クリスマスローズを植えたい場所ができたので、1ポット買ってきた。
今度はピンクがいいなと思っていたところ、そのものずばり
〝サクラ〟という名がついた株があったのでこれに決めた。
今冬は咲かないと思うが、その代わり1年前に植えた黄花と
セミダブル・ピコティが今年は咲くはずなので楽しみだ。
図書館で借りてきて今読んでいる本に、ところどころ書き込みがある。
落書きではないが、漢字で書くとちょっとむずかしい言葉の横に
その漢字が書いてあるのだ。「しかめる」「さらう」「あえて」等。
漢字が書けることをひけらかしたいのかもしれないが、余計なお世話だ。
そういうことは自分で漢字ドリルでも買ってきてやればいいというもの。
幸い鉛筆書きだったので、すべて消してやった。
これは時代小説なので、現代小説よりは漢字で書いてある言葉が多い。
ほとんど読める字ばかりなのだが、いちおう難しい字にはふりがながふってある。
それより、わたしがふりがなをふってほしいと切実に思うのは、
現代小説に出てくる名前の方だ。初出時にはふりがなをふってあるが、
2度目に出てくるときはふってない。これ、なんて読むんだっけ?と
初出の個所を探すことも1度や2度ではない。
以前はそういう変わった名前は小説の中だけのことだったが、
最近は現実の世界でも読めない名前のオンパレードになってきた。
漢字を見て適当に予想して「**さーん」と呼んでも、
当人は自分のことではないと思って知らん顔という場面が
今後はどんどん増えそうな気配だ。