社会を見て、聞いて、感じる。

人生そのものがフィールドワーク。

1月31日(火)

2012年01月31日 23時08分55秒 | 2012年

  6時半起床。あまりに寒くて、思わず二度寝をするところだった。危ない危ない。

  今日は、一日中オフィスで事務処理。先週の研修の報告書や日曜日のシンポジウムの報告書を書き終え、2月下旬実施予定の事業の実施起案を出し、支援先の事業計画書の作成を進めた。また、夕方からは隣の部の所管で明日実施する大規模なセミナーの準備をお手伝い。総会、賀詞交歓会と並ぶうちの組織の三大事業と言われるもので、準備にもだいぶ手間暇が掛かっていたようだが、ここまで来ればあとはやるだけである。

  昨日一緒にビュープラザに行った先輩が、「軽いインフルエンザ」にかかったらしい。熱も出ず、感染力もないとのことで今日も午前中だけ出社されたのだが、いくら医者が大丈夫だと言っていてもちょっと怖い。ってゆうか、そもそも「軽いインフルエンザ」って何なのだろう。軽かろうが重かろうが、ウイルスである以上、インフルエンザか否かの二択しかないような気がするのだが。

  20時前に帰宅。夕食は、豆腐と蒸し野菜(昨日とほぼ同じで三浦大根、里芋、人参、ほうれん草、菜の花を使った)に、卵かけご飯。何と健康的なメニューだろう。単に自分で買い過ぎただけなのだが、消化しなければならない野菜が多すぎて、冷凍食品の肉類の出番が全然回ってこない。

  食後のデザートは、職場で頂いてきたあんみつ。もちろん美味しいが、当然ながら甘味あらいのあんみつには及ばない。

 


1月30日(月)

2012年01月31日 22時55分46秒 | 2012年

  6時半起床。今日からアパートの外溝の工事をするということで、大家さんから連絡が来た。そういえば、外溝はいまだに土状のままだったっけ。入居当初にいずれきちんと埋めるという話は聞いていたのだが、時間が立ちすぎて今の状態が当たり前になっていた。

  午前中、隣のチームの先輩と2人で横浜駅のビュープラザへ。2月13日から1泊2日で、京都へ県外視察へ行くのだ。当初は先輩とその直属の上司が一緒に行くはずだったのだが、諸事情により私が行けることになった。正直、京都にはそれほど新鮮味は感じないが、視察先も興味深いところだし、時間的にも余裕があるので、多少は観光も出来るだろう。

  午後からは、支援先の事務局長、コンサルタントさんと一緒に県庁へ施策認定申請の事前相談に伺う。申請内容自体に問題はないとのことだったが、残念ながら提出書類の認識に不備があり、そのままでの提出は出来ないということが判明した。形を変えて申請するかどうかは、支援先の方々との話合いを待たないと決められないが、せっかくなので何とかして認定を受けられるようにしたい。

  20時前に帰宅。夕食は、三浦大根、里芋、人参、カボチャと揚げかまぼこの醤油蒸しに、ほうれん草と菜の花に卵を加えた蒸し野菜。とにかく、野菜はルクエで蒸せば食べられる。今回は、里芋が特に美味しかった。泥がついた状態から皮を剥くのは少し面倒だが、その手間を掛けるだけの価値がある。


1月29日(日)

2012年01月29日 22時43分15秒 | 2012年

  6時起床。7時過ぎに家を出て、藤沢へ。今日は、「藤沢宿の地域資源を活かしたまちそだてプロジェクト」として、朝市、町屋・蔵めぐり、寿司づくり体験塾、シンポジウムの4つのイベントが開催され、私たちはシンポジウムの運営役として参加した。

