社会を見て、聞いて、感じる。

人生そのものがフィールドワーク。

12月31日(火) デロリからのとりせん。

2025年01月02日 20時07分08秒 | 2024年

 6時起床。期待しながらカーテンを開けたが、新たに雪が降った形跡は見られない。

 朝風呂へ。やはり露天風呂が素晴らしい。昨晩以上に冷えた空気と熱めの温泉。肩まで浸かって身体を温め、上がって外気で一気に冷やすというのを繰り返す。爽快さもあり、身体がふわーっと軽くなっていく感覚。これがサウナ界隈で言うところの「整う」というやつか。

 7時半から朝食。やはり会場が寒いし落ち着かない。

 9時過ぎにチェックアウト。今日も良い天気である。

 少しだけ関越道に乗り、水上へ移動する。期待通り、こちらのほうが積雪量が多い。

 しかも、ふかふかの雪である。

 「天一美術館」へ。途中で道に迷ったが、近くの旅館(旅館たにがわ)の方がとても親切に案内してくださった。本当にありがとうございました。

 天一美術館は、「銀座天一」の創業者である故・矢吹勇雄の個人コレクションを展示する美術館である。私たちのお目当ては娘が大好きなNHKの『ねこのめ美じゅつかん』で紹介されていた岸田劉生の「麗子像」だが、他にもピカソやルオー、ロダン、ルノワールなど、私でも知っている著名な画家・作家の作品が数多く展示されている。これらが全て個人所有であるというのは驚きである。建物も吉村順三の遺作だそうで、外観はもちろん建物内の構造やデザインが本当に素敵だった。

 生で観る「麗子像」には愛らしさだけでなく生々しさや迫力もあり、わずかだが岸田劉生の「デロリ」という言葉の意味がわかったような気がする。『ねこのめ美じゅつかん』で紹介されていた「正面麗子」も素晴らしかったが、個人的には「肩掛け麗子」の何ともいえない自然な表情が強く印象に残った。岸田劉生は38歳で亡くなっており、その時麗子はまだ15歳だったそうだが、もっと長生きしていたら大人の麗子像もたくさん描いていただろう。それも観てみたかった。

 観覧後にはカモミールティーを振る舞って頂いた。粋なサービスである。娘の分は冷ましておいてくださるなど、お気遣いを頂き、ありがとうございました。

 外へ出ると綺麗な晴れ間が広がっていた。

 娘に妻とのツーショットを撮ってもらう。

 娘の雪遊びモードスイッチが入ったようである。

 駐車場と美術館を結ぶ階段はそこそこ急で一部凍っている場所もあるので、冬季は足元にご注意ください。

 どうやら雪合戦をするつもりらしい。

 雪はサラサラで高級なかき氷のようである。しかし、食べずに丸めて投げる。

 こちらが本気で投げられないのをいいことに、狙い撃ちされる。何はともあれ、少しの時間ではあるが娘に雪遊びをさせてあげられて良かった。

 渋川市街まで戻り、群馬に本店のある北関東のご当地スーパー「とりせん」へ。1ヵ月ほど前、確かテレ東の『ソレダメ!』だったと思うが、群馬のご当地情報を紹介する番組が放送されており、そこで「とりせん」を知った娘が何度も行ってみたいと言うので行程に組み込んだ。というよりも、今回の年末旅行の行き先を群馬にしたきっかけがこの「とりせん」で、ここに行ける場所で泊まるとしたら、という順番で宿泊地を決めたというのが実際のところである。

 昼食用に、番組でイチ押しとして紹介されていたお弁当やお惣菜を買い回る。

 佐野名物イモフライ串。佐野って栃木じゃんというツッコミは控える。

 娘の大好きな唐揚げは外せない。

 買い物を終え、レンタカーを返却して渋川駅へ。当初は電車に乗ってからの予定だったが、時間に余裕もあるし何より娘が空腹で不機嫌モードに入りつつあるので、ロータリーのベンチでつまみ食いを始める。

