10時起床。少し喉の調子が悪いこともあって、今日は1日家の中でゴロゴロとテレビを見て過ごした。録画しておいたテレビ朝日の「無人島0円生活2017」(12月29日放送)がめちゃくちゃ面白かった。よゐことナスDの無人島対決だったのだが、どちらもその色が存分に出ていて、笑ったり感心したり、最後まで目が離せなかった。「陸海空 地球征服するなんて」でナスDの破天荒っぷりに夢中になった私としては、2日目以降の様子が放送される年明けの番組が今から楽しみで仕方ない。
夕食は、年越し蕎麦を食べる。昨日の鍋パーティーで使わなかったカンパチのカマで出汁を取って作った。味の違いは正直なところわからないが、そこは気持ちの問題である。
カンパチのカマの半分は塩焼きにして食べた。脂がのっていてほろほろだ。
2017年を振り返ってみると、仕事面ではあまり良いことのない1年だった。3月末で同期と仲の良かった先輩が、この12月末には1年下の後輩が退職した。3人とも、職場の中でも気心の知れた信頼の置ける方々だったので、寂しさを感じると同時に、自分の中で何かが欠け落ちる感覚を抱いた。私自身も4月に部署異動があり、面白い仕事が格段に減った。新しい担当業務について「まだ面白さに気付いていないだけ」だと自分に言い聞かせて取り組んできたが、今のところ面白さの片鱗も見いだせていない。しかし、その分必要以上に熱心に仕事に取り組むことがなくなったので、従来より早く家に帰ることが多くなった。妻が出産を控えている立場としては、それはそれで良しと思える部分である。妊娠当初に「この際、俺も1年間育休取ろうかなー」と言っていたのも、今となってはあながち冗談ではなくなってきている。もちろん、「仕事がつまらないから1年間育休を取ろう」という思考が健全でないことはわかっている。しかし、1年間休んで子どもと一緒に過ごすという経験の貴重さを考えると、これも何かの縁なのではないかと思えるのだ。妻はもちろん、職場で信頼する先輩方とも相談をして、最終的には決定しようと思う。
プライベートでは、やはり妻の妊娠が大きな出来事だった。初期には重くはないものの悪阻もあり、その後も日々の生活に気を遣わなければならなかった妻の負担は私の想像をはるかに超えるものだっただろう。1週間ほど前に産前休暇に入るまで、あれだけ大きなお腹で仕事へ通っていたのだから、本当に頭が下がる。また、身内や会社の方々にもたくさんのお気遣いを頂いたし、電車の中でも座席を譲ってくださる方が数多くいるなど、見ず知らずの方の優しさに触れることも多かった。当初は「妊婦マークを持っていると逆に嫌がらせを受ける」という情報も入っていただけに、これには本当に感謝している。年が明けて早々に、妻は里帰り出産のために実家のある川越へ帰る。今はとにかく、母子ともに健康で、無事に出産を終えられることだけが願いだ。
今年もたくさんの方々のお世話になり、無事に1年を過ごすことが出来た。来年は子どもも生まれるし、おそらくこれまでとは生活が大きく変わるだろう。不安もあるが、大半は楽しみな気持ちである。とりあえずは、やはり子どもの名前を決めないと。