社会を見て、聞いて、感じる。

人生そのものがフィールドワーク。

5月30日(日)

2010年05月30日 23時44分07秒 | 2010年

  7時起床。朝一で、簿記3級の答練(模試)にチャレンジしてみる。制限時間は2時間で、時間が足りないという話を何度も聞かされていたのだが、実際にやってみると20分ほど余った。そして、結果は80点。70点以上で合格なので、初回としてはなかなか良い点である。しかし、配点の最も高い第3問の試算表作成と第5問の精算表作成(合計で60点分)をほぼ完璧にこなした反面、最も基本的かつ配点もそれなりに高い第1問の仕訳(20点分)においてケアレスミスを連発するなど、反省すべき点も多い。本番まではまだ2週間あるので、今後も問題演習を重ねて危なげない点数を取れるレベルまで持っていきたい。

  昼食後、夕方まで昼寝。昨晩の就寝は3時を過ぎていたし、朝もそれなりに早くから起きていたので、さすがに眠気に勝てなかった。オールで遊んでも平気だった学生時代に比べると、明らかに体力の低下を感じる。中学生の頃、「人間は25歳を境に体力が落ちていく」という話を聞いて「まだまだ先のことじゃん」と思っていたのだが、それから10年が経ち、今年でもうその年になってしまう。時間の流れは早いものだ。25歳で「もう年だなー」なんて言うと周りの年長者からぶっとばされそうだが、少なくとも体力面に関して言えば、この先は下り坂だろう。それは仕方がないことなので、少しでもその傾斜を緩やかにする努力をしていこうと思う。

  夜は、サッカー日本代表のイングランド戦を観る。結果的には1-2とオウンゴール2本で敗れたが、優勝候補とも言われているイングランドを相手に善戦したと思う。新しい(岡田監督曰く、4-1-2-3の)システムもうまくハマッているように見えたし、前回の韓国戦に比べるとそれなりに得点チャンスも増えたのではないだろうか。また、GK川島選手がPKを止めるなど、ファインセーブを連発していたことも印象的だった。ただ、全体的に攻め込まれる時間が多かったのはイングランド相手だから仕方がないとしても、時間が経つにつれて明らかに運動量が落ち、パスの精度も格段に落ちたことは今後の課題だろう。また、イングランドに関しては、スピード、パスの精度、当たりの強さとどれをとっても抜群で、特にトラップに関しては、文字通りボールが足に吸い付いていくように見えるほど素晴らしかった。だからこそ、そんな彼らを相手に善戦した日本の選手たちは良く頑張ったと思う。


5月29日(土)

2010年05月30日 07時16分58秒 | 2010年

  8時起床。午前中は、テレビを見たりネットサーフィンをしたりと、ゆっくり過ごす。

  12時前に家を出て、オフィスへ。総会シーズンということで、休日にも関わらず結構皆さん出てこられていた。14時半頃まで簿記の問題演習をしてから、先輩と一緒に自動車解体業者の組合さんの総会へ。会場は、横浜駅前にある崎陽軒本店である。15時半から総会が始まり、順調に進んで16時半前に終了する。その後は、経済産業省の役人さんや自動車リサイクル系の社団法人の方を招いて、自動車リサイクル法の概要説明や、解体の実務における注意点などの講習を受ける。専門的な話はさすがにわからなかったが、法律に関する部分などは思った以上に興味深く聞くことが出来た。

  18時からは、そのまま崎陽軒で懇親会。お店の代名詞ともいえるシュウマイはもちろん、中華料理のフルコースでお腹がいっぱいになる。中でも印象的だったのは、沢蟹(?)を丸ごと油で揚げた料理である。蟹を丸ごとなので、当然甲羅やはさみも一緒に食べるのだが、食感的にはナンコツのような感じで、見た目に反してめちゃくちゃ美味しかった。また、いつもお世話になっている事務局員さんはもちろん、理事長さんを始め初対面の理事や組合員の方々にも大変優しくして頂き、興味深いお話もたくさんお聞きして、とても楽しい時間を過ごすことが出来た。

  20時前に懇親会がお開きになったので、先輩と2人でお疲れ様会をする。今の私にとって、この先輩を独り占め出来る時間が一番贅沢な時間である。今日も、仕事をする上での具体的なテクニック的な話や、様々な過去の体験談からプライベートなことまで、とにかくたくさん話を聞くことが出来た。改めて、この先輩の下につけて良かったなと感じる。今のうちに、とにかくたくさんのことを盗んでいこう。

