も足掛け12年目に突入。年齢相応に但し書きやら注意コメントがあるものの、(持病はさておき)職場健診結果に従って昨日は早々と甲状腺超音波検査も終えたところだ。退職まであと2年半ちょっとのアラ還である。そんなに頑強な身体でもないし、それなりに酷使してきたわけだから、色々コメントがつくだろう。あまり神経質にならずに自分の身体の声に耳を傾けつつ、真面目に治療を続けていけばよいのではないか。
8月も余すところあと1日、まだこの蒸し暑さが続くようだけれど、9月の声を聞いたら少し涼しくなってほしいものである。