ショックだ。
なにがショックかというと――
先日プリンタが壊れ、修理不能だというので、昨日新しいプリンタを買ってきた。
スキャナーもコピー機能もついていない印刷だけのタイプにしたので、
修理していたとしたらその修理代金と大して変わらない価格で買えた。
ちなみに、プリンタはインク代でもうけているので本体価格は比較的安いのだ。
(通信代でもうける携帯電話と同じ仕組み)
前はエプソンだったが、マイ家電アドバイザーの意見を聞いて
今度はキャノンにした。写真印刷については、厳密に比較すると
エプソンのほうがきれいだが、キャノンのほうが早いし静かだというので。
機械の準備やソフトのインストールなどがあるので、
昨日は梱包を解いただけで、今日はじめて印刷した。
ショックの一つ目。
きれいだ。きれいすぎる!
じつは、壊れる前のエプソンで、すでに年賀状の印刷をはじめていた。
最後のほうはちょっと出すのがはばかられるような出来だったが、
前半のは使えるような気がしていた。でも、新しいプリンタで印刷した
年賀状を見たら、古いプリンタで印刷したものはすべてボツにしたくなった。
解像度が高いので、写真の部分はとてもなめらかだし、
イラストはくっきりシャープで色むらがない。
以前の印刷にはかすかに入っていた横ラインもない。
印刷の出来とは別に、古いプリンタでは、用紙を一度に数枚取り込むということが
よく起きたので、そばについていて1枚ずつ入れてやっていた。
なんとも面倒だが、じっさいにやっていたのだ。
今度のは放っておいても、一気に10枚、20枚刷れるので楽になった。
古いプリンタで印刷済みのはがきを数えてみたら、18枚あった。
1枚約10円なので、200円にもならないし、
古いプリンタとともに廃棄処分になったほぼ満タンのインク代のほうが
はるかに高いが、それでもやっぱりショックだ。
ショックの二つ目はプリンタに関することではない。
エプソンのプリンタを廃棄処分するにあたって、エプソンのマニュアルやら
エプソン関係の書類を捨てようと整理していたところ、
カメラの5年保証書が出てきた。家電品の保証書とちがうところに
しまっていたので、すっかり忘れていたのだった。
そして、今年カメラを修理に出したときは、通常の保証期間の1年を
過ぎていると思い、修理代を払ってしまっていた!
じっさいは保証期間内だったのに。あーあ。