社会を見て、聞いて、感じる。

人生そのものがフィールドワーク。

5月6日(火)

2014年05月10日 10時08分52秒 | 2014年

  9時起床。すぐに身支度を整えて、帰る準備を進める。

  昼前に親戚一同が集まり、弟と奥さんとのお食事会。奥さんはやはり緊張していたようだったが、大阪の親戚はみんな仲良しだしウエルカムな雰囲気で、笑いの絶えない食事会となった。私は以前にも奥さんに会ったことがあるのだが、本当に良い人で、弟は幸せ者だと思う。あとは、元気な赤ちゃんが産まれてくることを願うばかりだ。今から楽しみで仕方ない。

  14時前に一足早く家を出て、横浜へ戻る。ゴールデンウィークの最終日だったので、遅い時間の新幹線が取れなかったのだ。しかも普通席は満席だったので、仕方なくグリーン車に乗った。普通車より5千円近く高いが、それに見合うだけの快適な空間だった。


近鉄線。この色の車両は比較的新しい。

  帰宅は19時過ぎ。弟の幸せそうな姿を見ていたら、一気に結婚したくなってきた。まずは、相手を見つけるところから始めなくては。


5月5日(月)

2014年05月10日 09時36分34秒 | 2014年

  7時起床。8時過ぎに母と一緒に家を出て、弟の新居がある弁天町へ向かう。

  駅へ向かう途中で気付いたのだが、大阪市はゴミの戸別回収を実施している。一定距離毎に共同のゴミ捨て場があるのではなく、各家庭が自分の家の前にゴミを出すのだ。この方法のメリットは、ゴミを出した家庭が一目瞭然なので、不法投棄の阻止や分別を促進する効果があること。そして、ゴミ捨て場の近くの家が異臭に悩まされる等の不平等がなくなるということ。デメリットは、収集がとにかく面倒くさいということ。だからだろう、袋小路になっている場所では、家の前ではなく道のど真ん中にゴミが置いてある。神奈川でも、確か鎌倉市が試験的にゴミの戸別回収を実施する予定だったと思う。大阪市では母が子供の頃からこの方法だったそうだが、果たして神奈川でこの方法が浸透するのかどうか、気になるところである。

  今度は大阪環状線に乗っていて気付いたのだが、優先座席がやけに派手で、しかもこの座席にどういう人が座るべきかがよくわかる。このデザインだと、例え空いていたとしても座ろうとは思えない。

  弟の家には9時過ぎに到着。奥さんは仕事でいないので、部屋の各場所のサイズを測ってから、3人で梅田のヨドバシカメラへ。とりあえず、エアコンを買う。その後、神戸へ移動し、「familiar」(ファミリア)でベビーベッドなどを見る。俗にいう「できちゃった結婚」なので、私は10月にはおじさんになるのだ。ファミリアのベビー服はどれもかわいくて、特に女の子物が本当にかわいい。もし女の子が生まれたら、ここでベビー服を買ってあげよう。


阪神神戸三宮駅。随分と綺麗になった。


さすがは神戸。繊維の商店街がある。


神戸元町商店街。横浜の元町商店街とはまた違う雰囲気。

  昼食は、神戸元町商店街にあるステーキ屋「グリルKISSHO」で神戸牛を食べる。定番のステーキは以前に食べたことがあるので、今回はビーフカツレツを食べてみた。神戸牛だからかどうかはわからないが、やはり美味しい。牛肉のカツレツって、なんでこんなに美味しいんだろう。

  大阪へ戻る。

  弟も一緒に祖母の家の近くまで戻り、祖母も合流して4人でお好み焼き屋で夕食。結局3時間近く、閉店まで居座ってしまった。 


5月4日(日)

2014年05月10日 09時08分16秒 | 2014年

  8時起床。今日から2泊3日で大阪の祖母の家へ泊りに行く。大阪で働いている弟が結婚することになり、6日に母方の親戚一同に挨拶に来るということで、関東からも母と私が行くことになった。そこで、せっかくの機会なので早めに行って、京都競馬場で行われる春の天皇賞を観に行くことにした。

  新横浜10時19分発ののぞみ221号に乗り、京都へ。乗ってすぐ、駅で購入した「東海道新幹線50周年記念弁当」を食べる。沿線各地の名物が入ったお弁当である。

  新富士駅の手前ぐらいで、富士山が非常に綺麗に見えた。こんなに綺麗に見えたのは初めてかもしれない。寝てしまわないで良かった。

  京都から近鉄線、京阪線を乗り継いで、京都競馬場のある淀へ。隣駅の中書島に叔父家族が住んでいるので場所はよく知っていたのだが、降りるのは初めてである。

  京都競馬場は、とにかく広い。天皇賞(春)は4歳以上の古馬最強を決めるレースであり、今日も8万人以上が集まっていたのだが、敷地が広いのでそれほどゴミゴミした感じがしない。子供連れも多く、競馬場というよりも大きな公園といったイメージである。

  馬頭観音にお参りし、先日、引退直後に不慮の事故で亡くなったトウカイトリックの献花台に手を合わせる。昨年まで8年連続で春の天皇賞に出走した馬で、驚くことに12歳まで現役を続けた。天皇賞は4歳以上にならないと出られないから、彼は生涯で出られる天皇賞には全て出走したことになる。勝ち負けに関わらず、春の天皇賞の名物となっていたそうだ。引退後はこの京都競馬場で誘導馬として活躍する予定だっただけに、亡くなったことは残念でならないが、きっと今日のレースも後輩たちの頑張りを空の上から見守っていたに違いない。いや、もしかしたら19番ゲートから一緒に走っていたのかも。

