FPの家で暮らす

ストレスフリーなFPの家で ひとり暮らし満喫

恐竜王国 福井5

2024-05-31 10:53:08 | 

ここへ来るまで前置きが長かったが、いよいよ旅の目的である福井県立恐竜博物館へ。
予約時に入場時間を選択するようになっており、9時~10時にしてあった。
しかし、70歳以上は観覧料500円って、なんと安い!
地元だったら、しょっちゅう来ちゃうのに。

宿から博物館へは1時間ちょっとかかるので、8時過ぎに出た。

モニュメントの背後が本館、右側の卵形ドームが新館だ。


ここでも、遠足か修学旅行の生徒がたくさんいた。


入り口を入ると、まず長いエスカレーターでB1Fまで降りる。


そこから順に展示を見ながら上がっていく。
ここで、用意したイヤホンを装着し、スマホの解説アプリを立ち上げた。
しかし、意外にも周りで同様に解説を聞いている人をまったく見かけなかった。

展示室の中央には恐竜のスター、動くティラノロボット。


1F展示室をぐるっと俯瞰したところ。


おお、イクチオステガがいる!

ここは石炭紀のジオラマ。

なるべく順番通りに回ろうと思ったのだが、前にも後ろにも展示があり、
上から見下ろせるスロープもあったりするので、
行ったり戻ったりしているうち、解説を聞き逃した展示もあったかも。

新館の中央には福井県で発見された恐竜たちのタワー。
(ひとつは恐竜でなく鳥類だ)


ただ、新館の特別展示室は準備中で、残念ながら3面ダイノシアターも公開していなかった。

ふたたび本館に戻り、ビデオライブラリーを見ることにする。
先ほども満席だったが、今もまだ空いていなかったので、座って空くのを待つ。
幸い数分待っただけで見終わった人がいた。

見たかったのは、新聞で紹介されていたシカマイアの新着映像資料だ。
シカマイアが最初に見つかったのは、大垣市赤坂の地層。
なんだか身近に感じてしまう。

研究者のやりとりがドラマ仕立てになっていたのだが、
こういうのにありがちなクサい演技ではなく、
笑いを誘う台詞だけど、バカっぽくないというなかなかの出来だった。

入場して2時間ほど、お昼近くなっていたので、レストランに入る。
選んだのは、化石発掘オムライス。


食べているうちに、「化石発掘」というネーミングは念頭から消えていたが――

なんか出てきた!

化石の代わりにウズラ卵のフライが発掘できた。
しかし、ケチャップライスの味はいまいちだった。

旅のプランを立てていたときは、博物館の外に広がる「かつやま恐竜の森」も
回るつもりだったが、あまりゆっくりしていると、一乗谷を歩く時間がなくなってしまう。
恐竜の森はちょっと子ども向けの公園という感じもしたので、パスすることにした。

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恐竜王国 福井4

2024-05-29 14:10:09 | 

パックツアーでは、似たようなホテルに泊まることが多いが、
自分で宿を選ぶときは個性があっておもしろい宿を選んでいる。
今回は「風の杜」というところにした。
ここは元は企業の保養所だったそう。

6部屋あるが、この日の泊まり客は4組だった。

部屋は畳で、温泉宿のような感じ。
ユニットバスじゃなく、トイレと独立した広い洗面台があるのがいい。
お風呂は大浴場と小浴場があるが、洗い場の広さの違いだけで、
浴槽も露天風呂もサイズは同じだ。
どちらに入る場合も、鍵をかけてひとりで使っていいのだった。


東尋坊温泉という温泉で、夜と朝、2度入ったけれど、すごく快適だった。


わたしは夕食と朝食の2食付プランにしたのだが、
夕食はホテルのレストランではなく、外で食べるようになっている。
いわゆる宿食分離というシステムだ。
素泊まりで、自分たちで好きなレストランへ行くのとはまた違う。
ホテル側がレストランまで送迎してくれて、支払いもホテル代に含まれているのだ。

提携しているレストランはいくつかあるが、わたしはフレンチを選んだので
「おやじのキッチン てつ」というところへ連れて行ってもらった。
もう少しあとの時間には予約が入っていたらしいが、
わたしが食べているあいだは、客はわたしひとり。
貸切状態で、カウンターでおしゃべりなどしながらいただいた。

フレンチのコース料理とはいえ、通常のコースの変化球という感じ。
最初に出てきたサラダにしても、野菜以上にチキンロールにボリュームがあった。


ツブ貝と椎茸のソテーにはバゲットが添えられていたし、
バジリコスパにはホタルイカが載っていた。
スズキのソテーはタケノコ入りサフランリゾット付。
フォアグラの横に何が載っていたか、だけはちょっと思い出せないけど……

とにかく何皿も出てきて、ステーキの焼き加減を訊ねられたときには
おなかいっぱいでとても入りそうになかったのだ。
だから、ステーキはパスさせてもらった。
おかげで、最後のデザートまでおいしく味わうことができた。
食べ過ぎて苦しくなるなんてつまらないもんね。

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恐竜王国 福井3

2024-05-28 11:20:20 | 

次に向かったのは、越前松島水族館。

正直なところ、旅行のプランを立てる前は、この水族館の名を聞いたことはなかった。
全国的に有名でもないし、まあ、普通のご当地水族館だろうと思っていた。

他の水族館と少し変わっている点は、建物がひとつではなく、
いくつかの小さい建物が敷地内に点在していること。
ちょうど動物園の獣舎を回るような感じだ。
イルカプールからそういう建物がいくつか望める。


入場してアトラクションのタイムスケジュールを見ると、
ちょうど10分後にイルカショーが始まるというタイミング。
狙ったようにぴったりではないか!