 「めちゃ旨唐揚げ」と名付けられているだけあって、本当に美味しい。冷めていても美味しいのはすごい。

 超ジャンボチキンカツ(ハーフサイズ)も開けたが、一口食べてこれはソースを付けて食べたほうが美味しいということがわかったので、義実家まで持ち帰ることにする。

 コロッケはそのまま食べても美味しい。

 イモフライ串は中のお芋がしっとりしていて、ポテトサラダのじゃがいものような食感。パサパサした感じを想像していたので驚かされた。恐れ入りました。

 乗車10分前に改札を入る。ちょうど下りホームに上越線の水上行きが入線してきた。211系である。乗りたい気持ちをぐっと堪える。

 渋川13:49発の特急草津・四万2号に乗る。車内は渋川でほぼ満席になった。草津・四万・伊香保温泉から帰る人が一同に会している。

 車内で昼食(の本番)。それぞれお弁当を開ける。娘はお弁当も唐揚げメインのものを選んでおり、さすがに食べられないだろうと思いきやほとんど平らげた。

妻と私は上州名物と謳われているソースカツ丼と鶏めしをシェアして食べる。

 鶏めしの鶏肉がとてもしっとりしていて新鮮な味だった。ソースが濃いめのところも良い。

 大宮駅で下車。渋川から大宮までは1時間強で、お弁当を食べていたらあっという間だった。

 川越線に乗り換える。川越線の運転間隔の長さは何度乗っても慣れない。

 川越駅前まで義父に迎えに来て頂き、義実家へおじゃまする。

 荷解きをして、義母が淹れてくださった珈琲を飲みながらゆっくりお喋り。

 夕食前にお風呂を頂く。広くて暖かくて快適そのものである。危うくそのまま寝そうになった。

 夕食はすき焼き、蛸刺し、ポテトサラダ、株の粕漬けなどをご馳走になる。

 タコのお刺身が新鮮でとても美味しかった。

 すき焼きのお肉は2種類。私たちが注文して事前にお送りしておいた足柄牛と、私の実家からお歳暮で届いたという○○牛(種類を忘れた)。足柄牛はあまり市場に出回らないもの(箱根の旅館などへ卸されている)なので私も楽しみにしていたし美味しかったのだが、それ以上に母が選んだのであろうお歳暮のお肉が素晴らしかった。

 結婚してからは大晦日に義実家ですき焼きを食べさせて頂くことが恒例となっており、それはこれからもずっと続いて欲しいが、私は毎回食べるだけなので申し訳ない。いつも本当にありがとうございます。

 食後のデザートは「とりせん」で買ってきた焼きまんじゅう。

 妻がトースターで焼いてくれたら、焼きたてのようにふわふわになって美味しかった。

 昨日今日の日記の原稿を書きながら『紅白歌合戦』を観る。昨今は知らない歌手のほうが圧倒的に多くなっているが、HYの「366」やGLAYの「誘惑」、世代ではないが南こうせつの「神田川」やイルカの「なごり雪」など、思わず手を止めて聴き入ってしまう曲がたくさんあった。

 「神田川」を一緒に聴いていた娘から、「なんで優しさがこわいの?」と質問される。彼女はきっと人生で初めて失うものが出来た。親兄弟や友達とは違い、恋人とはいずれはっきりとした別れがやってくる。それまで怖いものは何もなかったけれど、大切なものを失うことを考えると怖かった。というのが私の解釈なのだが、あまり自信はない。

 一方で、私がこの曲を初めて聴いた時(おそらく中学生の頃だったと思う)に思ったのは、お風呂上がりの女性を震えるほど冷えるまで外で待たせる男が優しいわけないから、優しいのは女性で、その「優しさが怖かった」のは男のほうなのではないかと考えた。ただ、そうなると曲中で「貴方」と「私」が入れ替わることになるので、それはそれで変だよなと思ったことをよく覚えている。

 いずれにしても、娘に説明するのは少々難しい。とりあえずその場は「人によって理由は違うかも。娘ちゃんがもう少し大人になったら自分で答えがわかるかもしれないね」と逃げてしまった。

 「今日は遅くまで起きてる!」と意気込んでいた娘が寝落ちしたタイミングで、一緒に寝室へ上がる。

 23時過ぎに就寝。米津玄師と「虎に翼」のスペシャルドラマを見逃してしまったのが心残りである。


12月30日(月) 群馬旅行。

2025年01月01日 20時07分08秒 | 2024年

 7時起床。

 今日から3日間不在にするので、念入りに朝顔の水やりをする。

 朝食は生協のヨーグルト。時間に余裕があるので、珈琲を淹れて先日岸根公園の「La collation Aco」で購入したクッキーを食べる。

 荷造りを完成させて身支度を整え、10時過ぎに家を出る。今日から家族で1泊2日の温泉旅行へ行き、帰りにそのまま義実家へ伺ってお正月を迎える予定になっている。

 新幹線で品川へ出る。最初の目的地は上野なのだが、東京駅が帰省ラッシュで大混雑になっているらしいので、比較的空いている品川で常磐線の始発列車に乗り換える。隣のホームから先に発車した特急ひたち号がピンク色の車両で、思わず写真を撮る。