  天皇賞を良い場所から見るため、発走の2時間前から通路脇の場所を陣取る。その間もレースはやっているが、今日はメイン以外では買わないと決めているので、ただ見るだけだ。同じように考える人も多く、時間が経つに従ってどんどん人が増え、身動きが取れなくなった。

  馬たちがコースに出てくると、一気に会場の熱気が高まる。この頃には、場内にいる全ての人がコースに出てきているため、見渡す限りが人で埋め尽くされている。

  今回の天皇賞は、4強の勝負だと言われていた。去年のダービー馬「キズナ」、既にGⅠを4勝している「ゴールドシップ」、去年のこのレースの勝者「フェノーメノ」、そして昨年引退したオルフェーブルの同級生でこれまでずっと彼の2着だった「ウインバリアシオン」。私は、この「ウインバリアシオン」を応援していた。彼を1、2着付けにした馬券を中心に、賭け金の合計はちょうど10,000円。私の中では相当な金額であり、だから他のレースには一切手を出さなかったのである。

  15時40分、ファンファーレとそれに合わせた会場全体の手拍子を皮切りに、ついに発走。3200メートルの長距離戦であるためレース時間は3分強と長いのだが、カップラーメンを待つ時間とは雲泥の差があるほど短く感じた。勝ったのは、フェノーメノ。ウインバリアシオンは最後の最後で後ろから差し切ったかと思いきや、わずかに届かず2着だった。前のレースでシュタルケ騎手が落馬して怪我をし、急遽ウインバリアシオンが武幸四郎騎手(武豊騎手の弟)に乗り替わりになったり、ゴールドシップがスタートで大きく出遅れたり、ダントツ1番人気だったキズナが4着になるなど、波乱のレースだった。私の買った馬券は大半が外れ、ウインバリアシオンの複勝で5,000円が返ってきたのみ。損はそれほど大きくないが、完敗である。しかし、怪我明けのフェノーメノの復活・連覇は感動的だったし、ウインバリアシオンも幸四郎騎手も素晴らしいレースをしてくれたので、気分はすこぶる良い。それに何より、勝っても負けても、この興奮は癖になる。

  興奮冷めやらぬまま大混雑の京阪電車に乗り、大阪へ向かう。どうしても「スガキヤ」のラーメンが食べたかったのだが、近年大阪地域で店舗数がかなり減っており、昔行っていた祖母の家の近くのお店も閉店してしまっていた。仕方がないので、少し離れた店舗まで食べに行く。

  乗り換えで降りた天満橋駅で、少し休憩。せっかくなので、天満橋を見に行く。何となく古き良き橋のイメージを持っていたのだが、実際には都会の大きな橋だった。天満橋って、こんな感じなのね。

  改札の近くにある喫茶店で休憩。チョコレートケーキとホットミルク。よく考えたら、今日はこれまでほとんど立ちっぱなしだった。足が棒のようになっている。

  地下鉄に乗り換え、喜連瓜破駅へ。これで「きれうりわり」と読む。何とも面白い駅名である。

  駅を出てすぐのところにあるイオンのフードコートで、ようやく「スガキヤ」のラーメンにありつく。大阪に来たら、一度はこのラーメンを食べないと気が済まない。まあ、本当は名古屋のお店なわけだが…。

  地下鉄で天王寺まで引き返し、近鉄線に乗り換えて祖母の家へ。

  祖母の家に着いたのは20時過ぎ。30分ほどで母も到着する。久しぶりに会った祖母は相変わらず元気そうで、最近中国語を習い始めたそうだ。77歳になって、すごいバイタリティである。


5月3日(土)

2014年05月10日 08時39分25秒 | 2014年

  7時起床。今日は職場の競馬部メンバーで、東京競馬場に青葉賞を観に行く。

  8時過ぎに家を出て、先輩の車に乗って東京競馬場へ。他の先輩、後輩とは現地で待ち合わせ。青葉賞は3歳限定のGⅡクラスのレースなので本来はそれほど混まないのだが、今年はゴールデンウィークの真っただ中ということで、11時前の時点で周辺の駐車場は全て満車となっており、離れた場所に何とか車を止めたものの、場内で座席を確保することは出来なかった。まあ、座席を確保しても、ほとんどの時間はパドックを見たり馬券を買ったりと歩き回っているので、それほど影響はないのだが。

  現地集合のメンバーと合流する前に、ターフィーショップ(お土産屋さん)へ寄る。その途中、ディープインパクトに乗って写真が撮れるイベントをやっていたので、先輩にカメラを押し付け、子供たちに交じって列に並ぶ。ちょっと恥ずかしかったが、鞭も持たせてもらえるし、思っていた以上に馬の背の上が高くて、テンションが上がった。

  ターフィーショップで、8月に出産予定の先輩へのプレゼントとしてよだれかけを購入し、ようやく他の先輩・後輩と合流。

  レースは、第6レースから投票を開始。レースは全部で12レースあり、メインの第11レースが日本ダービートライアル(上位2頭が日本ダービーへの優先出走権を得る)「青葉賞」である。このレースをピークに来場者が増えるので、レースが進むに従ってに場内の雰囲気も熱くなってくる。この雰囲気がたまらない。


競走馬と違って誘導馬は本当におとなしく、悪さひとつしない。

  全12レースを終えて、私が買った馬券は見事に全て外れた。それどころか、私だけでなく全員が見事に当たらなかった(かろうじて先輩が1200円だけ当てたが、賭けた金額からすれば…)。こんなことは初めてである。しかしそれで気付いたのは、当たろうが当たるまいが、楽しさはほとんど変わらないということである。だから、「こんな外れることある!?」と言い合いながらも、帰り道の足取りは軽い。

  ステーキを食べながら反省会をしてから、帰りも先輩に送って頂き、帰宅。