昨夜は、夫は大好きな桃のショートケーキを、私は七夕をイメージした色とりどりの綺麗なゼリーを、息子はスイカのゼリーを、各々チョイスしてペニンシュライヴニングブレンドの紅茶を淹れた。
ちょっと味見させてもらったが、どれも美味しく、ハッピーな気分でハッカ油のお風呂に浸かり、眠りについた。
今朝は2人が出勤。送り出した後に朝食を摂り、ベランダに出る。収穫が済んだプランターのディル、ルッコラ、ミツバの種を取る。
拭き掃除を始めるつもりだったが、レンジ周りの掃除をしたらそれだけで草臥れてしまう。
今日は母と、父の墓参の約束をしている。10日が祥月命日だが、月曜日はデイサービスの日とのことで、何も予定がない空いている日は水曜日だけなのだ。
中古品買い取り業者から段ボールのパッケージが届いて、ざっと組み立てて、送るバッグ等を軽く詰めておく。
従姉から、お中元が到着したとお礼のLINEが入ったので、今日はこれから母と墓参に出かけます、と返すと、「律儀によく行きますね~」と言われる。律儀なのは母なのだけれど。
身支度を済ませ、駅前のスーパーに先着し、仏花を買い求める。今日は紫のアスターとピンクと淡いクリームのミックスのスプレーカーネーション、スプレーマムの組み合わせにした。なかなかゴージャス。
待ち合わせの場所に行くと、母がちょうど今着いたところ、と座って待っていた。公園墓地行きのシャトルバスが到着し、私達2人だけの貸し切りで発車した。
来週になればお盆で混むであろう園内もガラガラである。水を汲み、花を供え、お線香をつけて2人でお参りを済ませる。先月は来られなかったし、来月は暑くて厳しいかもしれない。次回は9月のお彼岸か。
母が「私が入ったら、お父さん(夫)と〇ちゃん(息子)は来てくれるかしら、申し訳ないわねえ」とぼそっと言った。まぁ、私が生きていれば来るだろうけれど、2人はどうだろう。
従姉曰く、嫁ぎ先の墓は徒歩で行けるのでよく掃除に行くが、実家の墓は(遠いので)なかなか足が遠のいているとのこと。我が家も夫の先祖代々の墓は彼の故郷にあるから、せいぜい行けても年忌法要の時くらいだ。
私自身もっと早く亡くなることを想定して、知らない人たちの中に一緒に埋められて、2人が何年もお参りに来てくれないのはちょっと・・・ということで、こちらの公園墓地に墓を建ててから早くも10年余りが過ぎている。嬉しい誤算というかなんというか、まぁ死ぬ死ぬ詐欺である。
帰りも私達2人の貸し切りで最寄り駅までバスで戻ってきた。3分後に発車する路線バスに滑り込みで乗り継げた。1台逃すと15分待つことになるのでラッキー。
いつもお世話になっているホテルのラウンジで夏のアフタヌーンティーを予約している。
到着すると、駅前の電子掲示板が気温29度と告げている。思いのほか涼しい。炎天下でなくてよかった。墓地でジリジリ焼かれたらかなりしんどい。
希望通り窓際の一番奥の席に案内される。最初にケーキをチョイス(母はフルーツタルト、私はピーチメルバ)して、夫と息子用のお土産もキープしておく。
ポットのハーブティーや紅茶を何回もお代わりしてお腹がチャプチャプ。前菜から、3段重ねのサンドイッチやスイーツをぱくぱくと頂く。
いつの間にかラウンジは満席だ。2時間ほどゆっくりする。母はお腹一杯でケーキは持ち帰りたいとのことだったが、既にサーブしているので、お持ち帰りは出来ませんとのこと。頑張ってお腹に入れていた。
途中、私がお手洗いに立った時、LINEの写真を見ようとスマホを触っていたら、LINE電話をかけてしまったようで、私のスマホが鳴り響いていて大変だった。自分で何を押したらどうなるかが全くわからないままなのが困ってしまう。
母が帰りのバスに乗るのを見送って、私は駅の反対口から、最寄り駅前行きのバスで帰宅。長蛇の列であわや座れないかもとハラハラしたけれどセーフだった。乗り慣れていないとバスに揺られるのは結構疲れる。ケーキの箱を持ちながら舟を漕ぐのはかなり危ない。
さらにまたびっくりしたことに、車内で母から電話がかかってくる。バスの中で出られないので切るのだが、しつこく何度も何度もかかってくる。LINEで「今まだバスの中、電話しないで」と書くが、既読にならず。
一度応答ボタンを押してすぐに受話器を置いて切っているのだから、今はダメと気づいてくれればよいのだが、通じない。5回目くらいだったか諦めて「今バスだから電話してこないで」と伝えて、切る。
母は私より15分早く発車したバスに乗り、どんなにかかっても30分以内で家に到着するが、私は45分はバスに揺られるのだから、まだバスの中にいるのは分かる筈なのだけれど、どうも勘違いをしたらしい。
帰宅して、「今帰ってきたところだ」と告げると、恐縮していたようだったが・・・。
帰宅すると生協のお届け物が沢山。ケーキを冷蔵庫に収めてからえっちらおっちらと取り込んで、それぞれ収納する。
なんだかがっくりと疲れてしまい、少しはやろうと思っていた断捨離は殆ど出来ず。買い取り業者への荷造りをして、サンダルと靴を3足処分しただけ。Mさんには一応報告。
夫は仕事帰りに美容院でカットを予約しているので、夕食不要とのこと。ならば前回のように夕食は息子と2人で外で、という手もあるのだけれど、さすがにお昼過ぎからずっと甘い物を食べ続けていてお腹は膨れているし、また外食に出ていくという元気もなく。
残業を終えて帰ってきた息子と一緒に夕食を摂り始めたら、さっぱりした髪になった夫が帰宅した。
昨日は息子のお土産のフルーツパーラーのケーキ、今日は私が午後に頂いたホテルメイドのケーキを2人にお土産、と2日続きのケーキ三昧。体重注意報が出ないと良いのだけれど・・・。