お盆前に実家に帰ってきた。
(本流の流れは静かかな。。)
実家の親も歳をとり、草刈りをしてくれと言うので、盆前にかたづけなきゃと思った訳だ。
しかし、世間は盆休み突入だから、道路は混んでいるだろうと思い出て見たが、混んでいるのはもっと先の方で、実家まではいつも通りに到着した。
夕方にしか着かないと言ってあったので、実家につくと誰もいなかった。
早々に草刈りをしておくかと、草刈り機を担いで、実家の裏に回ってみたがそれほど草がのびていないので、草刈りはすぐに終了だ。
夕方は、ちょっと川に出て見た。はたしてライズはあるのか、まあ、行ってみないことには解らないので、行ってみたわけだ。日没は18:30、さて鱒はその姿を見せるのだろうか。。結局、ライズは3,4回ほど見たが、釣れなかった。
対岸にはルアーマンが2人いて、こちらの近くまでルアーが飛んでくるのでちょっと釣りづらい。ルアーマンが1匹釣ったその後の事、ちょうどルアーマンとの間で、かなり大きな魚がジャンプした。あれはたぶんヤマメでは無い。19時過ぎ、暗くなるまで粘ったものの、結局、一度も毛鉤への反応は無く終了だった。
実家に帰って、草刈りの事を聞いてみたら、先日、やってしまったそうだ。
明日の夕方は雷注意報、明日のイブニングの釣りはだめそうだし、ならば、イワナを釣りに行く事にして寝た。
(朝靄の中の流れ)
翌朝は、夜明け前に起きるつもりが、寝坊して、6時に実家を出て7時半に川に到着だ。
前を走る車が、同じ方向に曲がったの、ちょっと不味いなと思ったら、案の上、車止めに止った。すでに車止めには数台の車が止まっているので、釣り支度をしていると、車の主が近づいてきて、「ちょっと遅いんじゃない。これだけ車が止まってちゃ今日はだめだね。オレはもうあきらめた」との事。「フライなので、のんびり釣り上がるつもりです」と言うと、フライなら、遅い時間の方が良いね。そうですね。
という事で、釣り支度をして川に向かった。
はじめは、上流まで歩いて行こうかと思っていたが、この車の中の誰かが上流に行っていたら時間を空けるのが困難だと思い、下から釣り上がってみた。
(アマゴの朱点が。。。)
川に入ってすぐに、ヤマメが釣れたが、ヤマメ、の筈なんのに、どうもアマゴっぽい。
まあ、いずれにしろ、結構行けそうな感じだと思ったら、その後はさっぱり。魚がいないわけではないが、毛鉤には反応しない。最初の堰堤下では、良いサイズが毛鉤に出たが、おしくも掛からず。さらに粘ると今度は良いサイズが掛かったが、ランディング前にばれた。堰堤を越えてまたヤマメが釣れたが、今度は完璧なヤマメだった。でも、今日はイワナを釣りに来たんだよ。イワナは寝ぼすけだけど、もう、出て来て良い時間はとっくに過ぎているはず、、もしかしたら、、、そう思って毛鉤を変えてみた。特に深い考えは無いけど、どうやら、もう少し小さめの毛鉤の方が良い様だ。
(イワナをすくったらカジカもネットイン)
ちょうどその時、上流から2人連れの餌師が下ってきたので、明るくこんにちはと挨拶した。(心の中では、上の林道、帰れよな。。と思いつつだが。。)
「出ましたか」と、聞くので、「渋いけど、ポツポツですね」っと答えながら、また心の中で、リリースするとこ見ていたろうと付け加えた。
「ここ釣り上がったんですよね、どうでしたか」「全然ダメでした。」
先行者が居るのは解っていたので、ゆっくり釣り上がったのに、これで、こっちもお仕舞いか。。と思いつつ、釣り上がっていくと、それでも、ポツポツとイワナが出た。
(良い感じでイワナが釣れた)
尺は出なかったが、27,8cmのイワナも2つほど出たので、まずまずだ。最後にまた、ヤマメが釣れて今日の釣りは完了。
(夏の川)
林道に出てのんびりと歩いて帰ってきたが、車止め近くの橋の上から川を覗くと40cmはありそうなイワナがいた。川に下りようとしたら、ちょうどその時、下流から親子連れが歩いて来て、イワナはどこかに行ってしまったので、完了とした。
(最後に釣れたヤマメ)
帰りは途中で、チタケ盛り蕎麦と言う蕎麦を食べて帰ってきたが、やはりこの辺りの蕎麦は実に旨かった。
人の後だったが、それなり釣れて満足な釣りだった。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます