FPの家で暮らす

ストレスフリーなFPの家で ひとり暮らし満喫

世界遺産 日光の社寺

2025-02-02 15:18:44 | 

朝、露天風呂に浸かっているときはまだ雪がちらついていたが、
ホテルを出発するころにはすっかりやんだ。
ホテルから日光東照宮までは、車で15分ほどと、とても近い。

バスを降りると、堂者引きという案内人が出迎えてくれた。
これは1655年からある制度で、江戸時代には大名でも堂者引き抜きで参拝することはできなかったそう。
この人の説明のおかげで効率的に見て回れたし、ずいぶんいろんなことを知ることができた。

世界遺産「日光の社寺」は二社一寺(日光東照宮、日光山輪王寺、日光二荒山神社)からなるが、
日光東照宮の名前が一番有名で、これに代表されるものとわたしはずっと思っていた。
時代小説で、将軍の日光社参というのがよく出てくるせいもある。
でも、じつは奈良時代に創建された輪王寺が一番古く、中心的存在だとここへ来て知った。


輪王寺の三佛堂


ここで本参りというのを体験
わたしたちがこの日最初の参拝者だということで、僧侶さまがすでに待機されていた。

(矢印の方)

中は撮影禁止なのだが、江戸時代には大名の石高によって座る場所が厳密に決められていたそう。
畳1枚前へ進むだけで10万石か、100万石か、って世界。
わたしたちのような平民がそんな場所に座って参拝しているなんて。
かつての大名たちが知ったらなんと思うだろう……

ここには、千手観音、阿弥陀如来、馬頭観音という3体のご本尊が並んでいる。
少し前に京都まで運ばれて、きれいになって帰ってきたばかりだそう。

僧侶さまの話はとても興味深かったが、おまけになかなか商売上手。
ふだんお札とかお守りとか買わないわたしだけど、「鬼門除」というお札を勢いで買ってしまった。
日光ではお札も派手だ。

今は、部屋の北東角に掛けてある。
これで、今年1年(明日から来年の節分まで)悪いことは起こらないだろう。
    ↑
  なにぶん信じやすい質なもので

輪王寺のあとは、東照宮を参拝。


有名な三猿は神馬の厩舎の外側を飾っている。
これまで「見ざる、聞かざる、言わざる」しか知らなかったが、
これは人の一生を猿の姿で描いた8枚のうちの1枚だった。


きらびやかな陽明門

入るときは曇っていたのでそれほどではなかったが、
出るとき日が顔を出したら、金色の輝きがまばゆいほどだった。

これも有名な眠り猫


あと鳴龍というのもある。
本地堂という建物の中のある場所でだけ拍子木がものすごくよく響くのだ。
少し位置をずらすとまったく響かず、違いは明らか。
前夜に雪が降ったせいで、この日はとりわけ音がいいということだった。

案内人さんと別れたあと、五重塔の心柱を特別公開していたので入ってみた。
この制震システムは東京スカイツリーに応用されたそう。
のぞいてみると、心柱はたしかに礎石から浮いていた。

全部見るには半日以上かかると言われる日光世界遺産。
短い滞在時間でわたしが見たのはほんの一部でしかない。
とまれ、今回の旅で一番印象的だったのは、雪の降りしきる露天風呂だったな……

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TAOYA日光霧降に泊まる

2025-01-28 16:31:07 | 

予定表では、ホテルには16:30に到着することになっていたが、
それより早く、16時前にもう着いた。
部屋に荷物を置いて、まず1Fの暖炉ラウンジへ。
この暖炉の左手に、フリードリンクのコーナーがある。


セルフサービスでカフェラテを1杯。
コーヒーのほかにソフトドリンクやアルコールもある。
ナッツやチョコレートも置いてあった。
アルコール好きにはたまらないだろう。

ソフトクリーム・サーバーもあったので、わたしはこちらをトライ。
ソフトクリームとあったが、けっこう粘性があり、大谷石資料館で食べたジェラートのよう。
濃厚ですごくおいしくて、次の朝チェックアウトするまでに、3回も食べてしまった。

暖炉ラウンジの反対側がレストランになっている。

これは朝撮った写真だから、外が明るい。

上から見下ろしたところ


レストランの席はこの左右に延びていて、とても広い。
目の前のライブキッチンで料理していて、天ぷらなども揚げたてでとてもおいしかった。
朝は、できたてのフレンチトーストが最高だった。
フレンチトーストのあと、朝カレーを食べようと思っていたのに、
フレンチトーストがおいしくてお代わり、カレーはパスしてしまった。

ここでも、アルコールは飲み放題なのだが、わたしはスパークリングワイン1杯だけいただいた。
それも夕食のときだけ。朝は、アルコールなしで。

ツアーで一緒になった男性は、ビール各種とっかえひっかえ楽しんでいたけど、
わたしはそれよりスイーツとフルーツ。
スイーツ全種類食べたら、おなかいっぱいになってしまった。

