社会を見て、聞いて、感じる。

人生そのものがフィールドワーク。

7月30日(土)

2011年07月30日 22時24分12秒 | 2011年

  6時起床。今日が出勤になるかどうかわからないので、念のために平日と同じ時間に起きた。国直轄の支援機関の担当者と打ち合わせをしたいのだが、昨日から連絡が取れていないので、今日それが行えるかどうかわからないのである。そのため、朝のうちに明日からの岐阜旅行の準備に取り掛かる。

  昼前に連絡が来て、今日の出勤はなしになった。個人的には、明日からの旅行前に打ち合わせをしてすっきりした気分で出掛けたかったのだが、まあ仕方ない。昼食は、近所のヨーカドーに入っている「ポッポ」のたこ焼きとフライドポテト。カロリーの高さが気になるところだが、コスト的には明日からの旅行に向けて抑え気味となっている。明日と明後日は、おそらくカロリー、コストの両面においてとんでもないことになるだろう。

  さて、明日からは1泊2日で岐阜旅行である。1日目は下呂温泉と高山市内、2日目は白川郷と大まかなプランは決めているが、私にしては珍しく細かな部分は状況に身を委ねることにした。極端な話、今回は白川郷を見られればそれでいいのだ。唯一の心配は、天気である。出来れば雨は勘弁して欲しいのだが…。


7月29日(金)

2011年07月30日 08時13分14秒 | 2011年

  6時起床。今日も、昨日に引き続いて支援先企業の施策認定準備に費やす。これがかなり複雑なことになっていて、右往左往させられる。原因は複数あって、私たちの側にも反省すべきところはあるのだが、一番の問題は認定を出す国と、その国直轄の支援機関との間で言っていることが異なるという点である。国の担当者から高評価をもらったにも関わらず、その下にくっついている支援機関から厳しいことを言われるのだから、当事者としては(我々としても)困惑してしまう。これは自戒も込めてだが、行政と支援機関の意思疎通が疎かになると、事業者が被害を被ることになる。結局、今日中にはどうにもならなかった。期限が迫っているので早急な対応が必要なので、もしかしたら明日も打ち合わせのため出勤になるかもしれない。ただ、月曜日の夏休みは予定通り頂けるとのことで、それには感謝している。

  夜は、商店街が集まって行っている研究会に参加する。今回のテーマは、防災対策。その中でひとつ、印象に残る話があった。現在、被災地に対して全国各地から支援物資が届いている。一見すると、これは問答無用で素晴らしいことのように思える。しかし、被災地が様々な無料の物資で溢れ返ることにより、地域の各種店舗で物が全く売れないという状況が生まれている。一例を挙げれば、全国から被災地の子どもたちに向けてノートや鉛筆が届けられることで、現地の文房具屋ではそれらが一切売れない。こうした状況に対応するためには、義援金・支援物資という考え方から、支援金という考え方への移行が必要である。要するに、被災地に直接お金や物資を届けるのではなく、被災地で物資を調達し、配るという考え方である。これにより、これまでと同じ100円の鉛筆を届けるのでも、鉛筆を受け取る被災者が100円分の支援を受けられるだけでなく、同じく被災した地域の文房具屋も100円の売上を得ることが出来る。かなり単純な考え方をすれば、こうすることで同じ支援でも2倍の効果が出るのだ。もちろん、全ての地域においてこのやり方が適切であるとは言えない(極端な話、文房具屋が一切なくなってしまった地域もあるだろう)が、大部分の被災地において、この支援方法は有効に機能するのではないかと思われる。もちろん人命が最優先だが、同時に産業再生も支援することが出来るとすれば、より迅速な復興が実現できるだろう。

  研究会終了後、上司や先輩たちと軽く飲みに行く。昨日と今日は精神的に疲れることが多かったので、若干愚痴が多くなってしまった。しかしまあ、たまにはこんな日があってもいいだろう。帰宅は0時過ぎ。

 


7月28日(木)

2011年07月28日 23時55分06秒 | 2011年

  6時起床。今日は、一日を丸々とある企業の施策認定のための準備に費やした。期限が迫る中、事前資料の作成に色々と手間が掛かり、本来午後から先輩と一緒に行くはずだった出張もキャンセル。関係各所とのやりとりや各種データの検索、言葉の表現の工夫など、本当にやることが多くて大変だった。しかし、この仕事は重要なものだし、何よりやっていて楽しい。

  昼食は、近所の有名なパン屋「レェ・グラヌーズ」でパンを買ってきて食べる。私のお気に入りは、「メープルバタートースト」。ゴマの練りこまれたパンにメープルソースが染みこんでいて、柔らかくなっている内側の部分を生クリームと一緒にスプーンですくって食べるのが、最高に美味しい。店内で食べる場合は生クリームの代わりにソフトクリームをのせることも可能とのこと。是非一度試してみたい。もちろん、他のパンも総じてハイレベルである。


一番のお気に入り「メープルバタートースト」(右)

