
今一度世の中を見渡すと、生命より経済、
人や自然よりゼニゼニゼニって価値観で回ってんだなと改めて気付く。
21世紀のあるべき価値観が開かれず、
20世紀の価値観がダラダラ雪崩れ込んできてより肥大化しとる現れだが、
それによって危機を迎えてる21世紀初頭の今とは、
20世紀の亡霊にとり殺されようとしてる時代と言えるかもしれない。
なぜそのことを言う霊能者がいないのだろうか、
よくよく考えると不思議だ。
そういや20世紀最大の反逆精神の持ち主だった
ヘンリー・ミラーやルイ・フェルディナン・セリーヌといったアウトロー作家らは
実に正直で本質を突いた「ライフ至上主義者」だったんだなと今になってよくわかる。
もちろん経済や金も大事なんだけど、そんな中でもしがらみに飲まれず、
いかに経済より生命、ゼニより人や自然というチョイスができる
人生設計をしていけるかってことが人生最大の目的なんじゃなかろうか
と改めて思うここ2、3日である。
それが一番簡単なようでいて一番難しい、
難しいようでいて簡単なことだから。