社会を見て、聞いて、感じる。

人生そのものがフィールドワーク。

11月28日(水)

2012年11月29日 00時13分55秒 | 2012年

  7時起床。カーディガンを着ず、薄めのコートだけで外に出た瞬間、あまりの寒さに思わず足が止まる。もはや、完全に冬到来である。

  午前中は事務処理。巨額の融資を受けることを目指している企業の支援案件の話を聞きながら、中小企業の経営者の背負うものの大きさを改めて実感する。大企業では、多くの場合において経営と所有が分離しているが、中小企業の大半ではそれらが一体化されている。つまり、自分の会社が倒産すれば、経営者個人の資産も全てパーになる(もちろん必ずしもそういうわけではないが)。市役所に勤めていた時にも、かつて中小企業の経営者だったという生活保護の受給者が結構いた。彼らはまさに、命を懸けて仕事に取り組んでいるのだ。自分が経営判断を間違えれば、従業員やその家族はもちろん、自分とその家族も路頭に迷う。そんな不安と常に闘いながら経営を続ける彼らは、やっぱりすごい人たちだ。どう考えても、私はそうはなれない。

  昼前に上司と一緒にオフィスを出て、大塚へ。昼食は、串揚げ屋「串森」で「おすすめ串揚げ御膳」を食べる。ここの串揚げは衣が薄めで油っぽさが少なく、とても美味しい。特に、アスパラガスを丸ごと1本揚げたものが美味しかった。また、メンチカツを揚げるという発想も新鮮で、相性も良い。場所が場所だけに次に来るのはいつになるかわからないが、是非また立ち寄りたいお店である。次は、1ランク上の「特選串揚げ御膳」にしよう。

  来年の大きなセミナーの打ち合わせで、主要となる講演の講師の先生と打ち合わせ。打ち合わせ自体もスムーズに進み、昨日購入した著作にも快くサインをしてくださった。研究者という人種が大好きな私にとって、こういう出会いは非常にワクワクするものである。

  夕方に帰社し、明日の事業の準備。他機関との共催なので、明日の実施中はそれほど忙しく動き回るということはなさそうだが、その前後の会場設営で力仕事が待っている。肋骨への気遣いを忘れないようにしなければ。

  20時過ぎに帰宅。やけに疲れたなと思ってスマホの万歩計アプリを見たら、15,000歩も歩いていた。


11月27日(火)

2012年11月27日 23時52分36秒 | 2012年

  7時起床。二度寝の誘惑をかろうじて退け、バスマットを洗濯してから家を出る。

  午前中、部長と一緒に出張へ。私の支援先のトップに、私たちの事業(大規模なセミナー)での講演をお願いする。非常にお忙しい方にも関わらず、快く承諾して頂いた。ありがとうございます。

  午後は、事務処理。臨時職員さんにお願いしていた業務の量が少し多過ぎるようだったので、手分けして取り組むことにする。当初はかなり膨大な量に思われたが、3時間ほど集中して取り組んだところ、一気に片付けることができた。

  定時で退社し、横浜へ出てそごうに入っている紀伊国屋書店へ。下記3冊を購入する。

  山口義行『山口義行の”ホント”の経済』スモールサン出版(2012年)
  上野千鶴子『みんな「おひとりさま」』青灯社(2012年)
  上野千鶴子・湯山玲子『快楽上等!3・11以降を生きる』(2012年)

  本来の目的は山口氏の著作だったのだが、結局3冊も購入してしまった。上野先生の新著を購入しないという選択肢は、私にはない。

  帰宅し、さっそく『山口義行の”ホント”の経済』を読み始め、夕食を挟んで一気に読み終える。明日、業務で著者にお会いするので、それまでに著作を読んでおこうと思ったのだ。内容は、想像以上に面白い。日本の財政事情やTPP参加のメリット・デメリット、ギリシャの財政破綻、リーマンショック後のアメリカの現状など、タイムリーな話題について非常にわかりやすく解説してあり、新しい見方を数多く得ることができた。これで、明日お会いするのがますます楽しみになった。


11月26日(月)

2012年11月27日 00時02分21秒 | 2012年

  7時起床。朝から雨が降っている。寒い時期の雨はつらい。

  午前中から来客対応に出張と、忙しく動き回る。

  昼食は、新杉田駅にある「ペッパーランチ」のステーキ。一昨日焼肉をたらふく食べたにも関わらず、結局また牛肉を食べてしまった。

  午後も引き続き出張。今回、普段はなかなか同行することのない隣の部の部長とご一緒させて頂き、非常に新鮮だった。この方のコミュニケーション能力の高さや造詣の深さは、是非とも盗みたいものである。それに何より、うまく言葉では表現できない魅力がある。

  17時前に帰社し、残りの時間は事務処理。今日は、ほとんどパソコンに向かう時間がなかった。

  18時半過ぎに退社し、帰りにスーパーに寄って鍋を購入する。これまでより一回り大きく、底も深い鍋。主に豚汁を作る際、これまでの鍋ではどんなにひたひたに作っても4~5杯分にしかならなかったので、1週間分を一気に作れる鍋の補強が急務だったのだ。