 上野へ移動し、駅構内にある「洋食や 三代目 たいめいけん」で昼食。

 11時過ぎに入店したのですぐに案内されたが、ほどなくして外に行列が出来ていた。

 セットで注文したボルシチが美味しい。

 娘は上野店限定の「三代目おこさまオムライス」。

 器が年季の入った200系新幹線仕様で、私のテンションが爆上がりする。これ、売ってもらえないだろうか。

 妻は「オムライス&カキフライ」。オムライスのソースはトマトソースで、パスタソースのような酸味があってオムライスとしては新鮮な味がする。

 前評判の高いカキフライは1個追加してもらったのだが、大正解だった。自分が2個、私が1個のつもりだった妻にお願いし、1.5個ずつにしてもらった。

 私は「ビーフシチューオムライス」。ビーフシチューが濃厚で、とろとろの卵とチキンライスにぴったりである。

 食事を終え、地下ホームへ下りる。

 12:21発の特急水上号に乗る。

 年末年始限定の臨時列車、しかも首都圏では定期運用されていないE653系車両での運行ということもあり、ホームには多くの鉄道オタクが集まっている。

 定刻に出発。上野駅の地下ホームから北へ向かうというのは何ともいえない趣きがある。

 1列前に座る妻と娘はしばらくお喋りしていたが、そのうちに妻は読書、娘はアニメ動画鑑賞にうつっていた。私もゆっくり本を読む。

 あっという間に列車は高崎を過ぎ、新前橋の車庫では久しぶりに211系を見ることが出来た。

 首都圏での運用がなくなってからどれくらい経つだろう。シートが柔らかめで乗り心地の良い車両だったことをよく覚えている。

 上野駅の「メルヘン」で購入したサンドイッチを開ける。ハムチーズ&レタスは娘が食べたいと選んだはずなのだが、いざとなるとフルーツサンドのほうに惹かれたようで、結局私がひとりで食べた。まあ、美味しいけれども。

 渋川を出ると車窓の魅力が一段と上がる。

 ただ、娘が期待していた雪は降っていないようである。

 終点・水上のひとつ手前、沼田駅で下車。

 駅前のトヨタレンタカーで車を借りる。スタッフの方がとても親切で、行先方面の路面凍結が心配される場所やそこでの運転方法などを詳しく教えてくださった。ありがとうございました。

 宿へ向かう前に、「火群庵」で焼きまんじゅうを食べる。

 群馬に来たらこれを食べないと始まらない。

 シンプルな(餡の入っていない)焼きまんじゅうを3本注文。注文が入ってから焼き始めるスタイルで、ほどなくしてとても良い香りが漂ってくる。

 焼きたてをその場で頂く。美味しい!

 味噌の味付けがそれほど好きではない娘の口に合うか不安だったが、「これはおいしいね」と喜んで食べていた。

 宿泊先のある老神温泉へ向かう。レンタカー店のスタッフさんが仰っていたとおり道路が凍結している箇所があり、慎重に運転する。

 宿泊先の「紫翠亭」に到着。

 車を下りた瞬間、ガツンと寒さが襲ってくる。

 チェックインして部屋に荷物を置く。室内は逆に暑い。

 すぐに散策へ出掛ける。

 娘は雪に触れるのが嬉しくて仕方がない様子である。

 数日前に降った雪なのでやや固まっているが、サラサラである。

 うっすら雪化粧をした山肌に夕日がさし、キラキラと輝いている。

 温泉街を歩く。

 こういう言い方が適切かはわからないが、ちょうどいい具合に寂れている。

 多くの旅館が元気に営業されている一方で昭和がそのまま残っている場所もあり、そのバランスが絶妙である。

 思ったよりも本格的な散策になってきた。

 車1台がようやく通れる内楽橋を渡る。高所恐怖症の私より娘のほうが怖がっている。珍しい。

 私も足が震えたが、橋上からの景色は素晴らしかった。

 片品川の西側がメインの温泉街で、東側にも何軒か旅館が建っている。

 更に冷え込んできたので、橋を渡り切ることなく引き返す。

 宿へ戻り、さっそく温泉に浸かって冷えた身体を温める。露天風呂が特に素晴らしく、キンキンに冷えた外気と熱めのお湯の行ったり来たりが最高に気持ち良かった。

 少し部屋でゆっくりしてから夕食。

 正直なところそれほどお腹は空いていなかったのだが、それでも美味しい料理だった。

 娘は大好きなマグロが食べられて大満足のようである。

 栗のたくさん入った茶碗蒸しが美味しい。これでシイタケさえ入っていたなかったら文句なしだったのだが。

 メインは上州牛のすき焼き。写真に撮るのを忘れたが、この前に食べた鰆の西京焼きや地場野菜などが美味しかった分、これは少し期待外れだった。割り下が濃すぎてお肉の味云々という感じではなかったように思う。

