社会を見て、聞いて、感じる。

人生そのものがフィールドワーク。

8月30日(火)

2011年08月30日 23時39分44秒 | 2011年

  6時起床。今日も、日曜日に購入した新しい革靴を履いて家を出る。しかし、歩いてすぐにカカトが痛み始め、駅に着くころには完全に靴擦れを起こす。昨日履いたほうの靴は痛みこそあれど靴擦れになる兆候は全くなかったのだが、こっちの靴は容赦なくカカトを攻撃してくる。関内に到着後、すぐに薬局へ駆け込んで靴擦れ用の傷パッドを購入し、出社してすぐに貼ったが、時既に遅し。オフィスにいる間はサンダルで難をしのぐことが出来たが、昼食時と出張時は足を引きずりながら歩くこととなった。

  夕方から上司と一緒に出張へ出かけ、私の担当先の新規事業委員会に参加する。非常に興味深い事業を構想しているし、委員の皆さんのモチベーションも高いので、私も参加していて楽しい。そして、私たちの組織としても事業として支援する方向で話が進みそうなので、俄然やる気が増した。手続きの面で多少の工夫が必要となりそうだが、その壁さえ乗り越えれば少なくとも事業開始まではうまくいくだろう。但し、その事業が実際にどれほどの売上高及び利益を生むかは全くの未知数である。まあ、それはどんな新規事業にも言えることなのだが。

  支援終了後、最寄り駅のドトールで休憩。先の支援先に対するうちの組織としての支援の方法や具体的な関わり方について、アドバイスを頂く。こういう場合、私はとにかく出来るだけ大きい金額の補助をしようと考えてしまうのだが、補助金の額は最終的に想定される成果とのバランスで決めなければならないし、他の支援先に対する支援とのバランスも考慮に入れなければならない。そういうバランス感覚を、私も身につけないと。

  帰途につく頃には、もはや足の感覚は麻痺してきていた。しかし、最寄り駅から自宅まで歩くのはかなり厳しい状況だったので、分不相応にもタクシーに乗る。家の目の前に乗りつけたのでご近所の視線が若干痛かったが、背に腹は代えられない。そして、家に着いて玄関で靴を脱いだ時の解放感といったらなかった。当たり前だが、靴を脱いでしまえば痛みは一切消える。お風呂で若干沁みたが、先ほどまでの痛みに比べれば屁でもない。お風呂上りにしっかりと消毒し、あとはただただ早く治るのを祈るのみである。ちょうど明日からは雨が続きそうなので、数日は履き慣れた古い靴を履くことにしよう。

 


8月29日(月)

2011年08月30日 00時04分30秒 | 2011年

  6時起床。昨日購入した革靴をさっそく履いて出勤したのだが、思っていた以上に足が痛い。全体的に皮が硬いので、一歩踏み出す度に足首のところに痛みが走る。これは、慣れるまで随分苦労しそうである。

  日中は、ひたすら事務処理。事業の報告起案及び報告書を1件ずつと、これから実施する事業の起案を2つ作成。加えて、先日の企業の内部監査同席に関する報告文と内部監査チームで今後実施予定の研修に関する提案書も書き上げる。我ながら、なかなかの集中力だった。また、市役所から書類手続きに関する問い合わせを受け、先輩と一緒にせっせと調べて回答もした。これが一見簡単に見えて実はなかなか奥が深い質問で、非常に勉強になった。そういえば、来客もあったっけ。おかげで、今日は時間の流れるのが非常に早かった。

  夜は、私の担当先の専門家派遣の2回目。19時から21時までルノアールの会議室で診断士の先生にご支援を頂く。この支援先は建設関係なのだが、現在販路拡大を目指して様々な取り組みを行っている。今後はホームページもリニューアルする予定なので、完成したらここでも紹介したい。

  終了後、上司と一緒にラーメン屋「壱國屋」で夕食。以前ラーメン好きの先輩に連れ来て頂いたお店である。前回は醤油味だったので、今回は塩味を選択。しかし、ここのラーメンはかなりこってりなので、醤油と塩の違いはよくわからない。まあ、美味しいから全く問題ないのだが。また、餃子もニンニクが効いていて美味しかった。

