社会を見て、聞いて、感じる。

人生そのものがフィールドワーク。

6月7日(日)

2015年06月10日 00時44分28秒 | 2015年

  9時起床。朝食は、昨日の筍ご飯の残りとお味噌汁、オムレツ、ベーコンと野菜の炒め物。炒め物にはトマトケチャップが使われていて、これが絶妙だった。

  そろそろ紫陽花が咲く季節。笠間には紫陽花の見所がいくつかあるということで、検索してみたところ、その中のひとつに坂東三十三観音巡礼で訪れたことのある楽法寺(雨引観音)(第24番札所)を見つけ、行ってみることにする。彼女の家からは、車で約30分。前回訪れたのは、2009年8月29日。約6年振りの再訪である。

  山門の入口のところから、既にたくさんの紫陽花が出迎えてくれる。全体的に、青色のものが多い。紫陽花の色は土壌の酸度によって変わると言われており、青色は土壌が酸性の場合に出る色だそうだ。

  山門をくぐって階段を上る。まだ満開ではないが、たくさんの紫陽花が色鮮やかに咲いている。

  仁王門をくぐり、本堂へお参り。ゆっくりとお寺を参拝するのは久しぶりだ。般若心経も、いつのまにかそらでは唱えられなくなってしまった。しかし、仏様の前に座って手を合わせると、それだけで穏やかな気持ちになる。やはり、お寺は良い。また巡礼を始めようか。

  雨引観音は、境内に多くの鳥が住んでいることでも有名である。しかも、鳥小屋があるわけではなく、みんな自由に境内を歩き回っている。売店では、鳥のえさも販売されている。中には直接手からえさを食べてくれるアヒルもいたりして、結構面白い。

  そんな鳥たちの中でも最もインパクトがあるのは、やはり孔雀だろう。孔雀もまた、普通に境内を歩き回っている。トコトコと歩いては綺麗な羽を広げていて、しかもその前を普通にアヒルが素通りしたりしているのが面白い。

  結局、1時間以上も滞在していた。彼女は、私が結構本格的に参拝していることに驚いたようである。確かに、日頃の私の言動からは、お寺で仏様に手を合わせている姿は想像できないだろう。そういえば、学生の頃にゼミでやっていた巡礼者へのインタビュー調査の中で、若いカップルで巡礼している方がいらっしゃった。あの方たちは、今どうしているだろうか。

  笠間へ戻り、たまたま道沿いに見つけた中華料理屋「あぷりこっと」で遅めの昼食。私も以前に観たことがある、宮藤官九郎監督、宮崎あおい主演の映画『少年メリケンサック』のロケで使われたお店らしく、店内に出演者のサインや当時の撮影風景の写真などが飾られていた。そういえば、何となくこの場面は覚えている。今もそうだが、この映画の時の宮崎あおいは本当にチャーミングだった。

  注文は、彼女がタンメン、私は映画にちなんだ(どうちなんでいるのかはわからない)「少年メリケンサック定食」。映画は随分とファンキーな内容だったが、定食の味は炒飯も餃子も王道路線をいくものだから心配はいらない。

  彼女に友部の駅まで送ってもらい、17時03分発の特急ときわ84号で上野へ戻る。せっかく常磐線が品川まで延びたのに、この時間帯のときわ号は全て上野止まりになっているのが残念だ。

  19時半前に帰宅。今日はリアルタイムで見ることは出来なかったが、安田記念(東京、芝、1,600m)だった。出走馬と私の予想は下記のとおり。

◎ ⑬ヴァンセンヌ
○ ③ダイワマッジョーレ
▲ ⑯カレンブラックヒル
△ ⑥モーリス
△ ⑩フィエロ

  何度か競馬に連れて行ってくださっているYさんが、ずっと前から追いかけてきたというヴァンセンヌが本命。近走の実績(3連勝での重賞初制覇)はもちろん、母がフラワーパークというところが期待させてくれる。対抗は、直近2走はらしくない走りを見せているものの、3月の阪急杯で印象的な勝ち方をしたダイワマッジョーレ。対抗には、先行してそのまま残るならこの馬だろうというカレンブラックヒル。とはいっても、1番人気のモーリス、2番人気のフィエロを外す勇気はないため、それらも入れて広めの三連単馬券を買うことにした。