  22時半前に地元へ戻って来る。記念品やお土産(シュウマイ)など、頂いた荷物がいっぱいだったので、駅前からタクシーに乗車。たまたま個人タクシーだったので、運転手さんに「個人タクシーの運転手さんて、皆さん個人タクシー協会に入ってるんですか?」と質問してみたら、そこから予想以上に話が弾み、家の前に着いてからも30分近くその場に留まっていた。伺った話をまとめると、個人タクシー協会に入る利点としては、毎月行わなければならない陸運局への月報提出がちょっと楽になることや、協会の無線でお客さんが回ってくること、タクシーチケットの換金をしてもらえることなどが挙げられる。しかしその一方で、会費はもちろん、生命保険に入らされたり、新聞を取らされたりと、毎月数万円単位の費用が掛かるらしい。だから、中にはごく一部だが協会に入らない一匹狼もいて、その運転手さんも気持ちはわかるとのことだった。それ以外にも、厄介な酔っ払い客の話(最近は不景気の影響か、そこまで酔っている客はかなり減ったそうだ)や個人タクシー免許を取得するまでの苦労談など、面白い話をたくさん聞くことが出来た。運転手さんに感謝である。

  スーツから私服に着替え、友人たちとファミレスへ。7月に予定している旅行の話を始め、様々な話題でグダグダとお喋りし、帰宅したのは3時前だった。

 


5月28日(金)

2010年05月28日 23時27分43秒 | 2010年

  6時起床。今日は私たちの組織の通常総会のため、オフィスへは向かわずに、現地へ直行する。会場は、ランドマークタワー内にある横浜ロイヤルパークホテル。初めて行く場所なので少し迷ったが、集合時間には余裕で間に合った。

  私はカメラ係なので、総会開始前に撮影場所やアングルの確認、試し撮りといった準備を行う。10時より総会開始。当会会長の挨拶、県知事挨拶、県議会議長挨拶と続き、それぞれの写真を撮る。我ながら、どれもなかなか良いショットで、特に知事の写真は会心の出来だった。一般に公開されない業務上の撮影物のため、ここに掲載することが出来ないのが残念だ。その後も順調に議案審議が経過し、来賓紹介、来賓挨拶、理事会と続く。撮影のほうも順調で、撮るべき写真はきちんと撮ることが出来た。また、当総会の終了時をもって、専務理事が交代になった。旧専務には、そもそも採用して頂いたことはもちろん、日頃もよく声を掛けて頂くなど、短い間ではあったが大変お世話になった。週明けにご挨拶する機会があるので、その時にきちんと感謝の気持ちを伝えようと思う。

  総会終了後、すぐに懇親会が始まる。我々職員はホスト役なので飲み食いは出来ないが、参加して頂いた支援先組合の方々とお話をさせて頂き、名刺もたくさん頂くことが出来た。懇親会終了後は、大量に残った料理と会長のご厚意で用意された高級寿司で、短時間ではあるが職員の打ち上げを行う。料理がおいしいのはもちろん、懇親会に来られていたコンパニオンの方々も引き続きお世話をしてくださり(そのコンパニオンを派遣している会社も我々の支援先なのだ)、ちょっとリッチな気分を味わうことが出来た。

  14時過ぎにオフィスに戻る。残務処理や先輩のお手伝いなどをして、定時で退社。本当はもう少しやっておきたいことがあったのだが、今日は上の方々で新旧専務理事の歓送迎会をやる(からオフィスを閉める)とのことで、半ば強制的に追い出されることとなった。まあ、早く帰れる分には文句はないのだが。

  19時半前に帰宅。米軍基地再編問題は、福島大臣がついに罷免され、普天間飛行場の辺野古移転が確定となった。それぞれの立場を考えれば、予想通りの展開だ。しかし、鳩山首相の迷走っぷりは論外として、福島大臣(社民党)側の対応にも不備があったのではないかと思う。一見、署名を拒否することで筋を通したようにも見えるが、もっと早い段階、具体的には「最低でも県外」と言っていた首相が揺れ始めた最初のタイミングできちんと釘を刺せなかったという意味で、彼女たちもまた無罪とはいえない。一応社民党を応援している人間としては、罷免やそれに伴う連立解消の可能性よりも、そういった点が少し残念である(まあ、いかんせん数が少ないからどうしようもないんだろうけど…)。しかし、それより残念なのは、移転先を探してばかりで、「そもそも基地って必要なの?」という議論がほとんど出てこないことである。もちろん今すぐに基地をなくすことは出来ないだろうが、そういう議論は重ねていくべき時期なのではないだろうか。こうなったら、「安保条約なんていらねー」と、ある意味特攻隊精神で言ってみるとか。案外神風が吹くかもしれないじゃん。

  さて、明日は個人的にもかなり接点の多い組合さんの総会である。休日出勤だが、めんどくささよりもワクワクする気持ちのほうが強い。それは、「仕事が楽しい」とポジティブにとらえるべきか、「プライベートが残念すぎる」とネガティブにとらえるべきか、難しいところである。一応、自分自身では前者としてとらえている。というか、必死でそう言い聞かせている。


5月27日(木)

