FPの家で暮らす

ストレスフリーなFPの家で ひとり暮らし満喫

帰国 & サプリの効用

2012-01-14 09:43:38 | ハワイ旅行

ハワイ最終日は4時半にモーニングコールを頼んであったが、
わたしはそれより早く4時15分に目が覚めていた。
6時ごろホテルを出て、少し迷ったすえ(自分で決めていたルートを
走ればよかったのに、ナビの言うことを聞いて曲がったのがいけなかった)
空港近くのレンタカー会社で車を返し、レンタカー会社のシャトルバスで
空港に着いたのが7時少し前だった。ホノルルへの便は8時45分発だ。

思えば出発前には、右側通行の外国で車を運転するのはドキドキものだったが、
ハワイ島のタクシーは少ないうえに高いし、公共交通も整備されていないから、
レンタカーを借りた方がいいとケンに言われてそうした。
結果的に、レンタカーがあったおかげで、気軽に食事に出かけたり、
買い物に行ったりできた。とはいえ、世界で一番運転しやすいハワイ島だったから
できたことで、ほかの国では今でも運転する自信はないけど。

余談だが、左ハンドルに慣れていない最初のうちは、車に乗ろうとして
わたしは右側、娘は左側のドアへついつい回ってしまい、苦笑いしたものだ。
それに、アメリカ車のリモコンキーには日本車のキーにない
警報を鳴らすボタンがあるのだが、初めはそれを知らずに押してしまい、
警報が鳴っても理由がわからずにあたふたしてしまった。

さて往きはホノルル空港でたくさん待たされたが、帰りは1時間半ですんだ。
成田には予定より25分も早い午後2時45分に着いた。
娘とはそこで別れ、わたしはさらに飛行機を乗り継いでセントレアへ。
こちらはだれかが遅刻して15分ほど遅れて離陸。到着も同じだけ遅れた。
家に着いたのは午後8時ごろだった。長く飛行機に乗ることになるため、
体力がもつかなと旅行前は心配だったが、案外元気だった。

今の新居に引っ越してから、家がすごく快適だしペンションみたいにおしゃれだし
ってことで、ずっと旅行なんてしなくてもいいという気分だったけど、
今回ハワイへ行ってみて、たまには旅行するのもいいなと思うようになった。
南の島にはまた行ってみたいし、それ以外ならたとえばイギリス・ガーデン紀行とか。
もっと身近なところでは、北海道ガーデン街道を走ってみるのもいいなあ。

ところで、今回、短い旅行のあいだくらいなら必要ないだろうと思い、
いつも飲んでいるサプリを持っていかなかった。そうしたら、
帰宅した次の日、何もしていないのに手の指や足の筋肉がつるのだ。
こんなことはサプリを飲み始めて以来なかったことで、
あきらかにカルシウム不足のせいだ。ハワイ滞在中は、マルチミネラルを
飲んでいなかっただけでなく、家では毎日飲んでいる
牛乳やヨーグルトもまったく摂っていなかった。
その証拠に、元のようにカルシウムを摂る生活に戻ったら、
手足がつる症状はすぐに消えた。サプリはもうかなり長く摂っているが、
摂っているからといってこれまでは特に効果を実感していたわけではなかった。
でも、摂らなくなっててきめんに表れた症状からして、
じつは大きな効果を及ぼしていたのだとわかったのは収穫だった。


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ハワイ滞在4日目

2012-01-13 09:28:12 | ハワイ旅行

4日目は「野生のイルカ シュノーケリングクルーズ」に参加した。
今回はホテルに迎えにきてもらうプランではなく、カイルアコナの集合場所へ
レンタカーを運転してでかけた。終わったあと、そこで着替えて食事したり
ショッピングしたりしようと思ったからだ。でも、潮で体や髪がべたべたして
気持ち悪かったので、けっきょくいったんホテルへ戻ることにしてしまったのだが。

