社会を見て、聞いて、感じる。

人生そのものがフィールドワーク。

4月29日(日)

2012年04月30日 01時16分59秒 | 2012年

  10時半起床。寝たのが遅かったわりには、案外早い時間に起きた。

  昨日、日本ハムファイターズの稲葉篤紀選手が、楽天4回戦(Kスタ宮城)でヒメネス投手から右前打を放ち、史上39人目の通算2000本安打を達成した。怪我や大リーグへの挑戦失敗など、決して順風満帆な野球人生とはいえない道を歩んできた彼だが、勝負強いバッティングと全力プレーで、いまや誰もが認める「ミスター・ファイターズ」となった。また、人柄の良さ、人望の厚さも彼の大きな魅力である。そんな彼の偉業達成は、ファイターズファンにとって本当に嬉しいことである。これからも、中心選手としてチームをどんどん引っ張っていって欲しい。

  昨日の清水エスパルスの試合(vs.FC東京)は、東京競馬場からも近い味の素スタジアムで行われた。私はまだ全部を通して見てはいないのだが、2人退場になってから高木選手の起死回生の1発で勝利したことで、お祭り騒ぎになったようだ。9人対11人、実際には西村主審は清水嫌いの偏向判定で有名なので(今回も8枚ものカードを出した)実質的には9人対12人という苦しい状況だったが、それを見事に乗り越えた。試合後の高木選手の涙からも、それがいかに困難なことだったかが伺える。今年の清水は、やはり一味違う。

  日中は、テレビを見たり、昼寝をして過ごす。

  夕食は、私の大好きな野菜を豚ロースで巻いた揚げ物。一度自分でも作ってみたいが、一人暮らしで揚げ物をするのはなかなかハードルが高い。

  最近は、朝晩の寒さもなくなり、場合によっては暑いくらいになった。我が家のサンは元々暑さに弱いので、少し走り回っただけでずっと舌を出してハーハーしている。毛も短く刈ってあるのにこの時期でそんなに暑いとなると、一体真夏はどうすればいいのだろう。


冷たいシートの上が快適らしい。


4月28日(土)

2012年04月29日 22時03分37秒 | 2012年

  6時半起床。今日は、会社の先輩、同期、後輩と私の4人で東京競馬場へ青葉賞を見に行く。以前この4人で飲んだときに競馬好きの先輩の話を聞いて、みんなで一度行こうという話になっていたのだ。9時に横浜駅前で待ち合わせ、先輩の車で東京競馬場へ。ゴールデンウィークの初日ということで全体的に道が混んでいたが、このメンバーだと話題は尽きないので、それはそれで楽しい。

  東京競馬場には、第2レースの最中の到着。思っていたよりも大きく、思っていたよりも綺麗なところである。座席を確保してから場内を散策し、先輩から馬券の買い方についてレクチャーを受ける。


レクチャーが終わる頃に第3レースが始まった。

  第4レースから参戦。競馬というのは、思っていたよりも忙しい。前のレースが終わったらパドックへ移動し、次のレースに出場する馬の様子を実際に見る。その後、競馬新聞を読みつつ(これは本来事前にやっておくことらしい)、馬が実際にコースに出てきて試走するところを見ながら予想を組み立て、馬券を買う。これを全て、レースとレースの間の30分間にやらなければならない。


パドックで、馬の状態をチェックする。

目が合った馬がいて、新聞の予想は下位だったが、その目が「俺はやるぜ」と言っているように感じたので買ってみた。結果は、惜しくも2位。でも、よく頑張りました。


馬券の買い方にもたくさんの種類がある。


マークシートで馬を選ぶ。


自動精算機にマークシートを入れて購入する。


これで購入完了。


ちなみに、他の会場で行われているレースの購入、テレビ観戦も出来る。

  当然ながら、そう簡単に予想は当たらない。しかし、競馬新聞とにらめっこしながら予想を考えたり、自分の買った馬を応援したりすること自体が楽しい。特に、メインの11レースの頃には人も増えて大きな盛り上がりを見せ、その熱気の非日常感がたまらなかった。


これだけたくさんの人がレースの行方を見守っている。


こんなに近くで見ることも出来る。この距離だと足音が聞こえて、迫力満点。

  全12レースが終わり、当たった馬券の払い戻し手続きをする。戻ってきたのは、2,040円。賭けた金額が6,000円だから、約4,000の赤字である。しかし、丸一日遊んで4,000円なら、そんなに悪くない。