2010年05月27日 23時32分14秒 | 2010年

  6時起床。今日は、上司と一緒に一日中外に出ていた。午前中は、石川町で県下の畳業者組合の通常総会(正確にいえば、総代会)に出席。私にとっては、これが初の総会出席である。今回は2年に1度の役員改選があり、事前に学習していた総会の流れを実際に見ることが出来た。株式会社のそれとは違い、若干馴れ合いで曖昧になってしまっている部分もあったが、良いか悪いかは別にして、それもまた協同組合という互助組織の特徴といえるだろう。

  すぐに藤沢へ移動し、昼食をとってから建具業者の組合の総会に出席。こちらは、午前中の総会に比べると、良くいえばきちんとしているし、悪くいえばお堅いものだった。内容としては、質疑応答や問題提起も盛んに行われ、総会が形式的なものではなく、有意義な議論の場として機能している印象を受けた。ただ、所要時間が3時間以上もかかったので、さすがに少し疲れたが。また、これはどちらの総会でもそうなのだが、私のような下っ端でも(一応支援機関の人間として)来賓席に座らされ、「様」付けで紹介されるので、どうにも居心地が悪い。周りは行政のお偉いさんや国会議員の秘書、弁護士などといった方々で、その中にどう考えても会場内においてダントツで一番若い私がいるというのは、不自然過ぎる。これは、慣れるのに時間が掛かりそうだ。

  17時半前に閉会し、懇親会は辞退させて頂いて簿記講座へ急ぐ。懇親会の初体験は、明後日(自動車解体業者の組合総会)までお預けだ。今日も出来れば参加したかったが、簿記の試験も2週間後に迫ってきているので、そろそろ本格的に勉強しないとまずい。でも、どうやっても時間内に問題を解き終えることが出来ないのですが…。

  22時半前に帰宅。ついに、明日は我々の総会である。私の役割は写真係なので、気合いを入れて写真を撮りまくろうと思う。


5月26日(水)

2010年05月26日 23時37分10秒 | 2010年

  6時起床。午前中は、先輩と一緒に「神奈川県洋菓子協会作品展」へ。役員の方々に挨拶をしてから、前会長に会場を案内して頂く。会場内には様々な商品の紹介ブースがあり、カステラやチョコレート、ケーキの試食もさせて頂いた。また、特筆すべきは洋菓子作品の展示場で、職人さんの素晴らしい技術が詰まった作品がずらりと並んでいた。ここまで芸術性が高いと、おいしそうというレベルを超越してずっと見ていたいという衝動にかられる。


これらのケーキでは、花などの装飾品も全て食材で作られている。


これは、飴細工の作品。


これも飴細工。どうやってこんな複雑な形にするのだろう。

  その後、会場内にある喫茶コーナーでケーキをご馳走になる。こちらも展示作品に劣らない見栄えの良さで、味も抜群。私はフルーツタルトを食べたのだが、フルーツはもちろんのこととして、土台の生地部分がめちゃくちゃおいしかった。昼食は、またまた前会長からお蕎麦をご馳走になる。こんなにご馳走になって大丈夫なのだろうかと申し訳なく思いつつも、お言葉に甘えっぱなしになっている自分がいる。

  昼食後は、会場に戻って手作りケーキの体験コーナーを覗いたり、氷細工の実演を見る。特に、氷細工の実演は迫力満点で、芸術であると同時に氷との闘いでもあるように感じた。時間の関係で作品の完成を見届けることは出来なかったが、氷の塊が段々と意味のある形に変わっていく様は一見に値する。


これは、まだまだ序盤。

  13時前に帰社し、すぐに来会対応。既に何度もお会いしている組合の事務局の方なので、もうそんなに緊張することもない。今日の相談の中身は税務申告に関することがメインで、先日レクチャーを受けたての私にとってはタイムリーなものだった。また、こちらの組合さんの総会には私も呼んで頂いたので、そのお礼と当日の流れも確認もさせて頂いた。

  その後、昨日完成させた研修の報告書を同期のものと統合し、添付資料も添えていつでも起案出来る状態にして彼女に渡す。研修前の伺い起案は私の名前で出したので、今回の報告起案は彼女の名前で出すことにしたのだ。また、完成した報告書を山梨県の同期に送ったら、随分と感謝された。新人がこの手の仕事を省エネ化するのはあまりよろしくないのかもしれないが、総会前で随分と忙しそうなので、そこはひとつ目をつぶって頂きたい。まあ、そもそもその報告起案が通るかどうかもわからないし(突き返されるかもしれない)、うちで通ったとしてもそれが向こうでも通るとは限らないから、もしかしたら省エネにはならないかもしれないのだが。

  残りの時間は先輩のお手伝いや事業執行の報告起案の作成に費やし、18時に退社。20時前に帰宅し、ダラダラとしていたらこんな時間になってしまった。明日は組合さんの総会がダブルヘッダーで入っているので、今日はしっかり休もう。