これが乗ったボート。申し込んだときにサイズを伝えてあるので、
すでにわたしたちにフィットするウェットスーツ、フィンなどが用意されていた。
ウェットスーツを着るのは初めてだが、着心地はそんなに悪くなかった。


ボートに乗り込むと、海岸沿いにまっすぐ北をめざした。
イルカの群れを見つけたら、そこで海に入る。
泳ぎに自信がない人にはチューブが用意されている。


イルカは5匹前後のグループで、かなりのスピードで泳ぎ過ぎていく。
そういうグループが、右を過ぎ、左を過ぎ、下を過ぎ……という感じで
それこそ何十匹もいる。通り過ぎた群れをボートで追い越した先で
海に入って待ちかまえ、もう一度遭遇したりもした。

海面に出た瞬間を写真に捕えるのはなかなかむずかしい。
 

ジャンプするイルカ。


別の場所ではマンタがいた。こちらはイルカと違ってゆったり泳いでいるので、
上の方からじっくり眺めることができた。

写真を撮ることができなかったが、クジラも見ることができた。
クジラは冬にハワイ近海へやってきて、ベストシーズンは2、3月だが、
運がいいと今ごろでも見られる。わたしたちが見たのは2歳くらいの
赤ちゃんクジラだったが、海面に頭を出して潮を吹いたり、尾を跳ね上げたりしていた。

12時ごろハーバーへ戻って解散したが、先に書いたようにいったん
ホテルへ戻り、シャワーをあびてすっきりしてから、あらためて
カイルアコナの町へ買い物に出かけた。

日本では観葉植物として売られているフィロデンドロン類やクロトンが
地植えで育っていて、しかもここでははるかに大きい。

カイルアコナのランドマーク、モクアイカウア教会。


夜はふたたびケン夫妻と会って食事。最初に会った日はお休みだったマナゴ・ホテルの
レストランへ行った。ここは日系移民によって始められ、現在は3代目だが、
レトロというかなんというか、和風旅館とはまた違うふしぎな雰囲気がある。
レストランも、レストランというよりは食堂と呼んだ方が似合いそうだ。

レストランはお客さんがひっきりなしだが、観光客より地元の人が多いようだった。
ごはんは大きなボウルで供され、そこから取り分ける。
ごはんといっしょに出てきたのは、ポテトサラダ、ちょっと変わった味付けの春雨、
そして、日本で食べるのとほとんど変わらない金時豆の煮豆!
日系とはいえ、料理の量はハワイ化されていて、わたしと娘は魚料理と肉料理を
1皿ずつ取って分けたのだが、どちらか片方だけでよかったと思うほどだった。
しかも、ポークソテーは超硬い。ハワイの人たちはたくさん食べるだけでなく、
歯もじょうぶなようだ。

マナゴ・ホテルには1室だけ、畳敷きで日本風の風呂がついた部屋があり、
これがアメリカ人旅行者には大人気なのだという。
去年の秋、「フルーツハンター」のドキュメンタリーを撮影したとき
(NHKで今年の暮れか来年に放送予定)1日はこのマナゴ・ホテルの
調理場を借り切って撮影を行ったそう。そして、出演のために
ハワイにやってきたビル・プルマンに、ケンはここのジャパニーズ・ルームに
泊まるよう薦めて、じっさい彼は泊まっていったそうだ。

余談だが、そのあとカリフォルニアでの撮影時には、ケンは奥さんといっしょに
ビル・プルマン邸に1週間ほど泊めてもらったと言っていた。
(プルマン邸は例のハリウッド・サインの少し下に位置するそう)
なんてうらやしましい! なにしろわたしは、「インディペンデンス・デイ」では
大統領役のビルが一番好きだったのだから。

食事のあと、もう一度家に来る?と誘われたけど、次の朝は早い出発だったので、
この日はそのままホテルへ戻った。短い滞在だったが、なんだかずいぶん長く
ハワイにいるような気がしてならなかった。


