社会を見て、聞いて、感じる。

人生そのものがフィールドワーク。

8月28日(水)

2013年08月28日 23時55分38秒 | 2013年

  7時起床。

  午前中は事務処理。

  昼前から出張に出る。東海道線で小田原へ出て、小田急線に乗り換えて富水へ。車内では、完全に爆睡。東海道線は熱海行の電車だったので、危うく小田原を乗り過ごすところだった。

  富水駅から支援先まで、30分ほどかけて歩く。炎天下の中を歩くのは大変で、汗が滝のように流れてきたが、景色が良いので気分が良い。特に、酒匂川を渡る時が気持ち良かった。また、途中で古い住宅地(というか長屋)を通り、古さに驚くと同時に何だか異なる時代に来たようでワクワクした。予想外に、なかなか楽しい炎天下散歩だった。

  支援先では、県の公的施策申請に関する打ち合わせを行った。製造業を営む企業で、話を通して社長さんが心からものづくりを愛しているのがひしひしと伝わってきた。もうとっくに還暦を超えたおじいさんなのに、ものづくりの話をしている彼は無邪気な子どものような笑顔をしている。それに加えて、「私が死ぬまでに一度は、たくさん儲けを出して、机の上に立たせられるような札束で社員にボーナスを出したい」という経営者としての姿勢にも感動させられた。こんな素晴らしい経営者とお会い出来るのは、この仕事の大きな魅力である。

  帰りは小田原駅まで車で送って頂き、打ち合わせの途中から合流した上司と共に遅めの昼食へ向かう(この時既に16時半を回っていたので、実質的には夕食のようなものだが)。小田原駅周辺を歩き回って、海鮮丼屋「海舟」に入り、小田原どんを注文。ここの小田原どんは「かまカツ丼」(かまぼこカツ丼)で、通常のカツ丼に比べればあっさりしているが、甘辛いカツ丼の汁と蒲鉾の相性の良さを感じられる一品である。これは、いろんな人に是非一度食べてみてもらいたい。

  18時半過ぎに帰宅。帰りにコンビニに寄り、久しぶりにスイカバーを買った。今年の夏もあと少し。スイカバーは、あと何回食べられるだろうか。


8月27日(火)

2013年08月28日 00時43分50秒 | 2013年

  7時起床。今日は支援先へ直行で家を出るのがいつもより30分ほど遅くて済むため、朝の時間をゆっくりと過ごすことが出来た。

  午前中は、茅ケ崎へ。東海道線で茅ケ崎へ出て、相模線に乗り換えて北茅ケ崎で降りる。茅ケ崎駅からたった1駅4分にも関わらず、降りた瞬間に田舎の雰囲気に包まれて驚いた。単線だからということもあるのだろうが、これほど景色が変わるとは。


茅ヶ崎駅から相模線に乗る。

  支援先の担当者さんが笑顔の柔和な非常に優しい方で、話をしているこちらも自然と笑顔になっていた。私の話も丁寧に聞いて頂き、また業界の現況についても詳しく教えて下さり、本当にありがたかった。

  平塚へ移動し、商工会議所の向かいにあるイタリアン「La Pattola(ラ・パットーラ)」で昼食。駅から少し離れているのだが、先輩が以前から気になると言っていたお店だったので、抜け駆けして足を運んでみた。注文は、ランチの日替わりパスタ(揚げナス入りチキンボロネーゼ)に、追加でデザートにキャラメルチーズケーキを付けてもらった。出てパスタは期待以上の美味しさで、ナスの柔らかい食感と口の中に一気に広がるボロネーゼの旨みが非常に印象的だった。また、キャラメルチーズケーキは、名物だというだけあってチーズケーキそのもののレベルも高いし、キャラメルソースの優しい甘さがそれを更に引き立てていた。このお店は、絶対にまた来たい。


湘南っぽい雰囲気の店内。


ドリンクは、レモンスカッシュを注文。

  平塚駅前からバスに乗り、支援先へ。こちらでは、具体的なご相談をお受けし、その件でじっくりと話をすることが出来た。業界や地域の現況に関する詳しいお話も伺うことができ、非常に有意義な時間だった。やはり、担当先にはきちんと顔を出して話をすることが大切である。

  16時過ぎにオフィスへ戻り、2時間ほど事務処理をする。

  18時過ぎに退社し、上司と先輩と3人で近くに新しく出来たワインバーで夕食。私はジュースしか飲んでいないのだが、お2人曰く、サングリアが美味しかったそうだ。料理も凝っていて、バーニャカウダの冷たいバージョン(名前を忘れた)や炭火焼の魚やお肉など、食べたもの全てが美味しかった。何だかんだで上司や先輩とゆっくり話をするのも久しぶりだったので、非常に充実した時間を過ごすことが出来た。

  喫茶店でお茶をしてから解散し、22時半過ぎに帰宅。シャワーを浴びてから外へ涼みに出たら、家の前に停めてある車に大きなカマキリがとまっていた。こんなに大きいカマキリを見るのはいつ以来だろうか。そもそも、カマキリそのものを見たのも本当に久しぶりである。


8月26日(月)

2013年08月27日 23時30分02秒 | 2013年

  7時起床。夏休み中なので早起きする必要のない彼女を叩き起こし、一緒に家を出る。いい加減、鍵を渡せばいいのにと思うのだが、そうすると彼女の部屋の鍵を欲しがっていると思われてプレッシャーに感じさせてしまうのではないかという不安があって、なかなか一歩を踏み出せない。

