キッチンをもう少し引いて撮った写真がこれ。掃きだし窓のシャッターが閉めてあるので、窓ガラスにちょうど反対側の階段が写りこんでいる。
ペンダントは今は一本下がっているだけだが、全部で６本つくことになっている。デザインはなるべくシンプルなものを選んだ。というより、Ｓ建さんが選んでくださったのに、わたしがＯＫを出しただけだが。
ペンダントは形ももちろん大事だが、コードがすっきりしているのも重要な要素。せっかく素敵なペンダントを選びながら、長すぎるコードを結んで途中でだらりと垂れ下がっているのをしばしば見かける。あれはものすごく興ざめ。
６個のペンダントは、キッチン側とリビング側の配線ダクトに、それぞれ３本ずつでもいいし、リビングのほうを明るくしたければ、リビング側に４本さげてもいい。ただ、天井が高いので、自分で付け替えるには高めの脚立が必要になりそうだけど。
さて、明日はいよいよ完成見学会。いいお天気になりそうでよかった。わたしは日曜にのぞく予定でいる。
階段はできあがった直後に一度見ていたが、それ以来ずっと養生されていて、やっとまた見ることができるようになった。踏段は床と同じチョコレート色で、けこみは白。この組み合わせはすごく気に入っている。
見た目だけから言えば、スケルトン階段が一番スマートかなと思う。でも、あれはぜったい女性にやさしくない。スカートをはいてたりしたら、人がいるとき２階に登れないって。
仕事帰りにＳ建さんの事務所へ寄って、表札を置いてきた。ユニークだとは言ってあったけど、きっと予想以上だったんじゃないかな。石垣島のおみやげのお返しに白ワインをいただいてしまった。ドイツの白ワインは、じつは大好き。でも、もう少し取っておいて、新居で空けようと思う。
今日、ご紹介するのはトイレ。設備自体はごくふつうなので、壁紙と床の色で個性を出してみた。スリッパも黄色で揃えたいと思って探しているのだが、意外にも鮮やかな黄色というのがなかなか見つからない。
現場で打ち合わせがあったので、少し前に届いていたポストとリーフレンガを持っていった。今回がほぼ最終打ち合わせで、残るはリーフレンガの配置くらい。駐車スペースのコンクリ打ちは遅れて完成見学会の後になるそうなので、レンガの配置は見学会当日に検討することになった。
今日の打ち合わせ項目のうち大きなものは、物置の設置場所とアイランドカウンターのデザインの決定である。敷地に対して家は西寄りに建っているので、東側のほうが広く空いているのだが、庭で使うものの出し入れには大回りすることになる。それで、西側に設置してもらうことにした。タイヤ置き場もその隣に決めた。
アイランドカウンターは、最初９０センチ四方で計画されていたが、現場で考察してみるとやや大きい気がしたので、８０センチ四方に変更してもらった。それだと、ダイニングテーブルとちょうど同じ幅になるから、くっつけて置いてもぴったりくるだろう、と。社長さんの案で天板は白、扉（一面のみ）は赤、両サイドは白、内部は黒（一面はオープンなので中の色が見える）という配色に決まった。つまり、回転させるとがらりと印象が変わるというわけ。天板の白だが、ダイニングテーブルとなるべく近い白がいいだろうということで、Ｈさんが家具屋さんまでわざわざ入れる予定のダイニングテーブルを見に行ってくださることになった。
アイランドカウンター脇のフロアコンセントの位置はずいぶん迷った。この位置でよかったかどうかは、じっさいに使ってみるまでは決してわからないと思う。
あさってシステムキッチンが入ると、養生をすべて取ってしまうそうなので、次の日曜日には全容を見ることができそうだ。
最後に、社長さんがぽつりと一言、「もっと遊んでもよかったかな」とおっしゃった。あまり大胆な色やデザインにするのは、こわいのだそう。たいていの人は無難なほうを選びがちで、奇抜な色やデザインには拒否反応を起こすのだろう。わたしはちょっと変わっているほうがむしろ好きだし、そんなの変だよとブレーキをかける人もいないから、じぶんひとりの好みですべてのデザインを決めることができた。
こういうわたしの好みがすっかりわかったうえで、家のデザインを提案してもらっていたら、うんと大胆なものができただろうか。知りたい気もするが、そっちのほうがよかったとなったら癪なので、知らないままにしておこう。
午前中、時間があいたので現場を訪れた。Ｈさんとキッチンの吊戸棚の位置の相談。窓枠ぴったりにつけると、ブラインドをつける場所がなくなるため、上へ動かすか、前へ出すか、選ぶことに。上へ５センチ動かすほうを選んだ。
写真は２階の客用寝室。鳥と枝の模様のクロスが貼りおわっていた。こういう模様のクロスはあまり種類がないようで、同じクロスを使った施行例を雑誌で見たことがある。そこでは、天井近くに模様を持ってきていた。写真で見てわかるように、うちの場合その位置に模様を持ってくると窓で分断されてしまうので、中央に持ってきて正解だった。家具をほとんど置かない部屋なので、無地よりもアクセントになってこれは予想以上にいい。
トイレの壁と床も貼りおわっていたが、思ったより黄色の面積が小さいと思った。もっと黄色が多くてもよかったのでは。でも、便器やタンクが設置されたら、また印象が変わるかも。
洗面所のマーブル模様のクッションフロアは気に入った。