夕食後1時間ほど経ってから露天風呂へ。
これは日没前に露天風呂と同じ6Fにある湯上がりラウンジから撮った写真。


周囲に何もないので、ふつうの露天風呂のように塀で囲われてはいないのだ。
湯に浸かると、湯面の先には遠くの山並みしか見えない。
朝は明るくなってから露天風呂に出かけたので、じっさいその景色を堪能した。

でも、夜は8時近かったので、真っ暗で山並みも見えないはず。
ところが、廊下を歩いているとき、ふと窓の外を見て、びっくり。
すごい勢いで雪が降っているではないか。
天気予報では雨マークこそついていたが、雪なんて一言も言ってなかった。

わたしと入れ違いに2人出ていったので、そのとき露天風呂にはわたしひとり。
大きいもので直径2cmはあるぼたん雪があとからあとから降ってくる。
風はまったくなく、ただまっすぐに落ちてくる。
静寂のなか、かぶっていたシャワーキャップに雪が落ちるカサカサ音だけが聞こえた。

これまで温泉地には何度も行ったが、真冬に旅行しなかったので、
雪の降る温泉に浸かったのは初めての経験だった。
脱衣所のチェックに来たスタッフさんと少し話をしたが、
こんなことはなかなかないから、すごくラッキーですよ、と言われた。
ほんとに望んで来たとしてもなかなか出会えないだろう。

お風呂上がりに1Fに行くと、暖炉に火が入っていた。


外に出てみると、木々の枝に雪が張りついてとてもきれいだった。

朝も雪はまだちらついていたが、枝の雪は溶けてしまって、茶色いばかりだった。

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大谷石の地下空間

2025-01-25 16:42:36 | 

1日目の訪問地は大谷石資料館と採石場。
ここは前から行ってみたいと思っていたところ。
着く前から、道路沿いには大谷石の露頭があちこちに見られた。
資料館の周囲もすべて大谷石の露頭。


地下は気温4度くらいで寒いと言われていたが、それほど寒さを感じなかった。

長い階段を下りて地下へ

地下に広がる広大な空間

同じ地下空間でも、鍾乳洞とはまったく違う。



神殿のようでもある。






石切場っぽい


石炭の坑道は狭くて息苦しい感じだが、ここは広々としていて気持ちいい。
外へ出てからジェラートを食べたが、屋外にすわっていても暖かかった。
このあとあのように天気が急変するとは。

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今年最初のツアー

2025-01-22 10:19:39 | 

1泊2日のミステリーツアーに行ってきた。
と言っても、ググって行き先がわかったので申し込んだ。
観光地は1日1箇所。
1日目は大谷石の採石場。
ここは前から行きたかった。

2日目は日光東照宮で初詣。
神社仏閣にはあまり興味がないので、こちらはまあ、おまけみたいなもの。

それよりホテルに惹かれた。
TAOYA日光霧降。
とりわけインフィニティ露天風呂に。

ところが、予想に反して、日光東照宮がすごくよかった。
堂者引きという案内人が付いたせいかもしれない。
この堂者引き、1655年から続いている制度で、日光奉行公認だそう。
かつては、大名でさえ、堂者引きをつけずに参拝はできなかったという。
見どころを効率よく案内してくれて、説明も興味深かった。
糸魚川のフォッサマグナミュージアムのときも感じたけど、
やはりガイドがいるというのは大事だな、と。

今回、天気予報で一言も言ってなかった降雪があったりして、なかなかおもしろい旅だった。
(つづく)

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ミステリーツアー2日目:宮島

2024-12-06 16:16:59 | 

ミステリーツアー2日目の観光地は宮島。
これは予想通り。

宮島へは高校の修学旅行で行ったことがあるだけ。
大鳥居を背景にした団体写真が残っている。
でも、ぜんぜん覚えていない。
修学旅行ってそんなもん。

宮島へ渡る船

修学旅行時に船の写真を撮っていたが、これと比べると当時はうんと小さかった。

干潮で水が引いている。


能舞台と大鳥居

やっぱり水があった方がよかったなぁ。

反橋


お店が並ぶ通りは人が多い。

しかし、このときはまだ少なかったのだ。
島を離れる昼前には、数倍の混雑になり、嚴島神社の入り口には長い列ができていた。

宮島にはシカが多い。
人を見ると寄ってきて、紙を持っていると食べられてしまうそう←ヤギか


紅葉谷公園の紅葉はまだまだきれいだった。




紅葉を背中に乗せたシカ


五重塔と紅葉


この日はずっといい天気だった。
でも、夜、名鉄の駅から出ると雨がポツッ。
幸い傘をさすほどの降りではなく、よかった。

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