FPの家で暮らす

ストレスフリーなFPの家で ひとり暮らし満喫

北海道の星空

2014-06-30 10:25:19 | 北海道旅行

今年も北海道へ行ってきた。去年もおととしも宿できれいな星空が見られたので、
今年は眺めるだけではなく写真も撮ろうと、かさばるけど三脚を持参した。
最終的にはお天気次第とはいえ、旅行の日程はそのために月のない週を選んだ。
そして4泊したのだが、なんという幸運、4晩ともすばらしい晴天だった!
特に1日目の夜はシーイングが最高によかった。

ふつうはぼんやりした雲のように見える天の川が粒だって見えたほど。
それはわたしひとりの感想ではなくて、いっしょに眺めていた人も同意見で、
銀河の暗黒部分の輪郭がくっきりしてるね、と言っていた。
そのうえ、星を見るあいだ、宿のご主人が明かりを消してくれたので、
ほんとうに暗いなかで写真を撮ることができたのだった。
(宿の周囲にほかの人家はまったくない)


下の方の白いのは雲で、中央を左右に横切っているのが天の川だ。
こんなに縮小した写真でも、天の川の暗黒部分がわかる。

わたしたちが眺めているあいだにも流れ星がいくつも流れたのだが、
わたしはどれも見逃してしまった。でも、ひとつだけ、とりわけ明るい流れ星を
見ることができた。これは2秒ほどのあいだ消えずにいて、今のはすごかったねと
言い合ったものだった。しかも、ちょうどカメラをそちらに向けて撮影中だったので
ばっちり写っていた!

家へ帰ってPCで見たら、流れ星が写った写真はほかにも6枚あった。
でも、これほど明るい流れ星はなかった。

下は標高1260mにある大雪高原山荘で撮ったうちの1枚。

右方に見える線状の光は流れ星ではなく、人工衛星の光跡だ。
この日は上空の空気の流れが強かったのか、星のまたたきがすごかった。
まるでクリスマス・イルミネーションのようにピカピカまたたくのだ。
この夜は写真を撮っていた15分ほどのあいだに自分の目で4つ流れ星を見た。

9時過ぎにこれを撮って、疲れたので早めに寝る準備をしてしまったのだが、
10時近くなって窓から空を見てみたら、さらに星がきらびやかになっていて、
もう少し待てばよかったとくやしい思いをしたのだった。

今回、風景はJPEGで撮り、星空だけはJPEG+RAWにしたのだが、
RAWで撮っておいてよかった。PCで現像処理をすると、
星空の写真は見違えるほど美しくなる。これはおすすめ。


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おかしな夢

2014-06-21 09:36:32 | ガーデニング

明け方、すごく変な夢を見た。朝起きて庭を見ると、すっかり機械で耕されていて、
草花がすべてなくなっていた。木はというと、根元だけが残っていた。
そして、なぜか真ん中に一畝だけ、ネギが植えられていたのだ(笑)。
近くの交番に電話して相談しようと、メモった番号を探したが見つからないので、
ネットで調べようとしたら、PCがウィルス感染させられていて使えない。
番号案内に問い合わせたら、交番の番号は極秘扱いになっていますと言う。
あせっていたら目が覚めた。なんじゃ、この夢は?

ハナムグリは「花潜り」と書く。そのことば通りの行動をしているところを見つけた。

頭隠して尻隠さず。

ノウゼンカズラがたくさん咲いている。きれいはきれいなのだが……

この花には、アブラムシがいるわけでもないのに、つぼみのころから
アリがいっぱいやってくる。風でゆらゆら揺れているこの茎についうっかり
帽子が当たったりすると、帽子にアリが何匹もくっついてしまう。
スタンダード仕立てにしたのだが、四方八方に長く花茎が伸びていて、
もてあまし気味な今日このごろ。

15日間も雨が続いていた北海道がようやく晴れのフェーズに入ったようだ。
幸先がいい!


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エキナセア・ラズベリートラッフル &マンゴー

2014-06-20 15:45:37 | エキナセア

ラズベリートラッフルは、ほかの多くの八重とちがって、芯が開ききっても
外側の花びらは水平なままだ。しかも花びらが短いから、ころんとかわいい。
開きはじめから順に。






ほぼ開ききったところ。この形になってから、ほとんど変化しない。


うちにある黄色のエキナセアは原種のパラドクサとこのマンゴーの2種だが、
パラドクサに比べて、こちらはパステル調のやさしい黄色だ。
咲きはじめ。


これくらい開いたころが一番黄色があざやか。


その後、だんだん淡い色合いに変わっていく。



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アルジャーノン徒然

2014-06-19 08:26:15 | 本・映画・音楽の感想

ダニエル・キイスが亡くなって、『アルジャーノンに花束を』がニュースで取り上げられている。
わたしがこれを読んだのは高校生のとき、早川の世界SF全集に収録されている中編でだった。
すごく印象的な作品で、後年、長編が出たときも、長いとエッセンスが薄まるような気がして、
ついに読まなかった。

『まごころを君に』という邦題で映画も公開されたが、当時はまだ長編が翻訳されておらず、
世界SF全集なんて読むのはごく限られた人間だったので、まったく評判にならなかった。
劇場で公開されたものの、何だったか忘れたが、別の映画の併映、つまりおまけだった。
当時、『まごころを君に』は恋愛映画とみなされたらしくて、
2本立てになっていたもう1本はバリバリの恋愛映画だった。
そっちはまったくつまらなくて、初めのほうだけ見たところで出てきてしまった。
あとにも先にも、劇場で映画の途中で出てきたのはこのときだけだ。
ロビーの売り場にいた売り子さんが怪訝な目で見ていたっけ。

「『アルジャーノンに花束を』は、もともと英語で書かれた物語だけど、
世界中の言語で一番、日本語が題材に適している気がする」と娘が書いていた。
わたしもまったく同感だ。書かれている内容の深さのほかに、英単語の綴りや句読点や
文法で筆者である主人公の知性の変化は読み取れるのだが、日本語ではそれに加えて
ひらがなから漢字まじりの文章への変化として、ビジュアル的にも一目瞭然となる。
世界中の言語を知っているわけではないが、ほんとうにこれほどテーマに最適な言語は
ないんじゃないだろうか。

別の見方をすれば、日本語の文章には書いている人の知能程度が如実に出てしまうってことか。


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エキナセア・マグナス と無名の赤

2014-06-17 09:49:54 | エキナセア

今のようにエキナセアにはまる元となった最初に植えたエキナセア〝マグナス〟。

エキナセアについて何も知らなかったが、298円が98円になって
処分品コーナーにあったので、植えてみたのだった。
一見もっともありふれたエキナセアのように見えるが、
真っ黒な茎がほかのどのエキナセアにもない特徴で、これの魅力だ。
ものすごく丈夫で、放任でもどんどん株が大きくなる。

株の端から出た芽を移植したら、そちらで咲いた花は
ストローのような花びらになるものが多い。


これは種名がついていなかった株だが、赤の一重はなかったのでよかった。

いっしょに写っている白の八重はグリーンライン。

3月ごろに応募して忘れていたこんな商品が昨日届いた。

1等はたしかオーストラリア旅行だったと思う。これは残念賞だ。

単なるマスコットかと思ったら、メジャーだった。

こういうメジャーにはめずらしく、裏はインチ目盛になっている。


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