昨日、仕事の打ち合わせのため、お客さんのYさんと一緒に新潟へやって来た。夕方から2時間ほど打ち合わせをして、そのまま先方のご厚意で食事会にお呼ばれ。美味しい日本酒を舐め、美味しいお肉や魚を存分に味わった。特に、のどぐろの塩焼きには感動。やはり、日本海側の食文化は素晴らしい。
そして、そのままホテルで1泊し、今日は朝からYさんと2人で新潟競馬場へ行く。8時過ぎにホテルをチェックアウトし、新潟駅前からバスに乗る。乗車時間は約30分。
開場の9時より20分ほど早く到着。今日は新潟競馬場の開幕初日ということもあって、既に多くの人が列をなして入場を待っていた。
今年、新潟競馬場は開設50周年を迎えるらしい。その記念として、入場者にはタオルが配られれた。ターフィーくんを中心にして、新潟名物が散りばめられている。
Yさんが指定席を取っていて下さった。しかも、ゴール板が目の前の超良席。座席も快適だし、手元にテレビ画面があって、レース映像や最新オッズなども確認することが出来る。ローカル競馬場である新潟競馬場は、一般席の数がかなり少ないので、指定席を取っておけると便利だ。
朝食代わりに、新潟名物の「もち豚」を食べる。名物とはいえ、所詮は豚肉の串焼き…と思ったら、とんでもない。とにかくジューシーで、脂がすっきりと甘い。
焼いているお兄さんもお茶目。
せっかくなので、コースへも出てみる。新潟競馬場は、観戦場所とコースとの距離がかなり近い。川崎や大井などの地方競馬に匹敵する近さで、馬の迫力を間近で感じることが出来る。
新潟では、普通に売っているおにぎりも美味しいらしい。ということで、チャレンジ。確かに、お米が美味しい気がする。
昼食は、新潟名物のタレカツ丼。タレというよりは、和風の出汁にくぐらせたカツの載った丼ぶり。一見すると福井のソースカツ丼に近いが、それよりはさっぱりとした感じだろうか。ほのかな甘さがあって美味しい。
肝心のレースのほうは、第6レースで馬連が当たった以外は、完敗。「あと1頭入れておけば」、「この1頭さえ来なければ」という歯ぎしりするような結果が多く、何度も天を仰いだ。
おやつにG1焼き。新潟競馬場でG1が開催されることはほとんどないのだが…。昨年のスプリンターズステークスが12年振りだったと思う。
メインは、1,000メートルの直線レース。俗に言う「千直」と言われる、新潟競馬場でしか見られないレースである。スタートした瞬間、芝の状態が良い大外に向かって馬が走るという、面白い光景が見られる。馬券は当たらなかったが、この名物レースを観ることが出来て大満足だった。
新潟駅へ戻り、駅の近くの「富寿司」で夕食。新潟のお寿司屋さんの組合が統一メニューとして展開している「極み」を頂く。のどぐろが入った豪華なメニューである。これが美味しくないわけがない。やっぱり、魚は日本海側が美味しい。
帰りの新幹線に乗る前、売店でコシヒカリソフトクリームなるものを見つけ、さっそく購入。味そのものは普通のバニラソフトクリームなのだろうが、そこにお米の粒が入っている。
実家に帰るため、Yさんと車内でお別れして、大宮で下車。半分仕事ではあったが、良いゴールデンウィークの始まりになった。