FPの家で暮らす

ストレスフリーなFPの家で ひとり暮らし満喫

愛岐トンネル群 秋の特別公開

2018-11-28 16:30:04 | 

愛岐トンネル群の秋の特別公開で春日井市まで行ってきた。
これは旧国鉄中央線が高蔵寺~多治見間で廃線になったのにともなって、
いつしか藪の中に埋もれてしまったのを半年かけて見つけ出し、
安全に歩けるように市民グループが整備したものだ。
経済産業省の近代化産業遺産に認定され、国の登録有形文化財にも認定されている。

最寄り駅の定光寺駅近くには駐車場がないので、少し離れた定光寺公園に車を止めて
そこから15分歩いた。しかし、定光寺公園から定光寺駅まではず~っと長い下り坂。
これは帰りがきついなと思いながら歩いていったが、実際、帰途はぐったり!

駅手前の橋から。
このあたりでは土岐川と呼ばれているが、下流では庄内川となる。

左手の岸の高いところをJRの新線が走っている。
高所にある定光寺駅に上る長い階段がわかると思う。
旧線はそれより川岸に近い低いところを走っていた。

川に沿って駅から上流へ300m進むとトンネル入り口だ。

実際は人が次々にSLののれんをくぐっていくので、人がいない写真を撮るのは大変だった。


高蔵寺~多治見間にトンネルは全部で13あったそうだが、今のところ
3号から6号トンネルの4つが公開されている。
保険料と会場整備費として100円を支払う。
維持の手間を考えればもっと徴収してもいいように思えるけど。

トンネル内。

ここは少し照明もあるが、一番長い(333m)6号トンネルなど
少し中へ入ると真の闇だ。懐中電灯、必携。
それに、トンネル内は線路のようなバラスト敷きなので、けっこう歩きにくい。

トンネルのレンガにはSLのなごりの煤も残る。


トンネルとトンネルの間の遊歩道にはモミジが多く、紅葉が楽しめる。


この4号トンネルを出たところにある大モミジはなかでもゴージャスだった。


見る角度によって、3本にも、4本にも、5本にも見えることから
三四五の大モミジと呼ばれている。


大きく張り出した枝。


5号トンネル。


その手前にある奇岩・ゴリラ岩。シャバーニ岩とも。


6号トンネル入り口。ここでは、トンネル強度を増すための、地面の下のインバート構造が
わかるように地中まで掘りすすめられている。


各トンネルの間には、こんな駅名標識が立てられている。

これは最後の6号トンネルを出たところのもの。
ここはちょうど愛知県と岐阜県との県境。
7号トンネルから14号トンネルは岐阜県多治見市になる。
そのため、多治見市に共同で整備・管理しようと働きかけているそうだが、
関心を持ってもらえなくて、この標識の文言になっている(笑)

片道1.7キロ。往復2時間。写真を撮りながらゆっくり歩いても2時間20分だった。
わたしは9時半の開門直後に入ったが、出るころ、お昼近くには大変な人出だった。
今や春と秋合わせて18万人が訪れるそう。


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市内の黄葉

2018-11-25 12:28:17 | 日常のスケッチ

市内の街路樹のイチョウもきれいに黄葉している。


反対側を見ても――


数年前はもっとみごとだったが、落ち葉対策で剪定するようになって、
ボリュームがなくなってしまった。それでも、去年の今頃は丸坊主だったのが、
今年は剪定しなかったので、なかなかにきれいだ。
美観と地元住民の手間との兼ね合いがむずかしい。


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地盤の揺れやすさがわかるサイト

2018-11-22 15:57:24 | 住み心地

今の家を建てたとき、地盤を調べるサイトでチェックした。
でも、当時は色分けされた地図上で、だいたいこのあたりだろうと分かるだけだった。
地図自体、縮尺がけっこう小さかった。

でも、今では住所を入力すると、その土地の揺れやすさが数値で出るようになった。
こちらのサイト

うちの住所を入れてみたら――

かなり揺れにくい数値と出た。


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修道院と モザイクタイルミュージアム

2018-11-20 14:45:48 | 

多治見への日帰りドライブの続き。
永保寺の次に立ち寄ったのは多治見修道院。永保寺から車で15分ほど。

周囲を広いブドウ畑に囲まれて、白い壁、オレンジ色の屋根が絵になる。
ここで醸造されたワインは修道院ワインとして販売されており、
11月初めのワインフェスタの折には多くの人が訪れるそう。



聖堂内のたくさんのフレスコ画が目を惹く。ステンドグラスの方はシンプルなデザイン。


ドーム天井の祭壇。




祭壇の反対側にはパイプオルガンが。


帰りがけになってようやく二人連れが入ってきたが、静かで落ち着く空間だ。

そのあと、本町オリベストリートへ行ってみた。

散策用の地図もあって、前に訪れた岩村城下町のような古い町並みを期待したのだが、
ちょっと期待はずれだった。骨董店や陶磁器店がいくつかとカフェや食事処がメイン。
なにより、オリベストリートというのが一方通行の狭い道で、
それは岩村商店街とて同様なのだが、こちらは車がけっこう速いスピードで
ビュンビュン通っていくことだ。のんびり散策という雰囲気ではなかった。

こちらの階段の陶器のオブジェ、こんなのがもっと町のそこここにあったらいいのに。


最後に、多治見市モザイクタイルミュージアムを訪れた。
ここはまず建物がユニークですてき。

タイルの原料を掘り出す粘土山を表現しているそう。

妖精の家の入り口みたいなかわいいドアと窓。


まず4階まで上がってから、順に下りてくるという順路になっている。
タイルのカーテン。


タイル絵のコレクション。


とても目を惹くタイルカー。

窓までタイルで覆われているんじゃ、走れないなー。


というわけで、永保寺以外は紅葉とは無縁だった。


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虎渓山永保寺の紅葉

2018-11-19 13:26:22 | 

どこかへ紅葉を撮りに行きたいと思い、選んだのは虎渓山永保寺だった。
岐阜県多治見市にある。多治見と言えば日本で一番暑い町だが秋なら平気だ。
中央道を走ると虎渓山PAはおなじみの名だが、ここだったのか。

通常は45分くらいで行けるようだが、ちょうど朝の渋滞時間だったので、
1時間かかって8時半に到着した。寺へ向かう坂道から――

観音堂の屋根が見える。

国宝観音堂は室町時代に建てられたそう。

朝早いせいか、わたしのほかには2人ほどしかいない。

心字池と無際橋。


心字池の反対側から見た観音堂。


モミジはそれほど多いわけではないが、池への写り込みが美しい。




モミジの紅葉はピークを少し過ぎていたが、大イチョウはまだほとんどが緑。


このイチョウは樹齢700年で、太くどっしりとした幹が印象的。


こちらに紅葉は写っていないが、この日撮ったなかで一番気に入っている写真。


上に六角堂をいただく梵音巌が心字池に映っていて、『星の王子様』に出てくる星のひとつのようだ。


苔に散ったモミジと逆さ六角堂。


1時間ちょっといて、帰るころには20人くらいに増えていたろうか。
それでも、広い敷地内にはまばらで、あまり人出のない所なのかなと思いつつ駐車場へ。
すると、駐車場への道すがら、3組ものツアー客とすれ違った。
しかも、駐車場にはさらに2台のバスが入ろうとしていた!
早く来て、人のいない時に写真が撮れて、ほんとラッキーだった。


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