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ハワイ滞在3日目 その2

2012-01-12 10:07:17 | ハワイ旅行

キラウエア火山国立公園に入って、チェーン・オブ・クレーターズ・ロードを
走っていくと、途中には古いクレーター(火口)がいくつかある。
これもそのひとつで、向こう半分は低めの温度の溶岩が、手前半分は
高めの温度の溶岩が噴出したため、表面の質感が違っている。


道路は一部溶岩を削って作られ、切通しのようになっている個所もある。

この道路に並行して走っていた古い道路が見える個所もあった。
ほんの数メートルを残して、その前後は溶岩に埋まってしまっていた。
わたしたちが走った道路も次の大噴火で埋まるかもしれないのだ。

チェーン・オブ・クレーターズ・ロードが海にぶつかったところの溶岩平原で、
夕食のお弁当を食べた。ロコモコを考案したことで有名なカフェ100のお弁当だった。
ちなみに、この道路は海岸沿いをしばらく進んだところで、行き止まりになっている。
一番最近の噴火(1983年に始まり今も続いている)で埋まってしまったそうだ。

時刻は午後4時過ぎだったが、暑くも寒くもなく、ピクニックには最適な気候だった。
荒涼とした真っ黒な溶岩平原。


足場が悪いところもけっこうあり、かなり深いクレバスもあった。

海からそそり立つ断崖には柵などなく、娘が下をのぞきこんで写真を撮っているのを
見ているだけで、高所恐怖症のわたしは怖かった。
(だからなるべく横を向いて、見ないようにしていた(笑))

溶岩の流れたあとがはっきりとわかる。


はじめは不毛な溶岩平原も、やがて植物が生い茂るようになる。
人の背丈より高いシダが密生する熱帯雨林。


周囲の溶岩が固まったあとも中心部だけは流れ続けてできた溶岩トンネル。


地下水が溶岩の熱で熱せられて噴出しているスチームベント。
蒸気はやけどしそうなほど熱い。


何か所も噴出しているのが見える。量は日によって違い、この日は多めだったそう。


その後、トーマス・ジャガー博物館の横から、今なお噴煙を上げている
ハレマウマウ火口を眺める。夕暮れ時だったので、赤い色がきれいだった。

火口は直径1キロ、深さ85メートルあるが、広大なキラウエア・カルデラには
このサイズの火口が10個ほど入りそうだ。

博物館内部には、いろいろな地点に設置された地震計のデータがリアルタイムで
表示されていた。絶えず揺れている個所もあれば、平坦な線が続いている個所も
あった。これは去年の3月11日の記録だ。日本の揺れはハワイでも観測されていた。


このあと、いったんヒロまで戻ってから、マウナケアとマウナロアのあいだを抜けて
ハワイ島を横断するサドル・ロードを走り、空の晴れた場所で星を眺めるはずだった。
けれど、行けども行けども空は雲におおわれていて、けっきょく島の西側に達するまで
星空を眺められる場所はなかった。全天が雲におおわれている日は確率では2割だそう。
わたしたちはそのアンラッキーな2割だった。でも、車で走っているあいだは
雨が降っていても、降りて歩くときはいつもやんでいたんので、その点ではラッキー
だったともいえる。1番にピックアップされたわたしたちは、降りるのも最後になって、
ホテルに着いたのは午後9時過ぎだった。1日で500キロ走った。


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ハワイ滞在3日目 その1

2012-01-11 10:38:13 | ハワイ旅行

3日目は「世界遺産キラウエア火山国立公園と星空観測ツアー」に参加した。
10時45分にホテルに迎えが来て、一路北へ向かって走り、
ワイコロア地区の参加者を順にピックアップしていく。
日本語のツアーなので、10人ほどの参加者は全員日本人だ。