  23時半前に帰宅。月曜日からなかなかハードなスケジュールだった。明日は比較的早く帰れるので、気が楽である。


8月28日(日)

2011年08月28日 23時29分41秒 | 2011年

  10時起床。昼前から、車に乗って幕張のアウトレットへ出掛ける。途中、首都高から東京スカイツリーが見えたり、幕張のIBMのビルに空が映って綺麗だったり、なかなか良いドライブになった。

  幕張のアウトレットへ来たのは、「Hush Puppies」で革靴を購入するためだった。しかし、これはアウトレットの宿命なのだが、私のサイズ(26.5)には黒色のものしか置いていなかった(私は茶色が欲しい)。仕方がないので、ダメ元で「REGAL」へ。ここの靴は「Hush Puppies」に比べるとちょっと高いのだが、今回はちょうどセール中ということで、ほとんど同じような価格帯になっていた。しかも、簡単に良いものが見つかり、予定通り茶系のものを2足購入することが出来た。結果的に若干予算をオーバーしたが、まあ良しとしよう。

  地元へ戻り、戸田にある中華料理屋「北京亭」で昼食。よく行くレンタルビデオ屋の向かいにあるお店で、前々から一度入ってみたかった。注文は、「蟹チャーハン」と「杏仁豆腐」。チャーハンは、具材が多い反面油っこさは少なく、かなりいける。杏仁豆腐も甘さ控えめな本場の味だった。これでまたひとつ、お気に入りのお店が増えた。

  帰宅後は、ひたすらDVD鑑賞。「FRIENDS」を見ていると、サザエさん症候群にも陥らなくて済む。

 


8月27日(土)

2011年08月28日 03時09分30秒 | 2011年

  12時起床。久しぶりに思い切り朝寝坊した。朝食兼昼食に軽くパンを食べてから、美容室へ。以前、この美容室に「何センチ切りますか?」と言う美容師さんがいると半ば辟易しながら書いたことがある。こっちは出来上がりを想像する時に「何センチ短くなって…」という考え方はしないのだから、もうちょっとイメージを聞いてくれないだろうかと。しかし、彼女のような美容師も使い方によっては重宝するということが判明した。こっちが明確な完成像を数値や切り方の種類で指示すれば、その通りにやってくれる。「周りは短くさっぱりさせて上のほうはワックスで立たせられるような感じ」ではなく、「周りは刈り上げて、上のほうは1.5センチぐらい切ってください」と言えば、求めていた結果が出るのだ。

  車に乗り、西新井大師の参道入口にある「かどや」へ。今回は、「冷やしたぬきうどん」と「氷あんずミルク」を注文。ここのうどんは相変わらず美味しく、天かすと冷たい汁の相性も良い。これを食べる時ばかりは、もっと気温が高ければいいのにと思う。暑くなればなるほど、この料理の美味しさは増す。また、あんずシロップのかき氷は今回が初めてだったのだが、これも最高だった。実際のあんずはそれほど好きではないが、あんずシロップは素晴らしい。


西新井大師の横を抜けて、一目散に「かどや」へ向かう。

  せっかくなので、西新井大師へ参拝。土曜日だというのに、参道のお土産屋は閑古鳥が鳴いている。大きなお世話だが、これで経営は大丈夫なのだろうか。境内にも人は少なかったが、子どもや老人の憩いの場となっているようだった。

  17時前に帰宅し、テレビで日本ハムvs.西武の試合を見る。今日の先発は斎藤祐樹。西武の先発が岸投手だったので「これはちょっと分が悪いな」と思っていたのだが、打線が初回に4点を取ったこともあって、プロ入り後最長となる8回途中まで投げることができ、今季5勝目を挙げた。良い当たりをされることが多いので見ているほうはハラハラドキドキだが、何だかんだで抑え、何だかんだで勝つのだから大したものである。また、1点差に迫られるまで彼を続投させた梨田監督も素晴らしい。中村選手にホームランを打たれた場面では完全に打たれそうな雰囲気が漂っていたし、リリーフを出せば間違いなく抑える可能性が上がるにも関わらず、1点差に迫られるのを覚悟して続投させた。この采配は、「1点差に迫られてからでも、うちのリリーフ陣ならそのまま逃げ切れるだろう」という絶対的な信頼感のなせる業である。