  夕方、ようやく全ての書類が一段落し、提出を終える。しかし、本番はここからだ。明日以降、提出先からの膨大なダメ出しや修正指示が入ってくることは目に見えている。しかし、そこはこれまで以上に上司やコンサルタントさん、先輩のお知恵を拝借しながら、頑張って乗り越えていきたい。しかし、こうなると来週の月曜日に夏休みを取ったことが若干悔やまれる。自分の中ではかなり空気を読んで時期を決めたつもりだったのだが、まさかこんな展開になるとは。

  21時過ぎに帰宅。帰宅して何気なくメールを見たら、提出先からのダメ出しメールが入っていた。しかも、想像をはるかに超えてボロクソに言われている。この時ばかりは、スマートフォンが憎らしく感じられた。さあ、気合いを入れ直して明日も頑張らなければ。

 


7月27日(水)

2011年07月27日 23時03分08秒 | 2011年

  6時起床。いつもと同じ電車に乗り、川崎で下車。改札で上司とコンサルタントさんと待ち合わせ、支援先の企業へ。施策認定の獲得を目指し、打ち合わせを行う。その後、今度は1人で中山へ移動。先に到着していた先輩と合流し、今度は行政への提出書類の作成をお手伝いする。最終的には東神奈川にある理事長のご自宅にお邪魔して、全ての書類が完成した。

  東神奈川駅前にある洋食屋「KUBOTA食堂」で昼食。先輩はオムライス、私は日替わり(白身魚のソテー)を食べる。味は、可もなく不可もなくという感じ。値段が安いので仕方ないのだろうが、魚の質はもう少し改善したほうが良いと思う。

  15時過ぎに帰社し、諸々の事務処理に取り組む。押し迫った案件があり、ノー残業デーなのだが結局2時間ほど残業した。帰宅は21時過ぎ。


7月26日(火)

2011年07月26日 23時31分17秒 | 2011年

  6時起床。通勤途中、日暮里駅で人身事故が発生したとのことで、電車に遅れが生じる。おかげで、田端から品川あたりまでは車内が文字通りのギュウギュウ詰めだった。私は座っていたのでそんなに被害はなかったが、立っていたら本当に辛かっただろう。結局、オフィスには9時ギリギリに到着。

  11時過ぎに先輩と一緒にオフィスを出て、赤レンガ倉庫で行われている「かながわ食育フェスタ」を見に行く。数多くの食品業者が集まり、展示や試食、イベントなどを通してこれからの食のあり方について考えてもらおうという試みである。天気が良かったこともあって、平日にも関わらず会場は大勢の人で賑わっていた。せっかくの機会なので、私たちも自分たちで調合してハーブソルトや雑穀米を作るイベントに参加。どれも無料で作って持って帰ることができ、良いお土産になった。また、会場内には各所に着ぐるみのキャラクターがいて、子どもたちの人気を集めていた。特に、神奈川の食育マスコットの「かなふぅ」がとても愛らしい。頭は三浦大根、顔は中華街の肉まん、手には三崎のマグロと、神奈川を代表する食品を体全体でPRしていて、その無理やり感とアンバランスさが何ともいえない。ちなみに、下記の写真を見ると「遊んでるだけじゃねえか」と思われそうなので一応付け加えておくが、これ以外にも支援先のブースを回って挨拶をしたり、行政の方々と話をしたりと、きちんと本来のお仕事もしております。


神奈川の食育マスコット「かなふぅ」


かなふぅと一緒にエレベーターに乗る。


エレベーターの中でポーズをとるかなふぅ。


おそらくハムのPRキャラクターであろう「Hamちゃん」。


味の素のキャラクター「味パンダ」


スパイスを調合するコーナーもある。


こちらは、かつお節削りの体験コーナー。


自分で調合したハーブソルト。味はまだ不明。


こちらも自分でブレンドした雑穀。

  昼食は、赤レンガの中の「Café Madu」で。迷った挙句、2人ともに「サーモンとアボガドのポキ丼」を注文する(ちなみに、「ポキ」とは「漬け」という意味らしい)。これが、非常に美味しかった。アボガドの食感とサーモンの塩辛さがよく合うのだ。オープンテラスからの景色も素晴らしかったし、デートなどで重宝しそうなお店である。

  14時過ぎに帰社し、チーム会議や事務処理を行ってから、夕方に普段からお世話になっているコンサルタントさんがいらっしゃる。明日の支援に関する打ち合わせを行うと同時に、私の担当先に関する新たな支援のお願いをして、快く了承してくださった。ありがたやありがたや。

  18時過ぎに退社し、近くの行政会館で会議室の予約申請をしてから帰宅。久しぶりに湘南新宿ラインのグリーン車に乗ったら、完全に爆睡して気付いたら赤羽到着の直前だった。これなら、京浜東北線に乗っているのと大差ない。帰宅は20時半前。相変わらず、家に帰ると一日の疲れが波のように押し寄せてくる。いつからこんなに体力が落ちたのだろうか。