ちなみに、当たった馬券は払い戻しで回収されてしまうので、残るのはハズレ券だけ。

  ファミレスで夕食をとってから、私はそこで別れて実家へ戻る。人生初の競馬は、期待以上に面白かった。先輩に感謝である。

  夜から友人とファミレス&銭湯へ。すべらない話がいくつかあって、息が苦しくなるほど笑った。帰宅は3時前。

 


4月27日(金)

2012年04月28日 00時22分48秒 | 2012年

  6時半起床。「今日が終わればゴールデンウィーク」と自分自身に言い聞かせながらベッドから這い出る。

  朝一で、旧内部監査チームと経営層の会議。内部監査の話から派生して業務全体の話になったのだが、「各部署長を通して聞いていると思うけど」という語り出しで始まった話の中に全く聞いていなかったものがいくつかあった。つまり、経営層が「組織全体に伝わっている」と思っている方針や指示が、中間管理職を経由する過程で取捨選択され、私たちに届いていないのだ。もちろん、経営層の全ての話が末端まで伝わる必要はないし、中には管理職の間だけで留めておくべき情報や指示もあるだろう。しかし、経営層が「全体に伝えるべき」だと思っている話を中間管理職が「伝える必要はない」と判断してしまっている現状は明らかに健全ではない。現場の人間が、本来伝えられるべき情報や指示を知らず、しかもそのことにすら気づかずに業務を進めている現状では、組織が組織として機能するはずがない。幸い、最近は段々とこうした問題が顕在化してきたので、状況は徐々に改善していくだろう。

  昼食は、「青空」の期間限定メニュー「混ぜそば」。名前の通り、器の中身を念入りに混ぜてから食べる。コクがあるタレに具材それぞれの旨みと辛みそがうまく絡み合って、良い意味でパンチのある味がする。最後に残ったタレとご飯を混ぜて食べるのも良い。これまでは名物の「青空タンメン」ばかり食べていたが、今後は他のメニューも食べてみたくなった。

  午後は、事務処理と会議。事務処理では、前任者が放置していて山積みになっていた書類を先輩と後輩と分担して少しずつ減らしていき、最終的には全てを片付けた。それにしても、あれだけ仕事を溜め込んで、しかもそのままバトンタッチするなんて、前任者は一体どういう神経をしているのだろうか。考えられへん。

  18時前にそそくさと退社し、前々から一度試してみたかったバスでの帰宅にチャレンジする。通常は電車で20分掛けて通勤しているのだが、実はバス1本でも通勤することが出来る。尾上町(関内駅近く)からバスに乗り、上大岡駅を経由して大船駅を目指す。所要時間は、予想以上の1時間10分。1番前の席に座ってずっと景色を眺めていたが、残念ながらそれほど代わり映えのしない景色が延々と続いた。

  家の最寄のバス停で下りず、大船駅まで出る。ルミネの中に入っている「新星堂」に立ち寄り、「ももいろクローバーZ」(通称:ももクロ)のCD「BATTLE AND ROMANCE」(アルバム)、「労働讃歌」の2枚を購入。実は、数ヶ月前にテレビで彼女たちを知って以来、いつの間にかすっかりファンになってしまった。最近は、毎朝仕事に出掛ける前にYouTubeで彼女たちのコンサート動画(http://www.youtube.com/watch?v=cgvWkn8f_ME&feature=colike)を見るほどハマっている。彼女たちを見ていると、とにかく元気が出るのだ。激しいダンスや個性的なパフォーマンスを繰り広げる彼女たちは良い意味で「三枚目アイドル」なのだが、あれだけの激しい動きの中で生歌を貫くあたりはプライドを感じるし、迫力もある。CDなんか買わなくたっていくらでも楽曲を聴くことが出来るこの時代に、握手券が付いてくるわけでもなく、総選挙があるわけでもないのに彼女たちのCDを敢えて私が買ったのは、そんな彼女たちに対する敬意や感謝、応援の気持ちを示すためである。この「CDを買う」という行為が、彼女たちへの1票なのだ。この年になって10代のアイドルにハマることも、それをここでカミングアウトすることも少し恥ずかしいのだが、素晴らしいものは素晴らしい。

CDを買うと特典で写真がついてくるあたりは、一般的なアイドルと一緒だ。

  大船で夕食をとってから帰ろうと思っていて、めぼしいお店も見つけたのだが、パスタが1,500円という価格設定を見て、「じゃあ1,500円分コンビニで食べたいもの買ったほうがいいや」と思い直し、セブンイレブンに立ち寄ってから帰宅。本当にただただ目につくものの中で食べたいと思ったものをかごの中に入れていったので、随分と統一性のない食事になってしまった。

