社会を見て、聞いて、感じる。

人生そのものがフィールドワーク。

2月22日(日)

2015年02月23日 00時29分50秒 | 2015年

  9時起床。朝食は、昨日の仕事の際にもらって帰ってきた崎陽軒のお弁当。さすがは崎陽軒、安定感のある美味しさ。最近はお弁当でも凝ったものが増えてきているが、やっぱり美味しいのはこういう王道のお弁当だと思う。

  今年の競馬では、国内(中央)の全てのGⅠレースに挑戦して、予想と結果を記録しておこうと思う。今日はその第1弾。今年最初の中央GⅠは、第32回フェブラリーステークス(東京・ダート1600m)。ダートで今一番強いと言われているホッコータルマエが、ドバイ遠征に向けて万全を期すため出走を回避したことで、予想が難しくなった。というか、わからない。出走馬と私の予想は下記のとおり。

◎ ⑭ インカンテーション
○ ④ コパノリッキー
▲ ⑪ ワイドバッハ
△ ⑥ ハッピースプリント
△ ⑧ レッドアルヴィス

実績だけで考えれば④コパノリッキーが抜けていると思うし、鞍上が武豊さんというのも安心感がある。ただ、昨年のチャンピオンカップの時のように、出遅れて砂を被ると走らない面が心配される。⑭インカンテーションは、前走まで私の好きな大野騎手が騎乗していた馬。自在性が高く、展開の融通も利く。5歳という年齢もちょうど完成期である。ただ、本来はもう少し長い距離のほうが向いているのではという不安もある。そういうわけで、どちらも確固たる自信があるわけではないため、最後は前々から追いかけてきたインカンテーションを選んだ。紐には、末脚が魅力の⑪ワイドバッハ、ジャパンダートダービー2着の実績と前残りの展開を期待して地方競馬(大井)から参戦の⑥ハッピースプリント、後輩が何となく「来る気がする」と言っていた⑧レッドアルヴィスを選択。①ローマンレジェンドは枠順、⑤カゼノコはマイルの経験がないことを理由に切った。⑨サンビスタ、⑩ベストウォーリアも気になるところだが、来たらごめんなさいということで。

  せっかくきちんと予想をしたことだし、会場も府中なので、現地へ見に行くことにする。昼過ぎに家を出て、横須賀線と南武線を乗り継いで府中本町へ。改札を出る前から、競馬ムードが漂っている。

 

 

  こんな時間に行ったにも関わらず、奇跡的にゴール板目の前の良席を確保することが出来た。こういう日に座席を確保できるというのは、実際にはほとんど座っていないとしても、ありがたい。

  まずは、第9レースのヒヤシンスステークス(3歳オープン、ダート1600m)を観戦。このレースには、昨年観に行って馬券を的中させた全日本2歳優駿(川崎)でお世話になった馬たちが出走した。中でも、1着だったディアドムス君、2着だったタップザット君は軸にさせてもらったので、その時の感謝も込めて、彼らを中心にした馬券を購入。結果的には当たらなかったが、走り自体は悪くなかったし、まだまだ彼らの本格化は先である。これからも、元気に頑張ってほしい。

  第10レースはスル―して、昼食。きつね月見うどんを食べる。競馬場で食べるご飯は、なんでこんなに美味しいのだろう。

  メインレースが近づくに連れて、会場はどんどん混雑してくる。発走直前に買おうとしても間に合わない可能性があるし、前述のようにもう予想は決まっているので、先に馬券を購入する。

  メインレースの出走馬たちが出て来るのをパドックで待つ。さすがは今年最初のGⅠ。先ほどまでのレースとは比べ物にならないくらいの人がパドックに集まっている。私は、とにかくインカンテーションとコパノリッキーに注目していた。コパノリッキーはさすがに貫禄があり、落ち着いて堂々と歩いている。武豊騎手を背にすると、更に頼もしく見える。一方、インカンテーションは少し元気がなさそうで心配だ。しかし、こちらも鞍上は信頼感の高い内田騎手。ここまで来たら、もう彼らと心中するのみである。

  自分の席へ戻り、発走時刻を待つ。辺りはとにかく人で溢れている。これぞGⅠである。2月の寒空の下にいるはずなのに、寒さは全く感じない。

  15時40分、ファンファーレとそれに合わせた盛大な拍手で会場の空気は一気に盛り上がり、ゲートが開く。先頭で逃げるであろうと予想された馬が出遅れ、コパノリッキーのスタートもあまり良くなかったので嫌な予感がしたのだが、2頭ともすぐに好位につけたので一安心。このあたりは、さすが武豊さんと内田さんである。そして、4コーナーを回って最後の直線に入ったところでコパノリッキーが先頭に立ち、その後インカンテーションが2番手に上がってくる。残り200m、100m、50m。

「そのまま!そのまま!………よっしゃー!!!」

  1着④コパノリッキー、2着⑭インカンテーション。軸馬2頭が予想通りに来て興奮してしまい、3頭目がどの馬だったかすぐにはわからなかったが、スロー再生を見たら⑩ベストウォーリアだった。先ほどの予想で、「気になるが、来たらごめんなさい」として切った馬である。軸馬を完璧に当てたのに、紐選びで間違えるという悔しいパターン。しかしまあ、馬単を当てて合計の収支はプラスだから、これ以上は望むまい。それに、天才・武豊のGⅠ制覇を目の前で見られただけでも、本当に幸せなことだ(表彰式で馬主のDr.コパさんと並んだ時の笑顔は本当に素敵だった)。コパノリッキー、インカンテーション、武さん、内田さん、ありがとう。

