今日は午前中に仕事を片付け、午後は婦人科検診だった。
昨年同様の検診会場。昨年は仕事の都合で当初提示された日程を変更したため、師走になってからの受診だったが、今回は1か月半ほど早い日程で受診出来た。
昼休みの時間帯に都心まで移動。途中、乗換駅ナカで軽くランチを済ませ、JRに乗り換えて検診機関を目指した。せっかくの電車移動の時間も、持っていた文庫を読むことなくウトウトして過ごしてしまった。
指定時間の5分ほど前に到着。昨日は汗ばむほどの暖かさだったが、打って変わって今日はまた肌寒い。夜からは雨の予報だ。気圧の変動で胸骨痛はあるし、相変わらず喉が痛い。昨日も眠くてたまらなくて早めに休んだのに、いくら寝ても眠気が取れず身体が重い。ちょっと憂鬱である。
受付で問診表を渡すと、すぐに番号札が渡されて、「お着替えして待合室へどうぞ」と言われる。お手洗いを済ませ、上下検査着に着替え、待合室で問診に呼ばれるのを待つ。待合い席はほぼ満席で、ざっと40,50人くらいの人が待っている。今日も大分時間がかかりそうだなと雑誌を広げながら待つ。
20分ほど待って問診室に呼ばれる。あちこちのドアから番号が呼ばれるので、聞き落とすまいと耳を澄ましていると、結構疲れる。
これまで同様、看護師さんに現在も治療中であることを報告。今回は特に気になる自覚症状はないが、治療中であることに変わりはないので、その旨ご報告。初発、再発の時期、現治療の頻度等を訊かれる。例年通りマンモグラフィは傷口の痛み等を理由にキャンセルでお願いする。
いつもは婦人科検診が最初なので、そちらのドアばかり気にしていた。ところが、20分ほどして、乳腺の超音波から番号を呼ばれる。一瞬出遅れ、名前を呼ばれてしまう。
万歳をして背中にクッションをあてて傾斜をつけてまずは術側から。温かいジェルを塗った後、プローブが淡々と動く。暖かいし薄暗いし、画像もろくに視ないで目を瞑る。今度は健側。「この後、診察の時にお話しがありますのでお待ちください。」いうことで、特に何のコメントもなく、ジェルを拭き取るための温かいおしぼりを頂き、無事終了した。再び待合室へ。
先ほどより大分待ち人が減っているようだ。次はどちらかしらと思いながらぼーっと待っていると、15分ほどして、女性ドクターによる視・触診。術側も健側もあらたなしこりなどもなく、問題なしとのこと。「昨年左にのう胞があると言われたのですが、それはいかがでしょうか。」と訊くと、「超音波でも映っていないようですね。のう胞は小さくなったり消えたりするので、問題なさそうですよ。治療は続けてくださいね。」とのこと。ほっとして御礼を言って、ベッドから降りる。
待合い室に戻ると、より一層閑散としている。20分ほど待って、婦人科検診に声がかかる。なかなか慣れ難い検診ではあるけれど、ヨガの深い呼吸法を続け、出来るだけリラックスして身体を緩める。女性ドクターによる子宮頸がんの細胞診、超音波、内診、と続いた。この間、目を瞑って瞑想しつつ呼吸を繰り返す。
カーテン越しに「子宮も卵巣も特に腫れていないし、腫瘍らしきものもありません。子宮脱もなく異常なさそうですね。見た目では問題なさそうですが、通常子宮頸がんは細胞診から見つかるので、結果をご確認ください。」とのコメントがあり、御礼を言って無事終了。同席された看護師さんから「結果は別途郵送されます。乳腺は終わっていますね。今日はこれで終了です。お疲れ様でした。」と言われ、御礼を言って部屋を出た。
待合い室に戻ると、もうお一人しかいなかった。それでも昨年より所要時間は20分ほど短かく、2時間かからなかった。着替えを済ませ、受付で御礼を言って検診会場を出る。
外はまだ雨は降り出していなかったが、相変わらずの曇天で冷え込んでいる。JRと私鉄を乗り継ぎ、いつもより遅い時間の帰宅となった。出張先から直帰の夫が先に帰っていた。やはり都心往復の検診は疲れる。
とにかく今年も受けるべきものは受けた。結果が郵送されるまではまだ時間がかかるが、まずは目立った異常がなかったということで、一安心。
とりあえず明日1日頑張れば土日がやってくる。ここですっかり疲れを取って来週からの治療も滞りなく進みますように、と願いたい。