  結果は、1着がモーリス。ヴァンセンヌは、惜しくもクビ差の2着。このクビ差は大きい。いずれにしてもワイドも三連単も外れているが、ヴァンセンヌが勝っていればかろうじてトリガミ(当てたのに収支はマイナスという現象)は回避できたのに。しかし、ヴァンセンヌはやはり良い馬だ。秋のGⅠ戦線が今から楽しみである。


6月6日(土)

2015年06月09日 21時46分42秒 | 2015年

  8時起床。9時半過ぎに家を出て、六本木で雑用を済ませる。

  後楽園のウインズに寄り、明日の安田記念の馬券を購入。スケジュール的に、今回はあまり深く考える時間がなかった。考える時間がないと、絞り込むことが出来ないから、買い目が増えて投資金額が増える。

  東京駅へ移動し、13時53分発の常磐線特急ひたち15号に乗り、水戸へ。友部に停車するときわ号の時間に間に合わず、仕方なくひたち号で水戸まで行って折り返すことにしたのだが、たまたま上野を出ると水戸までノンストップのタイプの列車だったため、時間のロスはほとんどなかった。

  車内で遅めの昼食を頂く。東京駅の駅弁売り場で購入した、米沢駅の駅弁「牛肉どまん中」。私の中で3本の指に入る駅弁である。かつては山形新幹線の車内や、たまに開催される駅弁イベント等でしか目にする機会がなかったが、いつの間にか東京駅で常時買えるようになっていた。これは、ありがたい。

  水戸駅からすぐに折り返し、内原へ。水戸線の車内はガラガラである。

  内原の眼科帰りの彼女にピックアップしてもらう。帰る前に笠間駅前のケーキ屋「グリュイエール」に寄り、モンブランを購入する。ここのモンブランは本当に美味しい。

  夕食は、筍ご飯。先日、支援先の青果市場の社長さんから頂いた筍を使う。炊き上がり、炊飯器を開けた瞬間の香りがとにかく素晴らしい。ズッキーニや蕪、パプリカなどの炒め物や空豆も合わせて、随分と豪華や夕食となった。


5月31日(日)

2015年06月07日 23時33分36秒 | 2015年

  7時起床。午前中は支援先の総会。珍しく、議案に対する質問や意見が出る活発な総会だった。

  昼過ぎに総会を終え、桜木町のウインズに寄って馬券を買ってから、家へ帰る。

  今日は、東京優駿・日本ダービー(東京、芝、2,400m)。2012年に生を受けたサラブレッド6,897頭の頂点を決める闘い。日本のホースマン全員が目標とするレースである。出走馬と私の予想は下記のとおり。

◎ ⑬リアルスティール
○ ⑭ドゥラメンテ
▲ ⑰キタサンブラック

  本命と対抗は、皐月賞と同じ。皐月賞では1、2着が入れ替わり、ドゥラメンテが衝撃的な末脚を見せたが、今度は皐月賞より2ハロン距離が長くなる。気性的にもまだ問題があるし、信頼度の高さではリアルスティールが一枚上だと踏んだ。同じ流れで、穴も皐月賞と同じキタサンブラック。少し距離が長いのではという不安はあるが、先行して粘るスタイルはついつい応援したくなる。馬券的には、紐に青葉賞と京都新聞杯の実績馬を入れた。ちなみに、コスモナインボールは、予想云々に関係なく、応援する。

  15時40分発走。このレースは、皐月賞に続き、ドゥラメンテの強さを本物だと確信するためにあった。これまでの後方待機とは違い、道中から中段の前めにつけたドゥラメンテは、最後の直線に入って早めに先頭に立つと、そのまま後続の追随を許さずゴール。典型的な横綱競馬だった。しかも、タイムはダービーレコード。馬券的には全くダメだったが、ダービーに相応しい、素晴らしいレースだった。