お盆が過ぎ、海辺の喧騒もとりあえずひと段落つきました。これらの写真は海水浴客が捨てて行ったゴミの山です。うちのシーカヤックツアーに来られるお客さんはみなマナーがきちんとされていて有難いのですが、一方この時期に海水浴に来る人たちにはもうほとほとうんざりさせられちゃっています。自然の美しさどうこうというより、ただただ「夏=海~」という単純な合言葉のもと大挙して押し寄せる皆々様方です。もちろん中にはマナーのよい方もいるでしょうが、そんな良識もゴミの山とハエの羽音にかき消されてしまっている状況です。
お盆明けの月曜日に地元の老人会の人たちとともに浜の清掃をしました。
こういうゴミを今一度全部袋から取り出し、中身をひとつひとつ分別しました。いやあ、すさまじい作業でした。ふと思ったんだけれど、写真って、においも撮れたらすごいだろうね。何日も炎天下に置かれていた生ゴミの発酵したにおい、ああ、とんでもなかったです。
生ゴミや食品パックのごみから出てくる出てくる、ああウジ虫やウジ虫や。袋の中身を今一度道路上に広げると、たくさんのウジ虫が踊りに踊っていました。もしかしたらこのブログを読みながらご飯を食べている人もいらっしゃるかもしれなくて申し訳ないですけれど怒りのあまり言わせていただきますと、名づけて、「ウジ虫たちとのダンスパーティ」。お盆明けの朝もはよからダンスパーティを楽しませていただきました。なお、ここでのウジ虫とはウジ虫そのものとゴミを捨てていく連中とのダブルミーニングを含んでいます。
ああ、やっと喧噪のお盆が終わった。やっとまともな海に戻るのでホっとしている。