島の北を回って東側に入ると、時折雨がぱらつくようになる。
1時少し前にTEXドライブインに到着。ハワイ名物揚げパン〝マラサダ〟と
コーヒーで一休みする。少しもっちりした、ふかふかの揚げパンで、
なかなかおいしく、ひとつでお腹いっぱいになった。
店内ではマラサダを作っているところがガラス越しに見られる。


そこから少し走るとヒロの町に入る。カメハメハ大王像の前で記念撮影。


2時ごろビッグ・アイランド・キャンディーズに到着した。

ここは全米ネット・アンケートで5本の指に入る名店だそう。
大量に出荷すると品質管理ができなくなるという理由で、
空港や町のおみやげ屋さんでは売っておらず、製品はここのお店でしか買えない。
夏ごろ見たBSの番組でも紹介されていて、ツアーの順路に入っているのを
知ったときはうれしかった。上の娘や、英語クラスのみんなへのおみやげに
ショートブレッドやブラウニー、チョコレート、それに2千フィートの深海から
くみあげた海水で作ったミネラルたっぷりの塩などを買い込んだ。
日本へ戻ってからさっそく食べてみたが、すごくおいしくてもっとたくさん
買えばよかったと思った。これがブラウニー。


製造工場とはガラスで仕切られていて、売り場側から見ることができるが、
お店に入るとまず豪華なディスプレイに目を奪われる。


BSの番組で見たディスプレイは違っていたので、定期的に模様替えしているようだ。
ミッツ・マングローブそっくりの顔をした人魚の人形がすてきだった。


このあと、いよいよキラウェア火山に向かうが、長くなったので続きは明日に。


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ハワイ滞在2日目 その2

2012-01-10 07:53:49 | ハワイ旅行

次に訪れたのはプウホヌア・オ・ホナウナウ国立歴史公園。
ハワイ語で「逃れの場」という意味で、駆け込み寺のような存在だったそう。


↑復元された神殿(ヘイアウ)のまわりには神像(ティキ)↓が並んでいる。


王族専用の上陸浜。運がいいとウミガメが見られるという。


そのあとケンの友人がやっているかわいいフルーツスタンドに寄った。


こういうディスプレイ棚が2つあり、カウンター周囲にもいろいろ陳列。
オレンジやトマトなど日本でもおなじみのくだものもあるが、
中段左のでこぼこした緑色のくだものは見たことがない。

ケンはキンカンはあるかとたずねて、在庫すべてを買い占めていた。
ハワイでキンカンとは……ちょっと意外な気が。

ここでわたしはパッションフルーツのスムージーをいただいた。
お店ではケンが撮影したフルーツの絵葉書も売っていた。

4時半過ぎケンの家に戻り、置いてあったレンタカーに乗り換えてホテルに戻る。
外食するほどお腹ががすいていなかったので、ホテルに近いショッピングセンターで
軽めの食料などを調達した。外国のショッピングセンターというのは、
並んでいる商品を眺めるだけでも楽しい。日系人が多くいるハワイだから
お正月用鏡餅パックも並んでいたりする。レジでのカードの処理の仕方が日本と違って
とまどった。でも、2日後、同じ敷地内にあるドラッグストアで買い物したら、
そこでの処理の仕方はまた違ったので、これは場数を踏むしかないかも。

ケンはハワイ・コミュニティー・カレッジの学生たちを指導して、
いっしょにフルーツを加工した製品を作っており、それらジャムや
マンゴ・ソース、パッションフルーツ・シロップなどの加工品を
おみやげにもらったが、そのほか、フレッシュなみかんやバナナや
アボカド、そしてスターフルーツもいくつかもらった。


スターフルーツを食べるのは初めてじゃないかと思う。
(もしかしたら何かの盛り合わせに1切れ載っていたことがあるかもしれないが)
ホテルの部屋で薄切りにして食べたが、断面はまさに星形でかわいらしい。
味はアメリカ産の皮ごと食べられるブドウに似ている気がした。


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