一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

856  風花や陶の狸のとぼけ顔   野里女

2013年02月21日 | 

 「陶の狸」と言えば、信楽焼が有名。しかし、生産量は5%に過ぎず、建築土木用タイルが55%でトップ。

  「狸」は、昭和26年頃、天皇陛下が歌を御詠みになり,それがマスコミに取り上げられ、有名になったそうである。又、「他を抜く」というごろ合わせから、商売繁盛の縁起として商店などに好まれて置かれるようになったとか。

 確かに、風花が舞う寒い日と、とぼけた愛嬌のある狸の取り合わせは、なんとも可笑しい。但し、私個人としては、陶の狸を作る気にはなれないし、まして置く気にもなれない。


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