  さっそく豚汁を作る。人参3本、株5個(葉も全て投入)、白菜4分の1、かぼちゃ4分の1、牛肉300グラムを投入。これまでの鍋では完全に溢れる量だが、新しい鍋ではまだまだ余裕がある。これは、良い買い物をした。

 


11月25日(日)

2012年11月26日 22時23分04秒 | 2012年

  9時起床。眠気まなこをこすりながら朝食をとり、歯医者へ。現在進めている古い詰め物の入れ替えは、今年中には終わるらしい。噛み合わせの調整もしてもらい、格段に噛みやすくなった。

  昼食をとってから実家を出て、本郷台の部屋へ戻る。途中、戸塚駅近くの大きなスーパーで買い物。品揃えが多く、ついつい買い過ぎてしまった。

  夕食は、常夜鍋。前回に引き続き、ほうれん草1束を一気に平らげてしまった。やはり、これは鉄板料理である。


11月24日(土)

2012年11月26日 22時14分56秒 | 2012年

  9時起床。しばらくゴロゴロしてから友人を駅まで送り、掃除、洗濯を済ませる。

  お昼過ぎに家を出て、桜木町にある横浜美術館へ。時間の関係で企画展はスルーして、コレクション展「光をめぐる表現」を観る。芸術に関しては全くの素人なのでそれらの価値はよくわからないが、ガラス作品や絵画、写真など、500円とは思えないほど充実した展示物があった。落ち着いた雰囲気でゆったりと時間を過ごせるし、単純に綺麗なものを観るのは楽しい。美術館って、案外良い遊び場である。


美術館の向かいには、何やら大きな施設ができるらしい。


中央にサルバドール・ダリの油絵が3点飾られている。


川麻児「静かの海」(1989年)


近藤弘明「寂夜」(1966年)


【写真】浜口タカシ「13時28分26秒全共闘本部の部屋」


【写真】浜口タカシ「東大の象徴だった安田講堂の内部は惨たんたる風景」

  美術家に併設されているカフェ「小倉山」で昼食。「ハーブチキンサンド」と「ラ・フランスソーダ」を注文する。カウンターの大きな窓越しに外の景色を見ながら食事が出来るのは、ちょっとした贅沢である。

  みなとみらい駅からみなとみらい線(東横線)に乗り、武蔵小杉へ。駅前からバスに乗って、等々力競技場へ向かう。今日は、Jリーグ第33節、川崎フロンターレvs.清水エスパルスの試合が行われる。開場時間の30分前に到着したものの、アウェイ側自由席には長蛇の列が出来ていた。結局、会場に入れたのは開場から20分後。しかし、それでもほぼ真ん中の良い席を確保できた。

  一度スタジアムを出て、周辺を散策する。銀杏や紅葉がこれでもかと美しく色づいており、ずっと見ていても飽きない。そう感じる人はたくさんいるようで、川崎フロンパークに出店しているお店で食べ物を買って、景色を見ながら食べている人がたくさんいた。

  試合開始1時間前にスタジアムの席に戻ったものの、諸事情により試合観戦を取りやめ、地元へ戻ることにする。元々観戦する予定ではなかった試合だし、結果的にも敗れたので別に構わないのだが、ちょっとお金がもったいなかった。しかしまあ、スタジアム周辺の美しい景色を見られたと思えば、それほど損をしたという感覚にはならない。

  地元で友人と合流し、所用を済ませてから、焼肉の食べ放題へ。中学生時代に通い始め、大学時代に重用していたお店だが、(食べ放題なので当然だが)お肉の質がそれほど良くないことに加えて、近年は年のせいかそれほど大量にお肉を食べたいと思わなくなったため、ここ数年は足が遠のいていた。しかし、このお店はお肉だけでなく、デザート類も充実しているので、久しぶりに好き放題食べることが出来た。これで、当分牛肉は食べなくてもいい。

  続いては、バッティングセンターへ。かつて私たちがよく使っていたバッティングセンターは4ヶ所あったのだが、いつの間にかそのうち3ヶ所が閉店してしまった。需要が減少しているのだろうか。それとも、事業承継がうまくいかなかったのだろうか。しかし、残った1ヶ所では現役バリバリの高校生が本格的な打ち込みを行っていて、何だか微笑ましかった。私たちにも、こういう時期があったな。ちなみに、久しぶりのバッティングでは、思ったよりは打てたものの、2セット(40球)で手に内出血が起きた。しかも、かなり痛い。

  銭湯で汗を流してから、先週に引き続いて遠くへドライブすることになる。深夜のドライブといえばやっぱり海だろうということで、幕張へ。海沿いの道に車を止めると、目の前の海に月明かりの道が出来ていた。これがめちゃくちゃ美しく神秘的で、ひどい寒さにも関わらずしばらくの間その場で立ち尽くしてしまった。写真ではあまり伝わらないのが残念でならない。

  帰宅は4時過ぎ。先週に引き続き、倒れるように眠りについた。