越谷のアメダスによると、ただいま風速7m/s。
午後になってから風が吹き出し、夕方からは強風の北風になってきました。
毎年GWがあけた今ぐらいからだいたい今月いっぱいは強風が吹き荒れます。
「ああ、今年もやっぱり吹き出したか・・・」そんな気持ちです。
GWに定植した苗が気になるところですが、これは露地栽培の”宿命”。
どうにもなりません。
強風の対策の一つとして、うちは定植して6月(強風がおさまる頃)の初旬までは支柱を立てません。
定植直後の苗はピンと直立していますが、生長するにつれ支えがないので地面の方を向き始めやがては地をはい出します。
こうなったところで、初めて支柱を立てたりツルを誘引します。
まずはしっかり根付くことが大事だし、露地栽培ゆえ強風にさらされたとき生半可な支柱や誘引では、
茎やツルが強風にあおられて折れてしまうことがあります。
だからうちでは、あえて定植したらしばらく”放任”して好きなように育ってもらっています。
結果的には風にあおられて倒れてしまう苗もありますが、
折れてしまうことは皆無です。
作物にとっては、きっと大きなストレスだと思います。
でも”生きよう”とする生命力で、風が止み気候が安定し気温が順調に上がり始めてくると、何もなかったかのように元気に生長を始めます。
強風が止むといよいよ梅雨に入ります。
”シトシト”長雨が続いても、その後の夏場に雨の降らない”カラカラ”天気が続いても、
特に目だった影響を受けず生長を続けてくれます。
心配で心配で何とかしたくなるのは確かですが、
ここは作物の生命力を信じて、今年もじっと風が収まるのを待ちます。
それにしても風が強いな~。
これは完全に嵐です。