インテリジェント ワークス

子供達との泣き笑い

慣れと進歩と鬼門

2007年01月17日 | 歴史
フライを捕るコツが解って来た段階で、フライを上げる距離を徐々に伸ばして行きます。

そうです。
フライは短い距離で有れば有るほど、高さは低ければ低いほど捕り易いのです。
距離が伸びて、高いフライになると、それだけで充分に先程までのフライとは違って見えるんですね。

最初は3mの所から軽く投げて素手でキャッチ。
次は5mの所から投げてグローブでキャッチ。
その次は12mの所から高く投げてキャッチ。
次は25mの所に高く投げてキャッチ。
予選の最後は40mの所に高高度で投げて捕らせます。

この5段階をクリアした塾生から、実際にバットを使った外野ノックを受けさせます。


12m辺りになると、既に苦しみだす塾生が出始めます。

自分の足で落下点に行かなくてはならず、何処に落ちるのかを判断するのが難しいのです。


落下点に入ったと思ったんだけどなぁ・・・・

予想がちょっとずれただけで、ボールはグローブに触りもしません。


フライなんて簡単じゃ無いのっ! って思うでしょ?
それは横から見てるから簡単そうに見えるんですね。


塾生達にはボールがこのように見えます。

自分も同時に動いていると、ボールがどの方向にどの程度の速さで飛んでいるのか解らなくなるんですね。


どんどん上のクラスに行きますが・・・・

どうやら25m付近が塾生達の鬼門の様子。
それまで捕れてた塾生が、ことごとく捕れなくなります。


それまで順調に塾生の入れ替えがあったのに、ここら辺に随分と停滞するようになりました。

ちっ! また落としちまった・・・


そんな中、ノックの一番乗りは朝方顔面にボールを受けたナオキ。

おおっ! 意外な塾生が一番で上がって来ましたね。


朝方のボールが、何かショック療法か何かを与えたのでしょうか?

しばらくはノッカーを独り占めで練習できます。



お前ら、こっちの身にもなってみろってんだ。

黙々とフライを投げるAクラスの塾生達。

でもね♪
フライを投げると言うのは肘を高い所で使うので、投球フォームの矯正にはとても良いんですよ。

Aクラスの塾生達が頑張ってくれるお陰で・・・・


練習をサボる指導陣。

ねえねえ、大人だけしか見れないブログって、どうやって設定するの?
ああ、これね♪
ガイダンスに従って設定すれば簡単ですよ。


その頃、5m付近では未だに脱出できない塾生が・・・

おーい、そろそろ捕ってくれぇ~


お前らっ!

単に並んで、順番が来ると前に出てくるだけだろうっ!
ちゃんと捕るつもりになってるのか?


業を煮やした吉沢コーチ。

どうしても捕れないミニプチ塾生に再び特別訓練。


頼むよぉ~  捕ってくれよぉ~・・・・

涙目になる吉沢コーチ。


この対決、ミニプチ塾生の勝ちです。