 メインはともかく総じて料理は美味しかったと思うが、私たちの席が入口付近だったこともあり、少し寒いし人通りも気になってゆっくり食事を楽しむという環境ではなかった。年末年始とはいえ、この値段でこの感じだと不満が残る。部屋や温泉、温かみのある接客などは素晴らしいからこそ、夕朝ともに食事場所の環境だけが気になってしまった。

 部屋へ戻って布団でごろごろ。娘は正月明けの書初め(筆ペン字)の練習をしている。私も挑戦したら、ここはハネない、ここは長過ぎるなど様々なダメだしを受けた。

 娘を寝かしつけてから読書の続き。

 『あのこは貴族』(山内マリコ)、読了。職場の後輩と好きな本の話をしていて、私が「女性同士の友情とか、いわゆるシスターフッド的なものを描いた作品が好き」だと言ったところ、それならこれは好きかもしれませんと教えてくれた作品である。

 一見すると特別な世界の話のようだが、誰もが属している「自分たちの世界」とそれを相対化する視座、そしてそこから一歩外へ踏み出す勇気とそれを後押ししてくれるシスターフッド。階級的にも性別的にも近くない世界、かつ自分自身が経験することはない領域の話ではあるのだが、とてもリアリティがあり、読み終える頃には不思議と自分も勇気づけられている作品だった。映画化もされているようなので、今度観てみよう。教えてくれた後輩に感謝である。

 23時過ぎに就寝。


12月29日(日) 早めの帰省。

2024年12月31日 08時02分07秒 | 2024年

 8時起床。

 朝顔の水やりをする。

 朝食は生協のヨーグルト。豆乳ヨーグルトを切らしてしまった。

 身支度を整え、家族3人で9時半前に家を出る。

 車で西川口の私の実家へ。例年は大晦日の昼に帰省しているが、今年は今日に前倒し。

 11時前に到着。渋滞を心配していたが、首都高は逆にガラガラだった。仏壇に手を合わせ、サンの遺骨に挨拶し、ふうちゃん(今の愛犬)と遊ぶ。

 ふうちゃんを撫でながらコタツに深く寝転がる。

 昼食には、母がチャーシューと4種類の西京焼きを作ってくれた。

 西京味噌が魚の旨みをぐっと高めている。特に鰆が絶品だった。

 チャーシューはほろほろ、とろとろ。濃い味付けでご飯が進んだ。美味しかった。

 父とファイターズの話をする。父は上沢投手のソフトバンク移籍、いわゆる上沢式FAについてはそれほど不満は(というかそもそもの興味が)ないようである。それよりも、イチ押しだった中田翔選手の復帰があるのではないかと期待していたようだ。

 娘はプレゼントしてもらった粘土やおもちゃで遊び、百人一首のボウズめくりにも挑戦していた。私は父に祖母からの相続関係の書類を見せてもらって問題なく完了していることを確認したり、コタツでうたた寝したりして過ごした。

 デザートのケーキを食べさせてもらい、テレビで東京大賞典を見てからおいとまする。

 帰りの首都高も空いていた。そうか、皆さん既に都心を脱出しているのか。

 入浴を済ませてから夕食。生協の長崎ちゃんぽんを食べる。

 洗濯を済ませ、娘を寝かしつける。一度そのまま寝落ちし、気付いたら23時過ぎだった。

 1時前に就寝。


12月28日(土) プチ大掃除。

2024年12月30日 08時02分07秒 | 2024年

 8時起床。

 朝顔の水やりをする。

 朝食は蜂蜜入り豆乳ヨーグルト。

 私はお風呂場、妻は窓を中心にプチ大掃除をする。娘はたまに呼ばれたら手伝うスタンスを保ちつつ、基本はテレビを観ていた。まあ、それでいいのだが。

 一段落したところで珈琲を淹れ、先日義母が持ってきてくださったチョコレートシュトーレンを食べる。シュトーレンにチョコレートは反則では…と思ったが、美味しかった。

 掃除を終え、3人で昼食に出掛ける。妻がうどんを食べたいとのことで、「瀬戸うどん」へ。

 娘はうどんがあまり好きではないのでカツ丼メインのセットを選んでいたが、いざ食べ始めたらうどんがとても美味しかったようである。

 先日の「THE W」で優勝したにぼしいわしのネタのパワーワードだった「天ぷらの南京」を見つけたので買ってみたのだが、娘は興味を示したものの食べる気はないようなので私が美味しく頂いた。もう1個買ってシャネルの形にすればよかったか。

