そういえば、こっち側から見た玄関の写真、載せてなかったっけ。赤いドアと表札以外は特にこだわらなくて(お金もかけてなくて)、全部S建さんにお任せだった。ポストも赤にしようかとも思ったが、表札より目立つといけないのでやめた。
じつは、玄関にこんなしっかりした屋根がつくとは最初思っていなかった。よく、壁面に板みたいな雨よけがぺらっと飛び出しているだけのタイプを雑誌で見たりするけれど、ああいうのはいやだと思っていたものの、鍵を開けるときに濡れなければOKくらいの気持ちだった。
それが、柱まである立派な玄関にしてもらって、びっくり。このあたり、いかにS建さん任せ、というより、社長さん任せだったか、わかるというものだ。
玄関の右手には何もなくて殺風景なので、自分で木を植えようかと思っている。今のところ候補はシマトネリコ。
駐車スペースのコンクリートのうち、玄関に通じる人の通り道にリーフレンガを貼ってもらった。完成見学会の朝、みんなで意見を出し合いながら並べたものをHさんが写真に撮って、そのとおりに再現されたものだ。
モルタル(?)から染み出した水が模様を作っていて、枝のように見える。これは洗い落とすのだろうけど、このままでもおもしろいような(笑)。
問題は、このレンガの耐久性だ。重みがかかる場所への施工は勧めないとあったのを承知で、わたしが使ったのだ。コンクリートは乾くとだんだん縮むが、そのときレンガとの間にすき間ができると、上に乗ったとき割れやすくなる。また、レンガの中には細かな空洞があるが、そこにしみこんだ水が凍ると、ひび割れのもとになる。そういうわけで、これが吉とでるか凶とでるか、ドキドキものなのだ。
庭のほぼ中央、ウッドデッキを切り取った一角(写真の手前部分)にハナミズキを植えてもらうことになっている。でも、木のためにはもう少し涼しくなってからのほうがいいそうで、入居後の10月、飛び石とともに施工してもらうことになった。
ところで、うちの土地は道路より高くなっている。ウッドデッキはそれよりさらに高いので、ウッドデッキに立つと、まるで舞台に立って見下ろしているような感じがする。ハナミズキが大きくなって葉が茂っても、東側はさえぎるものがなにもなく、ここでお茶するのはちょっと勇気がいるかも。さしあたっては、ガーデンパラソルをちょっと傾けて目隠しに……
わたしは花を育てる才能がない。ずっとそう思ってたけど、じっさいのところ、土のことも日照のことも何も考えずに、ただやみくもに植えてたからだめだったのかもしれない。ということで、一から勉強してみようと思って、ガーデニング入門書を買ってきた。
新居の庭の土は、農業に詳しい伯母もS建の社長さんも、とてもいい土だと言っている。それに日当たりもいい。せっかくだから、ウッドデッキを取り巻くようにいろんな草花を植えてみようと思う。
それから、石垣島で寄ったハーブティーのお店のように、庭から取ってきたフレッシュハーブでお茶を淹れるというのもぜひやってみたい。新居を訪問予定のみなさん、来年の夏をお楽しみに!
ネットショップで注文したレンガが届いた。Hさんと出した必要な枚数は10枚だが、運送途中で破損していた場合、再度送ってもらっていたら工事に間に合わないから、余分に取り寄せておいたほうがいいというアドバイスにしたがって、赤茶とベージュを6枚ずつ。幸い破損したものはなかった。せっかくなので、全部貼ってもらおうかな。
手作りだから、形も模様もひとつひとつちがう。素朴でいい感じ。1枚の長さは約20センチ。もう少し早く思いついてたら、階段には小型のほうを貼ってもらったのに。耐久性があるといいんだけど。