  今日は、基本的に一日オフィスで事務処理をして過ごしたのだが、午前中に30分ほど外出し、近所の公共施設へ設備利用の予約をしに出かけた。晴れていて日差しは強いが湿度が低くて風が涼しく感じられる気候で、散歩としてはもってこいのタイミングだった。また、帰りに施設の裏口へ出たら、ビルの間のデッドスペースからわずかに空が見える景色がやけに印象に残った。なぜだろう。

  昼食は、おひつ中華(本当の店名は「虹橋」)で、芝エビと卵炒めを食べる。うまし。

  午前中のお散歩、ではなくお遣い以外は、一日中パソコンに向かっていた。しかし、そろそろ全ての担当先へ足を運んでいなければならない時期に差し掛かる。私にはまだ一度も伺っていない担当先が10件強あるため、このあたりで気合いを入れて回ろうと思っている。とは言っても、先々必ず伺う予定になっているところが半数近くあるため、新たにアポを取る必要があるのは5、6件だ。これなら、来月中には全て回ることが出来るだろう。今日は早速3件のアポを取り、内2件は明日伺うことになった。この調子だ。

  20時過ぎに帰宅。夕食後のおやつに、昨日彼女からもらった山形の有名な洋菓子屋さん「シベール」のラスク(アップルシナモン味)を食べる。アップルパイの味がする美味しいラスクで、何日かに分けて食べるつもりが、結局一気に全部食べてしまった。この味、一体どうやって出しているのだろう。


8月25日(日)

2013年08月27日 00時05分33秒 | 2013年

  9時起床。10時過ぎに実家を後にして、歯医者へ。随分昔に銀を詰めた歯の内部が炎症を起こして欠けてしまったため、治療してもらう。その結果、炎症そのものは治ったが、随分削ったので噛み合わせがかなり悪くなってしまった。次回までは、これで我慢するしかない。

  昼過ぎに本郷台の部屋へ戻り、掃除と洗濯。

  夕方から、彼女が部屋に来る。夏休みを潰してしまったお詫びにと、「キルフェボン」のケーキをお土産に買ってきてくれた。おかげで(?)、ゆっくりと時間を掛けて前向きな話し合いをすることが出来た。

  夜、買い物のついでに、忘れていた横浜市長選挙の投票へ行く。立候補者の顔ぶれを見る限り、今回はどう考えても現職の林市長の再選は確実だったが、それでも選挙権はしっかり行使しないと。

  夕食は、ガストのデリバリー。彼女は彩り野菜のドリア、私はキムチチゲを注文した。これらが思っていた以上に美味しくて、驚かされる。ガストの定番といえばハンバーグを中心としたグリル系だが、サブに控える物たちもなかなかの粒揃いである。


8月24日(土)

2013年08月26日 23時52分07秒 | 2013年

  9時半起床。昨晩寝たのが遅かった割には、比較的早い時間に目が覚めた。

  角田光代さんの小説『八日目の蝉』を読み終える。直木賞を受賞した『対岸の彼女』と同じくらい有名な作品で、永作博美さん主演で映画化もされているため、何となくストーリーの概略程度は知っており、それ故これまで避けていたのだが、とにかく傑作だった。本当に、読んで良かったと思う。浮気相手の子どもを誘拐して育てる女性の物語であると同時に、誘拐されたことを知らずに幼少期を過ごした女性の物語であるわけだが、そこに溢れんばかりの愛情が表現されていて、涙が止まらなかった。特に、ついに警察に捕まり、子どもと引き離される際に彼女が叫んだ言葉に、これまで聞いたことがない(読んだことがない)ほどの愛情が凝縮されていた。こんなに心揺さぶれた小説は初めてである。

  昼過ぎに家を出る。特に何かしたいことがあったわけではないのだが、とりあえず川口駅へ。私の実家の最寄駅は西川口なのだが、なぜか私は川口駅周辺の景色が好きだ。もしかしたら、学生時代に3年以上この駅の中にある喫茶店でアルバイトをしていたから、そして、そこで出会った女性と人生初めての「恋愛」をしたからかもしれない。とにかく、ここに来ると、何だか心がすっきりする。

  勢いで川口まで来たものの、特にやることもないので、駅前の献血ルームへ。本を読みながら、1時間ほど掛けて成分献血をする。久しぶりなので針が長いこと腕に刺さっている不快感が気になったが、たまには人様のお役に立たないと。

  川口駅近くの銀座通り商店街にあるタイレストラン「バンコク」へ。名前の付け方が安易過ぎて笑ってしまうが、雰囲気が良さそうで前々から気になっていた。注文は、カオマンガイと米粉プリン。ここのカオマンガイは鶏肉が分厚く、食べごたえがある。タレの辛さも、本場っぽい。米粉プリンの甘さも良い意味で雑な感じで美味しい。タイの方が経営しているだけある。

  もう少し本を読みたかったので、川口駅前から草加駅行のバスに乗り、往復する。こういう時、普通は喫茶店に行ったりするのだろうが、私の場合はついつい飲み食いに熱中してしまうので、電車やバスに乗る。というよりも、そういう時にしか本を読めない(あとは、寝る前くらいか)。

  草加往復バス読書旅から戻ったら、川口駅前の広場で盆踊りが行われていた。周囲の景色とのミスマッチさが面白くて、しばらく眺めてしまう。なかなか良い光景だ。せっかくなので会場も1周したが、最近は金魚すくいとかあんず飴とかはないんですね。どこへ行っても、ケバブ、ケバブ。この規模で3つもケバブ屋さんが必要ですかね。日本の的屋さん、頑張ってください。

  帰宅は21時過ぎ。その後は、実家でサンとゆっくり過ごす。