観客席には、遠足か修学旅行らしき小学生と高校生がいっぱい。

出演する2頭が観客にごあいさつ。

イルカショーは他でも見たことがあるが、ここのイルカたちはジャンプの高さがすごかった。


このあと、シアター館で、鯨と恐竜のショートムービーを見る。
それが終わると、フンボルトペンギンのお散歩と餌やりが始まる、
という感じで、アトラクションがうまく続く。

ペンギンはものすごく動きがすばやい。
ふつうに歩いているときは、ペタペタというテンポなのだが、
スタッフさんが魚を掲げて移動するのを追うときとか、
他のペンギンの口からはみ出した魚を奪うときとか、
かなりの勢いだった。

その後、各建物を見て回った。


この水族館では、生き物に触れるコーナーがけっこうあった。
お掃除魚には興味があったが、現在あまり手に寄ってきませんと但し書きがあった。
かといって、ミズダコなんて、あんまり触りたいとは思えなかった。

ウミガメの餌やりコーナーもあったが、ウミガメには触れない。
先月、黒島でウミガメに触れたのはよかったと思う。

水族館を出たときは16時過ぎていた。
1時間50分ほどいたことになる。
なかなか楽しめる水族館だった。

時間があれば、このあと、雄島に歩いて渡ろうかと思っていたが、
思いのほか歩き疲れたので、まっすぐホテルに行くことにした。
ホテルは三国にあるので、水族館から10分もかからない。
予約したときに伝えたチェックインタイムにちょうど着いた。

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恐竜王国 福井2

2024-05-26 15:49:46 | 

最初に向かったのは東尋坊。
ベタな観光地だが、これまで福井へ来たことはあるのに、訪れたことはなかった。

気持ちのいい晴天で、それほど暑くもなかった。

雄島がすぐそこに見える。

まずは東尋坊観光遊覧船に乗る。
その乗り場というのが、とても急な階段を降りた先なのだ。
バリアフリーには縁遠い観光地だ。


海上から眺めた東尋坊


まずは雄島を目指す。

こちらの柱状節理もなかなかのものだ。

東尋坊に沿って進んだあと、矢印で示した大池という一番深い切れ込み部分に入る。


高さ25mの断崖に囲まれていて、海がとても静かな時しか侵入できないそう。


東尋坊の右手の方まで行って戻り、約30分のクルーズだった。

有名な場所だけど、自分の目で見るのはやはりいい。

東尋坊の模型があったが、柱状節理の丸い断面が恐竜の皮膚を思わせた。


敦賀で軽く食べ損ねたので、福井駅でおにぎり弁当を買ってあった。
東尋坊商店街は半分ほどがシャッターを下ろしていたし、
開いている店は、トウモロコシやイカを焼いて売っているところがほとんど。
おにぎりを買っていったのは正解だった。

東尋坊を見下ろす草の上にすわっておにぎりを食べた。
ところが、しばらくすると、怪しげな影が――
そう言えば、トンビに注意という看板が出てたっけ。

テレビのニュースでも、手に持っていた食べ物をトンビに取られる場面を見たことがある。
幸い背後は高くなっていたので、後ろから襲われる心配はない。
それで、帽子でおにぎりを隠しながら食べた。
トンビはまもなく諦めて飛び去ったのだった。

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恐竜王国 福井1

2024-05-25 14:24:02 | 

福井へ1泊旅行に行ってきた。
前から一度行きたいと思っていた恐竜博物館。
そこに去年新館ができ、本館もリニューアルしたと聞いて、行くなら今!と思ったのだ。

リニューアルしたのは、もちろん北陸新幹線の開業に合わせてのことだ。
しかし、そのおかげで、岐阜から福井へ行くには前より不便になってしまった。
前は、岐阜から福井まで特急しらさぎで行けたのに、
現在は敦賀止まりになって、乗り換えが必要となった。
その乗り換えるローカル線、ハピラインふくいとの連絡も非常に悪い。
9時27分に着くしらさぎだと、45分も待ち時間があるのだ。

そんなわけで、敦賀で改札を出て、軽く何か食べようと思ったのだが――

改札で止められてしまった。
JR東海で乗って、JR西日本で降りることはできないというのだ。
えー、新幹線なら名古屋で乗って東京や大阪で降りて問題ないのに……

とにかくSuicaの入場記録を取り消しして、運賃精算することになった。
せっかくSuicaに運賃分チャージしておいたのに、精算は現金のみだそう。
また、帰途は改札を出ずにハピラインふくいから直接しらさぎに乗ってしまうから、
帰りの乗車券も今買っておくことにした。

次に、これから乗る福井までのハピラインふくいの乗車券も買う。
ところが、クレカを入れても使えませんと出る。
この券売機ときたら、ローカルなカードしか使えないんだそう。
けっきょくキャッシュで購入。
めんどくさ。

そんなこんなで、長いと思った待ち時間がすっかりつぶれた。
たまたま改札を出ようとしたからいいものの、もし出ていなかったら、
精算は福井駅でできたかもしれないが、そこで時間を取られていただろう。
そして、次の日の敦賀からの乗車券も買えなかった。
けっきょくすごくツイてたわけ。

そして、福井駅に到着!


レンタカーのお店は東口を出たところなのだが、まず西口へ。
これこれ、このモニュメントが見たくて福井駅で降りたのだから。

フクイティタンという全長10mの巨大草食恐竜。
細部まですごく作り込まれている。
駅の壁面に描かれた恐竜がまた、遠近感を生み出していてすばらしい。

わたしの学生時代、日本に恐竜はいなかったとまことしやかに言われていた。
隔世の感があるなあ。


恐竜時代に現れた哺乳類の祖先も忘れてないのがいい。


それでは、いざ、観光に出発。

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