  藤沢宿とは、旧東海道沿いにある宿場のあった地域のことを指す。この地域は、かつては宿場町、更には卸問屋の集まる街の中心地として栄えたが、駅から少し離れていることもあって、近年はあまり元気がない。そこで今回、地域住民や商店街、行政機関が中心となってこの地域を活性化すべく、このプロジェクトが立ち上がった。目玉は、何と言っても町屋・蔵めぐりである。地域内に点在しているかつての歴史を物語る町屋や蔵などを、ガイドと一緒に巡ることが出来る。こうした取り組みを通して、地域の回遊づくりを進めることを目指しているのだ。ここでは、その名所を一部紹介しよう。


このような古い蔵が点在している(現在も使われている蔵もある)。


今回のイベントのために作られた幕


藤沢の商圏は広く、北は東京町田、南は三浦半島にまで及んだ。
そのため、農業関連の卸問屋が栄えた。

このお店は、古くから種や肥料の販売を行っている。


交番の造りも工夫されている。


妙善寺。この地域で有名な遊行寺や白旗神社へは時間の関係で行けなかった。


源義経の首を洗ったという伝説のある井戸(下記に説明を載せておく)

  10時の開会式と同時に、朝市が始まる。シンポジウムは午後からなので、まずは全体を散策する。とは言っても、風が強くてめちゃくちゃ寒かったので、あまりゆっくり回ることは出来なかった。昼食は出店で購入した藤沢名物の「藤沢炒麺」と、豚汁、甘酒を、寒い屋外テントで上司と先輩と一緒に震えながら食べた。しかし、寒い分だけ、温かいものの美味しさも増す。だからというわけではないが、藤沢炒麺は予想以上に美味しかった。要は焼きそばなのだが、普通の焼きそばの麺に少し蕎麦の感じが加わっているように感じた。お店の方も非常に気さくな方で、これからも頑張って欲しいと思った。

藤沢市のマスコット「カワセミくん」

  散策の最後に、せっかくなので農協直営のブースへ行き、地産野菜を購入する。三浦大根の小さいものと人参、里芋、ほうれん草が、全部で500円。めちゃくちゃ安い。ただ、これだけの量をどうやって消費すれば良いのだろう。当分は、野菜だらけの生活になりそうだ。

  その後、「豊島屋」で購入した和菓子を持ってシンポジウム会場へ行き、部屋の貸出開始を待つ間に食べる。この地域で「豊島屋」というと、「鳩サブレ」のイメージが強いが、この「豊島屋」はそれよりはるか昔(嘉永2年:1849年)から営業している老舗中の老舗であり、皇室へ献上していたりもする。当然ながら、今回購入した和菓子(ひとつは桜餅だが、もうひとつの「うぐいす〇〇」は名前を忘れてしまった)も非常に美味しかった。こういう隠れた名店も、地域資源のひとつであろう。

  シンポジウムは予想以上に盛況で、場内は満員となって立ち見まで出た。おかげで私は立ったまま議事録を取ることになったが、それも嬉しい悲鳴である。テーマは「藤沢宿の地域資源を活かした回遊づくり」ということだったが、講師の先生方の具体的な提言は興味深いものばかりだったし、会場を巻き込んだディスカッションも非常に盛り上がった。この取り組みはまだまだ始まったばかりだし、課題も多いが、これだけ元気で前向きな地元の方々がいるのだから、きっと地域の活性化は進んでいくだろう。

  片付け終了後、ロビーで先輩の差し入れてくれた「井本菓子舗」の名物「栗の里」を食べる。1つのおまんじゅうの中に栗が2粒入っているのが特徴で、さっぱりとしたあんことの相性も絶妙である。ちなみに、このお店には私もついて行ったのだが、なぜか女将さんが先輩と私を夫婦だと勘違いして、「姉さん女房は良いわねー」と言っていた。あそこまで確信を持って言われると、訂正も出来ない。しかし、そもそもなぜそこまで確信を持ってそう思ったのだろうか。

  藤沢の駅まで戻り、リエール藤沢に入っている「麻布茶房」で夕食。私は、「きじ焼重」を注文。鶏肉がとても美味しくて、店内も落ち着いた雰囲気で、仕事終わりのまったり感を存分に楽しむことが出来た。

