フロックスの色がラベルとちがう！

５月に植えたフロックスに初めての花が咲いた。


でも、でも、ほんとうはこんな花のはずではなかった！
ラベルによれば、こんなバイカラーのはずなのに……。

後から咲く花は白が混じるんだろうか？
あるいは２年目はちゃんとした色になるとか？
期待薄だけど。

なぜかこんな盛夏にハコネウツギのつぼみ発見。

このほかにもつぼみはまだある。

それに、スモークツリーにも花穂が出ている。
本来の５月に咲いた花では、スモークもとっくに色あせてしまったのに。

ルバーブ、タカノツメ

苗をいただいたルバーブ。去年は夏の初めに枯れてしまったが、今年は順調だ。
なぜか虫は緑の株にばかりつき穴だらけ。赤い方は虫食いが皆無だ。


タカノツメも赤くなりはじめた。


スモークツリーは放っておくと枝が長く伸びてバランスが悪くなる。
でも、萌芽力がとても強いので、スモークが色あせてきたころ切ってやると、
そこからたくさんに枝分かれする。こうして樹形を整え中。

きょろちゃん ＆ パールアカシア

娘たちが小さいころに買って、夏になると活躍していたかき氷機、
タイガーのきょろちゃん。

ここ２、３年はしまいっぱなしだったが、久しぶりに出して使ってみた。
さすがにお店で食べるようなかき氷はできなくて、ちょっと粗め。
もう処分しようかな……。

とはいえ、同じころ買ったパンこね機はほとんどモデルチェンジしないで
まだ売られていたので、ためしにこれについてもネットで検索してみたら、
なんと中古品が売られていた。レトロな味わいにファンがいるらしい。
たしかに古民家の台所なんかに置けば似合いそうではあるが。

ほとんど捨てるつもりだったけど、ほしい人が現れるかもしれないので、
もうしばらくおいておこうか……。

パールアカシアがグングン伸びている。ものすごく生長が速い。
春には白い柵より低かった。ちょうど最初の脇枝が伸びかけたところで、
サブランカの花がついている高さまでしかなかったのだ。

来年はミモザに似た黄色い花が咲くかもしれない。

こぼれ種組 ＆ 「新世界より」

ワイルドストロベリーの収穫量が落ちてきたので、今ある分でジャムを作った。
４瓶ほどできた。前回作ったのもまだ残っているから、今年いっぱい
ジャムは買わなくてよさそう。去年は６月いっぱいでワイルドストロベリーの
収穫は終わっていたのに、今年は収穫期が長かった。

こぼれ種で芽を出した松葉ボタンが咲いた。

１年目だけ種を蒔いたが、年々数が減っている。

こちらもこぼれ種からの千日紅。


今年積極的に種をこぼして歩いた西洋オダマキは、今、あちこちで
ものすごい数の芽が出てきている。

貴志祐介の「新世界より」を読んだ。最初のうちは牧歌的でさえあり、
よくあるアンチユートピアＳＦかと思ったのだけど、やがてストーリーは
思わぬ方向へ進んでいき、廃墟と化した未来の東京で、種の未来を賭けた
追いつ追われつが展開する。

この世界には人間に奉仕するバケネズミという生物がいる。
ある程度の知能があり、言葉も話すが、超能力を持つに至った人間たちには
手向かいできず、人間たちを神さまと呼んであがめている。
そのバケネズミたちが少しでも意に染まないことをすると、
人間は駆除と称し、平気でひとつのコロニーを丸ごと抹殺したりもする。
この世界の人間にとっては、バケネズミなど下等な生物でしかないから、
殺すときもまったく罪悪感をおぼえないが、その描写はけっこうグロい。

「悪の教典」で、担任が平然と自分のクラスの生徒狩りをする物語を
描ききった作者だから驚くことではないが、最後で明かされるショッキングな真相を
知ったうえでストーリーをもう一度振り返ってみると、最初の印象とは
まったくちがう世界が見えてくる。

久しぶりの庭２

北海道旅行のことをやっとまとめ終えたので、久しぶりに庭のようすに戻って。
カサブランカは今が盛りだ。


ブルレスカも。


つる性でないクレマチス、ヘンダーソニアが二回目の開花。


ナデツダも二回目の開花だが、春に咲いた花とまったく違う。
小さいし、色もごく薄くて、濃いピンクの筋がない。


カラーピーマンがきれいに色づいた。去年はいじけた実しかならなかったが、
今年はりっぱな実になった。ラタトゥイユに入れてみたけど、肉厚で柔らかかった。