FPの家で暮らす

ストレスフリーなFPの家で ひとり暮らし満喫

イセエビ尽くしディナーと さくらの里

2025-04-05 15:51:34 | 

2泊目の下田東急ホテルのディナーはイセエビ尽くし和洋折衷コースだった。
イセエビというと、かなり大きいイメージがあるが、出てきたイセエビは小さめだった。
とはいえ、すべての料理に半割のイセエビが載っていたので、
通常のサイズでは、たとえば味噌汁椀にとても入りきらないだろう。
左上、春巻き皮で巻いてあるのは、「天城トンネル仕立て」となっていて、
ご当地風に工夫を凝らしてあった。

これらイセエビだけでなく、伊豆牛リブロースのグリルもあって、ボリュームは十分。

出てきたとき、一番目を見張ったのは、じつはデザートだった。
伊豆のはちみつを使ったデザートってことで、このビジュアル!

ミツバチの体は輪切りにしたブルーベリーに、黄色いクリームをサンドしてある。
羽根はチョコレートだ。
食べるのがもったいないかわいさだった。

ホテルの下の海岸まで下りたところにあったマンホールは黒船モチーフだった。


次の日は大室山さくらの里へ寄った。


しかし、河津桜など早咲きの桜は終わってしまっている一方、
春咲きの桜はまだつぼみが固く、一部が咲いているだけだった。

花を見るツアーの時期はなかなかむずかしい。

河津桜と言えば、いつもテレビのニュースで流れる並木がある。
今回、その並木に沿った道を走った。
へぇ~ここが有名な……
ピークは過ぎていたものの、まだけっこう花が残っていた。
ニュースでは桜しか映さないので、周囲のようすが初めてわかった。

そして、もうひとつ、河津桜の原木のあるお宅の前をバスは通ってくれた。
かなりの老木だそうで、ここの花はすっかり散っていた。
ソメイヨシノと同じく河津桜も1本の木から増やされたと知った。

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伊豆半島を斜めに横断

2025-04-01 11:09:29 | 

旅の2日目、淡島を離れる前に、ブルーケイブを通って島の裏側へ行こうと思った。
トンネルを出て少し行ったところに扇岩という柱状節理があるそうなので。
トンネル内はLEDライトでデコレーションされている。

水族館モチーフが多い。

しかし、突き当たりまで行ったら、出口は閉鎖されていた。
前日は通れたそうだが、この日は風が強かったせいだろうか。
じっさいホテルから淡島桟橋へ向かう船はけっこう揺れた。

この日はまず修善寺へ。
竹林の小径


とはいえ、嵐山の竹林に比べると、ほんの短い散歩道だ。


歩いた先に、弘法大師が開いた修善寺がある。


ここの手水は「大師の湯」とあって、水ではなく温泉だ。
手に掛けるとほんわか暖かい。


境内には満開の桜があった。


帰り道、川の中には弘法大師が開いた独鈷の湯がある。
川は狩野川の支流、桂川だ。

昔は温泉に浸かれたそうだが、今は見るだけ。

代わりに近くにあった足湯に浸かった。
最近は足湯を見たら、時間の許すかぎり、浸かるようにしている。
「足だけじゃあ……」って前は思ってたが、足だけでも思いのほか効果があるのだ。

そのあと、歩いていく間もずっと足がホカホカしていた。

マリオットホテル修善寺でランチを食べたあとは、浄蓮の滝へ。
踊り子の像があった。


滝の横にも柱状節理が露出していた。

伊豆のジオパークを一回案内人付で回ってみたい気がする。

このあと、天城峠を越えて、この日は下田で宿泊した。

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淡島水族館 &カエル館

2025-03-25 14:08:00 | 

淡島ホテルに入ったのは2時半ごろ。
曇っていて富士山は見えないので、淡島水族館へ行くことにした。
ホテルから歩いて5分ほどのところにある。

ショーのスケジュールを見ると、ちょうどアシカショーが始まる時間。
近づくにつれ、マイクを通した声が聞こえてきた。
そのまま観覧席に座って見る。
(ホテル宿泊者はここも、この後に行ったカエル館もすべて無料)


水族館はこじんまりしているが、手作り感満載。
ちょうど竹島水族館のよう。


イソギンチャクが花のようでとてもきれいだった。


巨大なサンゴイソギンチャク

このアングルで見ると、カクレクマノミって変な顔だ。

ウニの展示がおもしろかった。
ウニの骨格標本がこんなにカラフルだとは。
もし海岸でウニ殻を見つけたら、わたしも作ってみようと思った。


自由に触っていいコーナーで、生きているウニやヒトデ、鮫に触ってきた。

隣のカエル館は水族館よりもっとこじんまりしている。

あまり期待せずに入ったのだが、これがけっこうよかった。

葉の陰にいるカエルを探すのは、クイズみたいでおもしろいのだ。
また、ヤドクガエルだけでも9種類もいた。
むか~し、娘に○○のひみつという本を買ってあげたとき、
どれがいい?と聞いて、選んだのが「有毒動物のひみつ」だった。
中で、娘の一番のお気に入りがヤドクガエルだったのだ。
それ以来、ヤドクガエルはわたしにもなじみの生物になった。

