外野ノックに続いて、Hei成塾名物の内野ノックが行われます。
どこのチームでも行う内野ノック。
なんで名物かと言うと・・・・
どこのチームのノックよりも打球が速いから。
そうです。
Hei成塾の内野ノックは打球が速いのです。
そんな速い球を打ったら危ない。
それでは子供が可哀想。
怪我をしたらどうするの?
そんなお母さん達の声が聞こえて来そうですが、緩い打球で練習しているとかえって危ないのです。
試合の時になると、相手の打者は遠慮をしません。
本当に速い打球は、0.1秒も要さないで自分の正面に飛んで来ます。
日頃から速い打球に慣らしておかないと、試合で怪我をする事になるんですね。
また、地を這うような速い打球って、ノックで打つのは難しいんですよ。
指導陣の腕の見せ所でもあります。
避けるな~っ!
と言っても、ほとんど避ける時間も無いような打球。
覚悟を決めて捕るか、躊躇して当たるかの選択です。
でもノックを受けている内に、目と身体が慣れて来ます。
最初は怖がっていても、だんだんと捕れるようになって来るんですね。
Aクラスの塾生ともなると、なんでも無いようにボールをさばきます。
コーチィ・・・ 打球が楽ですよぉ~
本気で打ってますかぁ?
な ん だ と ぉ ?
塾生にこうまで言われると、ノッカーとしては燃えますが。
本気でムキになるあばさきコーチ。
このやろっ!
とんでも無い掛け声と共に放たれる打球も、しっかりと塾生のグローブの中に。
そうなると、これは捕れまいと打球を左右に振り出します。
おーい・・・自分を見失ってないか 【・_・?】
それでも緊張感を感じない塾生も・・・・
ノックの直前にも関わらず、ポワワ~ンと突っ立っている奴。
誰とは言いませんが・・・・
自分の正面に来たボール以外は、追いつこうとする気力も感じられません。
このノックのお陰で、塾生達は中等部に行っても随分と楽をしているようです。
何しろ、中等部の打球は学童部とは比較にならない程の速さ。
でもHei成塾出身の塾生は、既に速い打球に慣れているので怖がりません。
やっとの事で本日の練習も終了。
さぞやバテたろうと思いきや。
筋肉の少ない子供達はケロッとしております。
凄いねー 君達は・・・・
かたやこちらでは。
ねえねえ、パスワードってなあに?
あいかわらず設定に苦しんでいる板長。
おーい・・・もっと練習に集中しろよ。