  さて、ついに明日からゴールデンウィークが始まる。栄えある初日は、職場の先輩、同期、後輩と一緒に東京競馬場(青葉賞)へ行く。人生初の競馬である。とりあえずスポーツ新聞を買って競馬欄を読んでみたが、そもそも読み方すらわからない。しかし、ギャンブルにはビギナーズラックというものがあるので、明日は気合いを入れて一発大穴を当ててやろうと思う。

 


4月26日(木)

2012年04月26日 23時39分45秒 | 2012年

  6時半起床。今日から、朝食をシリアルにしてみた。それも、1種類だけだと物足りないので、食物繊維に特化したものも混ぜてみた。栄養のバランスもそれなりだし、用意するのも楽だし、結構美味しい。

  去年まで私の教育係だった先輩が、ついにパパになった。昨日奥さんが産気づいたという話を聞いていたのだが、今朝職場に電話が入り、部長の「おめでとう」の言葉で周囲もみんな笑顔になる。歓喜というよりも、安堵に近い笑顔だ。温厚で後輩の面倒見も非常に良い先輩なので、きっと素晴らしいパパになるだろう。しかもお子さんは女の子なので、溺愛する様子がはっきりと目に浮かぶ。本当に、おめでとうございます。

  昼食は、「CHIKICHIKI&TANTAN」のパスタ。アンチョビソースが絶妙でおいしい。

  今日は、立て続けに来客が2件あった。多くの支援先が決算と総会のちょうど中間の時期に置かれている今頃から、決算手続きや総会の準備に関する相談が増えてくる。

  20時前に帰宅。夕食は、レトルトのカレー。商品特性として「家庭的」であることがPRされていたのでどんな味かと思ったら、ピリッとした辛さのないマイルドなカレーだった。確かに、あまりに辛いカレーは家庭的という感覚とは異なる。それは、実際に家のカレーが辛いかどうかという問題ではなく、「家庭=安らぎの場所」というイメージ、期待、妄想の結果だろう。しかし、おそらく一部もしくはそれ以上の多数の人にとって、家庭が安らぎとは程遠いピリ辛な居心地の場所であるという残念な事実から人々は目をそらしがちだ…って、カレーから全然関係ない話になってしまった。

  夜、青森に赴任中の友人と電話をする。ゴールデンウィークにこちらに戻ってくるはずが、急遽なしになってしまったとのこと。残念ながら、直接会うのは夏までお預けである。仕事も大変そうなので、今後は折を見て定期的に電話を入れてみようと思う。


4月25日(水)

2012年04月26日 07時38分01秒 | 2012年

  6時半起床。まだ水曜日だが、体の疲れは金曜日並みである。

  午前中は、近所の支援先へ出張に出掛ける。桜の季節は終わってしまったが、この時期は木や花が綺麗なので、外を歩いているだけで気持ちが明るくなる。

  昼から先輩と後輩と一緒に出張に出掛ける。支援先の引き継ぎの関係で近くの会計事務所へ伺うのだが、その前に野毛の老舗洋食屋「洋食キムラ」で昼食。先輩にハンバーグセットをご馳走になる。このハンバーグが、とにかく美味しい。柔らかくてすぐに崩れてしまいそうな肉汁たっぷりのハンバーグに、濃厚なデミグラスソースと生卵をまぜたソースをたっぷりつけて食べると、幸せのあまり思わずニヤニヤしてしまう。全体的にどのメニューもそれなりの値段だが、それでも色々なメニューを試してみたいと思わせてくれるお店である。

セットのパンのクオリティも高い。

  会計事務所では、先生からたくさんの興味深いお話を伺った。先生は、表情や物腰は非常に柔らかいのだが、話の内容はかなり尖がっていて、思わず身を乗り出して話に聞き入ってしまった。

  オフィスへ戻る途中、先輩が近所では有名な古き良き和菓子屋「おがわ」で名物のどら焼きを買ってくださり、オフィスへ戻ってすぐに始まる会議の冒頭にメンバー全員で食べる。買う時に、店主のおじいさんが店の奥で寝てしまっていて起こすのに何度も大声を張り上げなければならなかったため、「この店大丈夫か?」と思っていたのだが、作っているどら焼きは間違いなく一級品である。ふわふわ感としっとり感のバランスが絶妙な生地と、さっぱりと甘い白餡(黒餡もあるらしい)。関内周辺にはたくさんの和洋菓子店があるが、お土産として誰かに買っていくなら、私は間違いなくここのどら焼きを選ぶだろう。

ドラえもんもきっと大満足するだろう。

  水曜日はノー残業デーということで、19時過ぎには帰宅。久しぶりにテレビを見たら、そのままダラダラと深夜まで見続けてしまった。