モウドクフキヤガエル


コバルトヤドクガエル


ヤドクガエルで思い浮かべるのはやっぱりこれ
キオビヤドクガエル


ホテルに戻るとき、小雨がパラついたが、すぐにやんだ。
その後、ラウンジでセルフサービスのコーヒーを飲み、2Fのギャラリーを見てすごした。

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淡島ホテルに泊まる

2025-03-23 16:51:59 | 

春の島旅第1弾は、わりと近場。
駿河湾の無人島、淡島だ。
伊豆半島自体、しっかり回るのはこれが初めてだが、
今回はこの島にある淡島ホテルが一番の目玉だった。

ここは「ラブライブ!サンシャイン!!」の聖地というが、わたしはこのアニメを見たことがない。
島へ渡る船にもそのキャラが描かれている。


島はこの桟橋から目と鼻の先にあり、5分少々で着いてしまう。
桟橋横にも淡島ホテルの出先があり、きちんとした待合室がしつらえられている。

淡島ホテルの全景(ホテルの部屋にあった冊子に載っていた写真)

全室オーシャンビュー、富士山ビューのスイートだ。
7階まであり、わたしの部屋は6階だった。

波止場からホテルへ向かう道から望む富士山

着いた日は曇っていたが、次の朝、きれいな富士山が見えた。

ロビー全景

ロビーを見下ろす2階の回廊はギャラリーになっていて、絵画や彫刻が飾られている。

エレベーターの内装もだまし絵アート


部屋の鍵は新しいのだが、わざと昔風の造りになっている。


ウェルカム・スイーツにもホテルの焼き印が。


部屋のリビング


ベッドルーム


朝、起きてまず部屋のバルコニーから富士山を見た。


部屋のバスタブからも富士山が見える。

いつもは、夜も朝も大浴場の露天風呂へ行くのだが、
今回はせっかくの眺望を楽しもうと部屋の朝風呂にした。
ここのお湯は80秒でいっぱいになるという触れ込み。
お湯をためるのに待たされずにすんだ。

ちなみに、夜、露天風呂へ入りに行ったら、なんと雨!
それでも浸かっていたのだけど、露天風呂では雪より雨の方が冷たいということを発見した。

夕食のコース料理もおいしかった。


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世界遺産 日光の社寺

2025-02-02 15:18:44 | 

朝、露天風呂に浸かっているときはまだ雪がちらついていたが、
ホテルを出発するころにはすっかりやんだ。
ホテルから日光東照宮までは、車で15分ほどと、とても近い。

バスを降りると、堂者引きという案内人が出迎えてくれた。
これは1655年からある制度で、江戸時代には大名でも堂者引き抜きで参拝することはできなかったそう。
この人の説明のおかげで効率的に見て回れたし、ずいぶんいろんなことを知ることができた。

世界遺産「日光の社寺」は二社一寺(日光東照宮、日光山輪王寺、日光二荒山神社)からなるが、
日光東照宮の名前が一番有名で、これに代表されるものとわたしはずっと思っていた。
時代小説で、将軍の日光社参というのがよく出てくるせいもある。
でも、じつは奈良時代に創建された輪王寺が一番古く、中心的存在だとここへ来て知った。


輪王寺の三佛堂


ここで本参りというのを体験
わたしたちがこの日最初の参拝者だということで、僧侶さまがすでに待機されていた。

(矢印の方)

中は撮影禁止なのだが、江戸時代には大名の石高によって座る場所が厳密に決められていたそう。
畳1枚前へ進むだけで10万石か、100万石か、って世界。
わたしたちのような平民がそんな場所に座って参拝しているなんて。
かつての大名たちが知ったらなんと思うだろう……

ここには、千手観音、阿弥陀如来、馬頭観音という3体のご本尊が並んでいる。
少し前に京都まで運ばれて、きれいになって帰ってきたばかりだそう。

僧侶さまの話はとても興味深かったが、おまけになかなか商売上手。
ふだんお札とかお守りとか買わないわたしだけど、「鬼門除」というお札を勢いで買ってしまった。
日光ではお札も派手だ。

今は、部屋の北東角に掛けてある。
これで、今年1年(明日から来年の節分まで)悪いことは起こらないだろう。
    ↑
  なにぶん信じやすい質なもので

輪王寺のあとは、東照宮を参拝。


有名な三猿は神馬の厩舎の外側を飾っている。
これまで「見ざる、聞かざる、言わざる」しか知らなかったが、
これは人の一生を猿の姿で描いた8枚のうちの1枚だった。


きらびやかな陽明門

入るときは曇っていたのでそれほどではなかったが、
出るとき日が顔を出したら、金色の輝きがまばゆいほどだった。

これも有名な眠り猫


あと鳴龍というのもある。
本地堂という建物の中のある場所でだけ拍子木がものすごくよく響くのだ。
少し位置をずらすとまったく響かず、違いは明らか。
前夜に雪が降ったせいで、この日はとりわけ音がいいということだった。

案内人さんと別れたあと、五重塔の心柱を特別公開していたので入ってみた。
この制震システムは東京スカイツリーに応用されたそう。
のぞいてみると、心柱はたしかに礎石から浮いていた。

全部見るには半日以上かかると言われる日光世界遺産。
短い滞在時間でわたしが見たのはほんの一部でしかない。
とまれ、今回の旅で一番印象的だったのは、雪の降りしきる露天風呂だったな……

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