  私の勝負結果の詳細は、下記のとおり。今年は、こういう感じで記録していこうと思う。完璧ではないが、初戦をプラス収支で終えられたことは大きい。

  府中競馬場正門前駅から京王線に乗り、地下鉄へ乗り継いで東京へ。彼女と待ち合わせ、日本橋地下街で夕食。今週末、彼女は友人たちと泊りがけで東京ディズニーシーに行っていた。週末ということもあってとても混雑しており、3時間待ちのアトラクションなどもあったそうだが、楽しめたようなので良かった。

  21時半過ぎに帰宅。馬券的中のご褒美に、コンビニでちょっと豪華なプリンを購入。彼女からもらったディズニーのお土産(チョコレート)と一緒に食べる。OLか。


2月15日(日)

2015年02月22日 01時30分33秒 | 2015年

  11時起床。朝食兼昼食は、昨日すき焼きでお腹がいっぱいになってしまった為に今日へ延期したチョコレートフォンデュ。ラインナップは、苺や冷凍みかん、キウイ、バナナ、そしてパン。苺や冷凍みかんも良いが、何だかんだで結局パンが一番美味しい。

  その勢いで、彼女が昨日のすき焼きの出汁で煮てくれた馬肉と白菜を食べる。チョコレートでそこそこお腹がいっぱいだったにも関わらず、予想をはるかに超えて美味しくて、結局一気に平らげてしまった。

  友部駅まで彼女に車で送ってもらい、帰途につく。当初は18時02分発のフレッシュひたちに乗ろうと思っていたのだが、強風の影響でダイヤが乱れており、予定時刻から30分経っても発車が何時になるかわからないということだったので、先に来た普通列車のグリーン車で帰ることにする。結果的には途中で乗る予定だった特急に抜かれたが、あれ以上長い時間極寒の駅で待つことは考えられなかったので、良い選択だったと思う。

  21時半過ぎに帰宅。予定より1時間以上も遅くなってしまった。

  帰り際に彼女が持たせてくれたビスコッティの瓶を開け、食べる。やっぱり美味しい。「一気に食べないで、1週間くらいかけて計画的に食べるように」との指示を受けているのだが、果たして守れるだろうか。


2月14日(土)

2015年02月22日 00時35分43秒 | 2015年

  8時起床。身支度を整え、9時過ぎに家を出て実家へ戻る。

  今日は、大阪に住む弟夫婦と甥っ子が実家に来ている。あいにく弟夫婦は出掛けているとのことだったが、母が甥っ子とお留守番だというので、顔を見に行くことにした。昨年9月に生まれたので、今は生後5ヶ月。初対面が随分と遅くなってしまった。私が着いた時にはちょうど眠ったところだったらしく、しばらく隣に寝転がって寝顔を眺める。やはり血がつながっているというのは大きいのだろう、とてつもなく可愛い。しばらくすると目を覚まして、私を見つけるとにっこりと笑ってくれた。そして、笑いながら小さな手で私の指をつかんでくれた。その瞬間、理由はうまく説明できないが、目頭が熱くなった。まあ、その後の1時間は、お腹が空いただの、抱っこして欲しいだの、仕舞いには(母曰く)ただ眠いという理由で泣かれ、てんてこ舞いだったのだが…。

  昼過ぎに実家を出る。そういえば、こんな真昼間に西川口駅にいるのはどれほど振りだろうか。

  小山経由で笠間を目指す。乗ろうと思っていた電車に乗り遅れたため、大宮から小山まで新幹線に乗った。乗車時間はたった15分。もったいないが、水戸線は1時間に1本しか走っていないので、1本乗り過ごすとダメージが大きいため、致し方ない。それに、例え15分間でも、新幹線に乗るのはワクワクして楽しい。

  新幹線効果で、何とか予定通りの水戸線に乗ることが出来た。小山から笠間まではちょうど1時間。

  15時前に笠間に到着。田舎独特の開放的な駅前から、彼女の家に向かって歩く。

  彼女の部屋は、甘い匂いに包まれていた。今日がバレンタインデーということで、彼女がビスコッティ(イタリアの固焼きビスケット)を焼いてくれたのだ。チョコレートや木の実が入っていて、甘くて香ばしい。そのままでも美味しいが、ホットミルクに浸して食べると更に良い。さすがである。

  近所のスーパーへ買い出しに行ってから、夕食。今夜は、彼女が友人の結婚式の引き出物(カタログギフト)でもらった「土佐あかうし」のすき焼き。スーパーで買ってきた馬肉ブロックも合わせて、牛馬鍋である。

  ドキドキしながら肉を鍋に入れ、その1枚の大きさに驚き、火が通っていくのを固唾を飲んで眺める。そして、1枚の肉を半分に切って2人で食べる。びっくりするくらい美味しい。柔らかいのにきちんと歯ごたえもあり、脂も明らかに良質。これぞ肉、という肉である。

  私は、美味しいものを食べて感動できる人間である。そして、1人で食べようが、誰かと食べようが、美味しいものは美味しいし、感動もする。しかし、今日彼女と一緒にすき焼きを食べて感じたのは、同じ美味しいものでも、大切な人と一緒に食べると、そこから生まれる感動は1人で食べたときよりも大きい、ということである。言葉にすればよく聞くものだし、今更何を言っているんだと思われるかもしれないが、自分でも驚くくらい、今日はそのことを実感した。なんか、バレンタインデーっぽい。