インテリジェント ワークス

子供達との泣き笑い

知的好奇心

2007年01月16日 | 歴史
人は生まれた時から知的好奇心と言う物を持っています。
特に子供の内は好奇心が強く、なんでも見てみたい、やってみたいと言う感情が抑えられません。
だから理科は嫌いだけど、実験は好きなんて子供が多いのは当然なのです。

これを利用しているのがHei成塾の練習メニュー。
本当の基本から教えて、上手くするにはこの好奇心を利用します。

やってみたい、どうすれば出来るようになるの、と思わせた所で基本を教えるんですね。
すると見事に短時間で子供達は覚えてくれます。

但しっ!
問題は飽きっぽいところ。
塾生達の集中力は持って5分、早けりゃ30秒です・・・・

これを飽きさせない為には、二重三重に工夫がされているんですね。
子供達がHei成塾は楽しいよと言う所以です。



今回はフライの捕り方を教えます。

フライの捕り方を教える際に、落下点に入ってボールをおでこで捕るつもりで・・・なんて教える指導者がいますが、その方々は大きな間違いを犯しています。

なぜならば。
落下点に行けないからフライが捕れないのです。
落下点に入れる事を前提に教えても、子供達はなかなか上達しません。
そのうち練習に飽きて、一生フライが捕れない奴も出て来ます。


まずはフライの練習の前に給水。


この給水に要する1、2分間が子供達の休憩時間。

厳しい練習が続く中で、ほっと一息できる瞬間ですね。
気持ちをリセットするのに大きな役割を果たしています。


今日のフライの練習はB,C,Dクラスが対象。
Aクラスの塾生は特別コーチとして指導陣に協力させます。


まずは左手の使い方を教えます。

頭の上にボールを投げてやって、左手のどこにボールを当てるか。
左手の指はどのように使うかを教えるのです。


全員で教わった通りにやってみます。

3球続けて捕れたら、次のクラスに進む事が出来るのです。
そうなるとちょっとでも早く次のクラスに進みたい塾生達。
行う動作も真剣そのもの。


もう笑っちゃうくらい集中しています。

まるでネズミを見つけた猫のような状態。


にゃおっ!

見事にキャッチ♪


でも、ちょっとボールがずれただけで・・・・

捕球姿勢が一気に崩れます。


正しい場所に入って・・・
正しい場所に手を出して・・・
正しい方向に手を開いて・・・・


掴み損ねます・・・・・

なんでや?


こんな単純な動作でも、きちんと基本がある事を理解しますね。

きっちりと出来ると、みんな本当に嬉しそう♪


きちんとできないミニプチ塾生には特別練習。

だってぇ~・・・ ボールが大きいんですよぉ・・・
あれ? 手が小さいのかな?


次のクラスでは、先ほどよりちょっとだけ離れてグローブを使います。

ここでは先ほどの基本がきちんとできているか確認する作業と、若干離れて距離感を身に着けます。


グローブって楽チン♪

多少ずれてもきちんと捕れる。


それでも基本を怠ると捕れません。

でも、この段階で何が悪かったのかを理解できています。
後は直すだけ♪


直すだけ・・・・なんですけどね・・・・

おいっ! 全然違うやないかいっ!


だからぁ・・・・

そこじゃ無いでしょっ?


ひょっとして、わざとやってる?

お前ら、もう1回最初のクラスに戻れ~っ!


うん、なかなか奥が深いな・・・・
今日はこれくらいにしておいてやるか・・・・

勝手に終わるな~っ!!