一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

2216  琺瑯質の卵を拾う青葉闇  薪

2021年07月06日 | 

 この句、作者に聞くと、拾った卵は青かったという。野鳥研究家によると「青い卵を産む鳥は、イソヒヨドリ、コルリ、アオサギ、ムクドリなどで、青い卵を産む鳥は、樹上に営巣する鳥が多く、空の色にカモフラージュしている。光が卵に反射して、青い空と同化して、見つけられ難くなっている」しかし、卵は大抵上から見えるのだから、青い空は下から見上げるのだから、辻褄が合わない。

 又「ほとんどの野鳥の卵は、ボルフィリンという物質が卵の表面に模様を形成している。どうして一部の鳥だけ青い卵を産むようになったのか、現段階では解明されていないのが現状だ」 ちなみに、卵の青はブルー、青葉闇の「青」は、グリーン、緑である。

オオバギボウシ(大葉擬宝珠)

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