2泊目の下田東急ホテルのディナーはイセエビ尽くし和洋折衷コースだった。
イセエビというと、かなり大きいイメージがあるが、出てきたイセエビは小さめだった。
とはいえ、すべての料理に半割のイセエビが載っていたので、
通常のサイズでは、たとえば味噌汁椀にとても入りきらないだろう。
左上、春巻き皮で巻いてあるのは、「天城トンネル仕立て」となっていて、
ご当地風に工夫を凝らしてあった。

これらイセエビだけでなく、伊豆牛リブロースのグリルもあって、ボリュームは十分。
出てきたとき、一番目を見張ったのは、じつはデザートだった。
伊豆のはちみつを使ったデザートってことで、このビジュアル!

ミツバチの体は輪切りにしたブルーベリーに、黄色いクリームをサンドしてある。
羽根はチョコレートだ。
食べるのがもったいないかわいさだった。
ホテルの下の海岸まで下りたところにあったマンホールは黒船モチーフだった。

次の日は大室山さくらの里へ寄った。

しかし、河津桜など早咲きの桜は終わってしまっている一方、
春咲きの桜はまだつぼみが固く、一部が咲いているだけだった。

花を見るツアーの時期はなかなかむずかしい。
河津桜と言えば、いつもテレビのニュースで流れる並木がある。
今回、その並木に沿った道を走った。
へぇ~ここが有名な……
ピークは過ぎていたものの、まだけっこう花が残っていた。
ニュースでは桜しか映さないので、周囲のようすが初めてわかった。
そして、もうひとつ、河津桜の原木のあるお宅の前をバスは通ってくれた。
かなりの老木だそうで、ここの花はすっかり散っていた。
ソメイヨシノと同じく河津桜も1本の木から増やされたと知った。