  その後、サッカーJリーグ第24節、清水エスパルスvs.横浜Fマリノスの試合を後半から観る。結果はスコアレスドロー。1にも2にも、高原選手の存在の大きさを痛感させられた試合だった。エスパルスには小野伸二という最高クラスのボールの出し手はいるが、彼だけでは勝てない。そのボールを最後ゴールに突き刺す必要なのだ。普段は高原選手がその役割を担っているが、彼がいないこの試合で、代わりになる選手が出て来ることはなかった。

  試合終了の直後、衝撃的なニュースが入ってくる。なんと、元スウェーデン代表のレドリック・リュングベリ選手がエスパルスに加入するというのだ。全盛期のアーセナルを牽引した攻撃的MFで、今年で34歳にはなるが、通常であればどう考えても日本に来るような選手ではない。スカウトがすごいのか、ゴトビ監督の人脈がすごいのかわからないが、とにかく大きなサプライズである。これは、次の試合は絶対に見に行かなくては。でも、経営は大丈夫なのだろうか…。


8月26日(金)

2011年08月27日 02時27分39秒 | 2011年

  6時起床。一旦オフィスに出社したものの、すぐに先輩と同期と一緒に川崎へ出張に出掛ける。現地でもう1人の先輩と合流し、支援先企業のISO9001の内部監査に同席させて頂く。今回の趣旨は、内部監査員としての勉強のために他組織の内部監査を見てみようというものである。そして、この仕事について、昨日の日記で私は「興味のない仕事なので適当にやり過ごす」と書いたが、その判断は間違っていた。うちの組織でやっている感覚では「内部監査=しょーもない仕事」だが、この会社の内部監査は全く異なるものだった。一言で言えば、本気度、特に管理職の方々の本気度がひしひしと伝わってくるのだ。その理由には、大きく以下の2つが考えられる。

  • 14001(環境)ではなく9001(品質)なので、監査内容が業務ひいてはその先にある売上・利益に直接関係する。
  • 民間企業であるため、本来営業活動等に費やせば「お金を生む」時間をわざわざ割いて内部監査に充てているのだから、しっかり成果を出さないともったいないというコスト意識がある。

うちの組織と比べた場合、前者は取っている種類の問題なので仕方ないが、後者に関しては圧倒的な意識差がある。この会社では、管理職以上の経営層が明確なコスト意識を持っているので内部監査に対するモチベーションが非常に高いが、うちの組織の場合は、むしろ上の人間のほうが「こんなことやって意味あんのかよ」という姿勢でいる。うちの組織の場合、近年段々と成果が求められるようになったとはいえ、それが出せないからといってすぐに組織が存続の危機に陥るわけでもないし、私たち一職員レベルにおいても、給料が下がることもなければクビになることもない。だから、成果を出さなければ組織がつぶれるし、給料も下がればリストラもあり得る民間企業との意識差が生まれる。今回の経験を通して、私を含め私たちの組織がいかにぬるま湯体質に陥っているかということを痛感させられた。

  17時過ぎに一旦帰社し、18時過ぎに退社。帰りの湘南新宿ラインで、崎陽軒のシュウマイ弁当を食べる。相変わらずのクオリティの高さ。久しぶりに食べると、余計にそれを感じる。長年この味を守り、顧客からの人気を保つのは、一見簡単なようで実は非常に難しいことのなのだと思う。

  21時過ぎに帰宅。深夜に、夕飯だったキムチ鍋の残りを活用し、雑炊を作る。適当に調味料を加えてからご飯を入れ、最後に卵でとじる。これが、想定をはるかに超えて美味しかった。しかし、残念なことに、何のおかげでこれだけ美味しくなったのかわからない。こんなことなら、何を入れたか1つ1つ記録しておけば良かった。