散日拾遺

日々の雑感、読書記録、自由連想その他いろいろ。
コメント歓迎、ただし仕事関連のお問い合わせには対応していません。

似てる!

2017-01-26 19:23:24 | 日記

2017年1月26日(木)

 身近のフクロウ・グッズの中で、これをぜひとも載せておきたい。箱根の森美術館で買ったのだと思う。1946年とあるから、パブロ・ピカソ(1881-1973)65歳の時の撮影である。炯々たる眼光とは、このことか。手にしているのは作品なんだろうが、ほとんど自画像だ。(絵じゃないから自画像じゃないね、自我像?)

 フクロウ万歳!

Ω


フクロウはフクロウ

2017-01-26 08:41:25 | 日記

2017年1月26日(木)

 森林文化協会が『グリーン・パワー』という雑誌を出している。今は同協会に勤めているO君を通じて知ったものだが、これは良い出版物である。毎号学ぶところが多く、だいいち楽しい。表紙の写真も魅力的で、昨年7月号のそれは干支にちなんで今年の年賀状に使わせてもらった。

 

 アオバズクの若鳥が2羽、アブラゼミに目を丸くしている。詳しく言うと、向かって左の鳥は目が点になり、右の鳥は目をまん丸くしている図だ。かわいいやらおかしいやらで、ときどき取り出しては見て喜んでいる。

 一昨日届いた2月号、今度はこれ。

 

 これまた心温まるショットだが、同時に思い出すことがあった。たまたま見かけたとある組織のHP、あった!

  http://www.kankenpo.or.jp/

 二枚の写真、場所も撮り手も違うようだけれど、明らかに同じ種類の鳥ですよね。フクロウ/ミミズクの係累に違いないが、何という種類だろう?『グリーンパワー』の表紙プロフィルには鳥の種類までは書いてない。O君に問い合わせたら、詳しい人に訊いてくれた。その答えが…

 「フクロウだってさ」

 「フクロウはわかってるよ、何ていうフクロウなの?」

 「だからフクロウ」

 「・・・からかってる?」

 「からかってないよ」

 O君は僕と違って人をからかったりしない。フクロウ目フクロウ科フクロウ属にフクロウという種名のフクロウがあるのだ。どうやらそれではないかという。恐れ入りました。

 学名 Strix uralensis、英名 Ural owl、その名の通りユーラシア大陸北部から日本列島にかけて分布する。「五郎助奉公」と鳴くのは君なのね、「ボロ着て奉公」「糊り付け干せ」とも?Wiki がこんなのを載せている。

【フクロウの染め物屋(抄)】

 昔々、あるところにフクロウが経営する染め物屋がありました。

 そこにカラスが目立つ色に着物を染めて欲しいとやってきたので全身を真っ黒に染めてあげたところ、予想外の色にカラスは激怒し以降フクロウを見るなり追いかけまわすようになりました。

 平地で暮らしていたフクロウはカラスを避けるため、誰にも見られないよう夜の森の奥深くでひっそりと「ホーホ、糊付け干せ」と鳴きながら営業をしているそうです。

***

 森の物知り博士、森の哲学者、森の忍者と異名も多い。イヌイットの民話では、人々に火を運んでくれた恩寵の鳥でもある。『クマのプーさん』にも不可欠の脇役。そういえば僕の身辺に、フクロウの置物やマスコットが妙に多いのだった。

 『ふくろう図鑑』さんから諸々拝借(http://www.owl-wan.com/owl_zukan.html#leaf)

      

 左から順に、モリフクロウ、シロフクロウ、フクロウ、オナガフクロウ、コキンメフクロウ、アナホリフクロウ

…だそうだ。

Ω


教えてください白夜の理由(わけ)を

2017-01-26 07:38:36 | 日記

2017年1月26日(木)

「マグリットとは違うかもしれませんが」と被爆二世さん。

「メルボルンの夜の空です。年末年始の休みを利用して行ってきました。 夜中になっても真っ暗にならない甘い空が映し出す都会のビル群が異様に美しかったです。」

 

 ほんとだ。でも・・・

「夜になっても真っ暗にならないのは、ナゼなんですか?緯度の問題じゃないですよね?」

「調べてはいませんが、緯度の問題かなと思っていました。」

 地図で見るとメルボルンは南緯38度弱というところ、その12月末から1月初めだから、南北反転すれば福島・新潟あたりの6月末から7月初めか。緯度・・・?

 わからない、誰か教えてくれませんか?

Ω