インテリジェント ワークス

子供達との泣き笑い

練習開始

2007年01月24日 | 歴史
さてさて、身体が芯から温まった所で、やっと練習開始です。
この寒い朝に、大量の子供達が頭から湯気を出してるってどうよ ( ̄_ ̄|||)

これだけ身体が温まってれば、筋肉も柔らかくなっており無駄な怪我をしないで済みます。


やっとボールに触らせてもらえました♪

最初は基本のキャッチボール。

Hei成塾ではこのキャッチボールの時間を、全体の時間の中の25%から30%も費やします。
それだけ大切な基本練習。
投げ方の悪い癖が付くと、近い将来に必ず肘や肩を壊すからですね。


キャッチボールをしている間も、逐一フォームを直される塾生。

手前は思い切りボールを避けながら捕るプリ。

このキャッチボール。
実は行う場所も、投げる距離も決まっているのです。

Aクラス、Bクラス、Cクラス、Dクラスと、キャッチボールをする場所が決まっており、どこら辺でキャッチボールをしているか見ただけで、その塾生の実力が解る仕組みになっています。

その為、CクラスからBクラスに上げられた塾生は、キャッチボールをする場所がほんの少しだけ横に移動する事になるんですね。
これが塾生達にとっては、この上ない名誉な事らしく。
「おい、Bに上がれ」なんて言われた塾生は、顔全体を歯にして喜び、胸を張って横に移動します。

キャッチボールをする場所がほんの4,5m横にずれるだけなんですけどね・・・・



但し、クラスによって練習メニューも異なります。

今回はせっかくの外野練習を活かす為に、二組に分けられて外野からのカットプレーの練習。


外野ノックを受けて、カットを行う内野にボールを素早く返します。

カットに入った内野は、外野手と投げ返す本塁を結んだ直線上に位置取りをする他、外野手の肩と自分の肩を計算して距離を決めなくてはなりません。

すごく長い距離でのノックとなる為、さすがに1、2年生は上のクラスでは投げきる事が出来ないので、全体を2組に分けて行われます。

まずは、本当に長い距離でノックを受ける「下手っぴぃチーム」と・・・・

割と短い距離でノックを受ける「もっと下手っぴぃチーム」です。


一人だけグラウンドに立っているのがカットマン。
外野からの返球を受ける内野手です。

で、実際にノックを受ける外野手は、体育館の前にあるサッカゴールの隣辺りで構えております。

ここで重要な事は打球の判断。
外野から見ると、打球がどこに落ちるのか本当に判断が難しいんですよ。

でも、それよりも大変なのはカットマン。
カットする位置を決める為には、外野手がどこでボールに追いつくか、どの辺りまで返球できるかを瞬時に判断しなくてなりません。


カットォ~ッ!

外野からのボールを呼ぶカットマン。

ここでは大きな声を出す事がプレーの重要な要素なのです。

初めて野球をやる子供にとって、この練習はとっても効果がありますね♪
何しろ自分の所に来たボールだけを捕れば良いと思っていた子供は、打球に応じて自ら動くと言う事を勉強する事になります。


それにしても、この日は本当に寒い日。

一度汗をかいているだけに、かえって身体が冷える事が心配されます。
練習が始まったから、もう走らないで済むと思ったら大間違いなのでした・・・・