ぎっくり腰になってしまった。
きっかけは冷蔵庫の野菜室に向けて、なにげなくかがみこんだとき。
まだ何も持ち上げていないのに、腰にとつぜん痛みが走ったのだった。
ぎっくり腰というのは、腰への負担が蓄積していき、あるときふいに、
くしゃみをしただけでも発症するらしい。
原因は想像がつく。
仕事でときどき、冷凍庫から10キロのドライアイスを取り出すことがある。
(この会社ではなんと、これも事務の仕事なのだ!)
日に1回のこともあるし、3、4回のこともある。
やりながら、いつも、腰に来るなあと思っていた。
この仕事の面接を受けたとき、前に軽いぎっくり腰になったことがあるので
力仕事は免除してほしいと伝えてあった。そして、最初のうちは他の人が
やってくれていたのだが、なにせ人が少ないのに極端に忙しい職場だ。
いつのまにか頼んでも無視されるようになり、やらずにいられなくなった。
そして、ついに腰が負担に悲鳴をあげたというわけ。
発症した最初の夜は、痛くてあまり熟睡できなかった。
昨夜はちょっとましになったけれど、寝返りができなくて、
姿勢を変えるだけで一苦労。それと、朝、ベッドから起き上がるのがまた大変で。
体を45度くらい起こした状態で痛みが来る。
最初の日は歩くのもそろりそろりという感じだった。
ちょうど病院などで見かける老人の歩き方そのもの。
あ~あ!
今日はもう少し早く歩けるようになったものの、椅子から立ち上がるときは
まだテーブルなどに手をついてゆっくり動かないといけない。
素早く動けるということがどれほどありがたいか身にしみた。
天気がいいのにふとんも干せないし、車のワックスがけもできない。
病院から戻ったあと、会社に、ふつうに歩けるようになるまでしばらく休みますと
電話したところ、小局は、「いつまで休むの?」と聞く。
わたしとしては痛みがなくなった時点で行くつもりだったのだけど、
いつまで休むか今決めてと何度も繰り返すので、1週間後にしておいた。
早く直ったら、家でのんびりするしかないな……
庭のクリスマスローズで一番気に入っているセミダブル糸ピコが咲いた。
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