  帰宅は20時過ぎ。せっかくなので、今日購入した三浦大根とほうれん草を蒸してみる。ついでに、残り物を頂いてきたたこ焼きもレンジでチン。夕食の直後なのでお腹はいっぱいだったが、三浦大根の瑞々しさは非常に印象的だった。

  何だかんだで、今日は朝からずっと動き回っていたので、肉体的にはかなり疲弊した。しかし、明日は月曜日。これから一週間が始まる。正直、「マジかよ」という感じだが、まあ頑張ろう。今日は、早く寝なきゃ。

 


1月28日(土)

2012年01月28日 23時38分23秒 | 2012年

  8時起床。10時過ぎに家を出て、会社の同期と遊びに出掛けるという彼女を駅まで送ってから、電器屋でテレビ線を購入し、部屋へ戻ってテレビ台を組み立て、テレビとレコーダーを設置する。テレビ線が短すぎて買い直すことになったが、お昼過ぎには無事に全ての作業が終了した。

  昼食は、久しぶりにマクドナルドで。あれもこれもと注文したら、かなりの量になってしまった。食後は、そのまま昼寝。

  夕方に起き、早めに夕食をとる。昨晩と今日の昼がジャンクフードだったので、ヘルシーなメニューにした。

 


1月27日(金)

2012年01月28日 23時11分35秒 | 2012年

  6時半起床。直行で海老名へ出て、先輩の車に乗せて頂き、先輩後輩合わせて総勢5名で商工会連合会主催の研修へ出席する。テーマは、ISO9001の基礎。午前中は、綾瀬商工会で基礎的な規格の話を聞く。基本的な考え方は9000も14000も同じようだが、やはり品質という本業に直結するものだけあって、9000のほうが圧倒的に複雑に出来ている。

  マイクロバスで海老名SAへ移動し、視察も兼ねた昼食。てっきり下りのほうかと思ったら上りのほうに案内される。確かに新しいが、狭い。これといった見るところもなく、結局は長いお昼休みになってしまった。ちなみに、昼食はフードコートで、「MANO MAGIO Grill」のステーキを食べた。特筆するような味ではないが、それなりにボリュームはある。

  午後からは、実際にISO9001を取得し、それを有効活用している企業へ視察に伺う。訪問先は、株式会社タズミ(の海老名工場)。資源リサイクル業及び廃棄物収集運搬業、再生固形燃料(RPF)の製造・販売業を営む企業である。今回は、ISOの範囲である再生固形燃料事業に関するお話を中心に伺い、工場見学もさせて頂いた。ちなみに、再生固形燃料とは、簡単に言えば「ゴミから作った燃料」のことである。この企業の製造する再生固形燃料(商品名:プラターン)は、石炭と同等の燃焼力を持ちながら、燃えたあとに残る燃え殻は石炭の半分以下というもので、石油や石炭の代替燃料として活躍している。この燃料を使うことで、そもそものゴミの量は減るし、本来使うはずだった化石燃料の節約になる。その分、二酸化炭素の排出量も減少させることが出来る。単純に計算すると、プラターン1トンで約2トンの二酸化炭素排出抑制効果があるらしい。これは、200本の杉の木が1年間に吸収する二酸化炭素の量の匹敵する。廃棄物関連事業というと単純にゴミ収集車のイメージが強いが、このような先進的な取り組みをお聞きすると、業界全体のイメージも大きく変わるだろう。この視察は、本当に勉強になるものだった。

集まったゴミを


レーンに乗せ、


分別工程には人の手も必要で


綿密な工程管理の下で、


機械に入れていき、


専用設備を使って、


細かく破砕し、


固形化して、


出荷します。

  研修後は、そのまま直帰する。一旦帰宅して通販で購入したテレビ台を受け取ってから、本郷台駅まで彼女を迎えに行き、今日はそのままお泊り。夕食には宅配のピザ(ドミノピザ)をとり、インターネットを見ながら旅行の行先を考えたり、お喋りしているうちに時間は過ぎ、結局寝たのは3時過ぎだった。