インテリジェント ワークス

子供達との泣き笑い

医食同源

2007年01月31日 | 耳寄り情報

今日、明日と東京地方は比較的温かいようですが、2月の中旬には例年「寒の戻り」が有ります。

前回の練習時のように、また朝晩は寒くなりますね。


今日は新年会でも多数のリクエストを頂いた「生姜の効能」について御説明申し上げます。


生姜の成分はジンゲロン、ショウガオール、ジンゲベレン等で構成されており、消化促進、食欲増進、胃を整える等の作用が有名です。

でも敢えてHei成塾で生姜を取り上げるのには理由が有りますよ。


生姜は体内の保温効果があるだけで無く、風邪、腹痛、下痢、冷え性、夜尿症にまで効果を発揮します。
これは毛細血管を広げる作用が働くので、寒い日にお出かけ前に1杯飲むだけで身体中が温かくなるんですね。

早朝に子供達を家から送り出す際に、冷え性のお母さんがお休み前に、このスープを1杯飲むと充分に役に立ってくれますから是非ともお試し下さい。

それと肝機能も向上します。
お酒を飲み過ぎのお父さんにも是非ともお薦め下さい。


とは言っても、身体に良いだけでは子供もお父さんもなかなか口にしてはくれません。
問題はどのように調理して、どのように味付けするかですね。
世のお母さん達は反省するように・・・・


さて、それでは生姜を使った簡単レシピを御紹介。


まずは生姜をよく水洗いします。

生姜は元々が根っこですから、綺麗に洗ってから使わなくちゃ駄目ですよ。
特に中国産は土が付いている事が多いです。


次にスライス。

これは生姜の表面積を増やすために行います。
ここまで出来たら料理の80%は完成です♪


お水を張ったお鍋にスライスした生姜を入れて火にかけます。

後は沸騰するのを待つだけ。


沸騰したら火を止めます。

ここで多少煮込んでも問題は有りませんが、ガスが無駄なので火を止めましょう。
後は少しこのまま放置しておきます。
この放置時間が長ければ長いほど、御出汁の味は辛くなり効果も上がる様子です。

但し、初めての子供には辛すぎると敬遠されるので、始めは沸騰したらすぐの段階で味付けして上げて下さい。
辛子やわさびの辛さと違って、子供でも意外と早く慣れますよ。


写真は5分間放置した後に生姜を取り出したもの。

これでも充分に生姜の色が付いていますね。
家の中は生姜の香りが充満しています。

この味付け前の段階で、焼酎などを割って飲んでみても結構です。
翌日は二日酔いがほとんど有りません。


味付けは飲み易くする為に鶏がらスープに仕上げます。
本当の鶏がらを使っても良いのですが、今回はお手軽に市販の鶏がらスープの素。


塾長が愛用しているのは味覇(ウェイパー)です。

えびす屋でも売っていますね♪
他の鶏がらスープの素と比較すると多少高めですが、仕上がりの味は抜群です。
少し塩分が入っていますので、味付けの際は考慮して下さいね。


中身はこんな感じ。

練り状なので湿気にも強く、缶を開けてからも長持ちします。
塾長はほぼ毎日のように使いますが、この分量で2か月分くらい?


先ほどのお鍋の量なら、カレースプーンで1杯すくう程度で大丈夫。

これで充分に鶏がらスープとなります。
後は軽く塩コショウで味を調えて下さい。

寒い日に外出する際は、水筒にこのスープを入れておくと防寒対策になりますよ。
ディズニーランド等の待ち時間にはお薦めですね。


で、今日は溶き玉子とわかめで仕上げてみました。

晩御飯のお味噌汁の変わりに用意すると、冷え性のお母さんの寝つきが変わります。


いただきま~す♪

次回のHei成塾の開催日には、出掛ける前の子供に是非とも1杯飲ませて上げて下さい。

身体中がポカポカして、筋肉が柔らかくなるだけで無く、風邪の予防にも繋がります。
これに葱を入れると、風邪の治りも早くなる他、喉の痛みも緩和されますね。




スーパで納豆を買い漁るよりも、効果は有りますからお試し下さい♪