 駅ビルに入っている「有隣堂」へ寄り、娘の欲しがっていた英語辞典などを購入してから帰宅する。帰り道で少しだけ公園に寄り道もしたのだが、着いてすぐににわか雨に降られて逃げるように帰って来た。

 珈琲を淹れ、妻が切ってくれたりんごと一緒に飲む。娘が義母からもらったというブラックサンダーをお裾分けしてくれた。

 妻のお昼寝に合わせて邪魔をするいたずらを試みようとしたら、私もそのまま寝てしまった。

 入浴と洗濯を済ませてから夕食。

 先日義母が作って持ってきてくださったロールキャベツがとても美味しかった。

 食後のデザートも、義母手作りのマフィン。ナッツの風味が強くて美味しい。

 娘を寝かしつける。夕方のうちに娘が綺麗に布団を敷いておいてくれたようである。

 日付が変わる頃に就寝。


12月27日(金) 失念。

2024年12月29日 08時02分07秒 | 2024年

 7時半起床。会社へ出掛ける妻に起こされる。

 朝顔の水やりをする。

 朝食は蜂蜜入り豆乳ヨーグルト。

 娘を連れて岸根公園へ出掛ける。久しぶりに自転車に乗りたいらしい。ただ、補助輪を外して練習する気はさらさらないようだ。

 「ちょっとお父さんは自転車見てて」と言い、遊具で遊び始める。ちょうど近所の保育園のお散歩と重なり、娘が後輩たちに優しく道を譲っている姿が見られて微笑ましかった。

 再び自転車で出発し、周回コースに入る。

 サザンカが綺麗に咲いている。

 これだけ密集していると迫力がすごい。

 所々で自転車を止めて運動する。

 「ここまで届くよ!」とのことだが、膝曲がってないか?

 まあ、私は論外なのだが。

 2人でストレッチベンチに座り、上体を反らせる。

 林の中でかくれんぼをする。木や岩、ベンチなど隠れる場所に事欠かず、面白い。

 最後にもう1周する。これは娘のサイクリングなのか、私のランニングなのか。

 公園に隣接する「La collation Aco」で昼食を買う。

 おにぎりやハンバーガーなど、娘の大好きな商品がたくさん並んでいる。

 娘はほぼ即決で選ぶ。一方私は珍しく悩んでしまい、娘から急かされる。

 ケーキも買う。年末の大盤振る舞いだ。

 帰宅してすぐに食べる。

 娘はハンバーガー、私はコロッケバーガー。少しだけオーブンで焼いたら、バンズがとても良い香りを漂わせている。

 おにぎりは、私は明太子、娘はツナマヨ。中までしっかり具が入っている。

 娘は焼きそばパン、私はクリームパン。

 食事を終え、私は電気カーペットの上でお昼寝。娘は私の横に座ってM-1の敗者復活戦を観ていた。

 16時前、娘から「そろそろケーキ食べようよ」と起こされる。この時は気付かなかったのだが、どうやらこの前に自主的に冬休みの宿題に取り組んでいたようで、書初めの練習という大きな宿題を一気に片付けていた。

 ケーキを食べ終え、一段落したところで思い出す。16時から娘の歯医者さん(定期検診)を予約していたのだ。時刻は既に16時半を回っている。すぐに電話をして謝り、年明けに再度お願いする。ご迷惑をお掛けし、申し訳ございません。

 妻が帰宅する前に娘と入浴を済ませておく。

 帰宅した妻から睨まれる。「私も朝に言えば良かったね」と寛大なお言葉を頂き、「そうだそうだ」と返してもう一度睨まれる。

 夕食は牛丼。脂のよくのった牛肉でとても美味しい。

 洗濯を済ませ、娘を寝かしつける。

 先日「きりん珈琲」で買ったクリスマスドリップコーヒーを飲む。

 優しい味がする。深夜の珈琲は禁断だが、まあ冬休みだし。

 日付が変わる頃に就寝。