きょうも鱒釣り

「きょうも鱒釣り」は故人である芦澤一洋さんの著書です。
この言葉が大好きです。

キャンプミニMTG(2013/08/24,25)

2013-09-03 | 釣り

栃木北部で釣りクラブのミニMTGがあるので参加した。
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(雨で花は生き生きかな)

金曜と月曜を夏休みにして、金曜にイブニングの本流の釣りをやるつもりで、のんびり実家に帰ったが、雨で釣りなんて気分では無かった。翌日のミニMTGのメインは火鍋と言う事なので、旨い肉を買いに行った。
そんな訳で、土曜日は早めにでたが、あまり早いと入漁券が買えないから、川には7時到着。車止めには、3台の車が止まっていたが、釣りとは限らない。

082402 (小雨の早朝?の林道)

今日は上流に行こう。林道をすたすたと歩き出したが、何とも天気が良くない。少し霞みがかった林道を一人歩くのは心もとないが、しばらくすれば、仲間が下流側で釣りをする筈だ。林道を少しいくとキノコ取りの人に遭遇し、挨拶した。これで、先行する釣り人の数が減った。たぶん下流に入ると信じて、40分ほど林道を歩いて川に下りた。この川は流れに下りるのはかなり急斜面を慎重に下りないといけないので辛い。やっと川に下りると息が切れる。
最初にここに来た時は、川に下りられる場所が見つからなくてやっと下りて、息も整わないままに毛鉤を浮かべたらいきなり、良いサイズのイワナが飛び出して思わず合わせ切れ、その悔しさがおさまらないうちにまたしてもばらしと言う結果だった事を思いだし、冷静に毛鉤を浮かべたが、初っぱなの良いサイズのイワナはまたしてもばらしてしまった。
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(最初に釣れたイワナ)

それでも、イワナが数匹釣れ、滝の下。滝壺は今回も1匹で終わったが、いない訳では無いはずで、餌師が粘る所だから反応も悪いのかもしれない。やはり先行者ありの様だ。この滝を越えるのは、結構、大変だ。

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(滝越えは結構きつい)

はじめに2段の滝の斜面の緩そうな所をよじ登り、次の滝は急な山を這い上がり、やっと滝の上に出る。滝の上流に出た時には、かなり息が上がった。

082405 (滝の上流はなめ底)

そこから先は、なめ底で、ラバーソールのシューズではスベリ易くて、かなり疲れる。なんだか、天候も怪しくなり、雨も降り出して来たので、じっくりなんてできず、あまり反応が無いまま、脱渓ポイントの橋が見える所まで来てしまった。橋のそばまで来た途端、今までの弱い雨は、土砂降りに変わり、諦めもついた。林道を下ってくると、雨は止み、寒いくらいだった気温も急に上がり初めて、暑くなって来た。下流側の橋の上から流れを見ると、良いサイズのイワナが見えた。下から、川に下りて狙ってみたが、反応しなかった。
車止めに着くと、他に車は無く、どうやら仲間は別の川にでも行ったようだ。キャンプ場にも、誰もおらず、さっきまでいた山の方を見ると、ちょうど雨雲の下、こちらは降っていないが、山の方はまだ雨の様だった。

082406(下流で釣れたヤマメ)

まだ、帰って来るまでには時間がありそうなので、下流の方に、車で移動し、ヤマメを1匹釣って、戻ってくると、仲間も集まり初めていた。キャンプ場のすぐ前で、暗くなりだした川でイブニング狙い。大きいのもいるという事だったが、見えなくなる寸前で釣れたのは20cmにも満たない魚で、暗くてイワナかヤマメか確認しないままリリースした。
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(夕暮れが迫る)

夜は10人ほどで火鍋宴会、深夜12時頃まで盛り上がった。実に楽しい宴会だった。ちょうど、眠りに入り始めた深夜1時頃、車の防犯ブザーの音で目が覚めた。どうやら車で寝て居る誰かが間違えてならしてしまったようだが、目が覚めてしまうと、ちょっと寝付かれず、外に出てみると、雲一つ無い空、月明かりで回りの山々がボーッと見えて何とも綺麗だった。

082408 (翌日も晴天)

翌朝、7時過ぎに起床、まったりと、コーヒーを入れて、軽めの野菜などと、フランスパンを炭火で焼いてみんなでのんびり朝食をとったが、朝のコーヒーは実に旨い。

082409 (朝食)

釣りに向かったのは10時過ぎ。釣りをしないで帰る仲間を見送り、3組に別れて釣りに向かった。ボクは川もっちゃんと真ん中に入ったが、そこは昨日帰りがけに良いサイズのイワナを見つけた場所でもある。しかし、今日は天気も良いので釣り人が多い。

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(キャンプ場の朝はまったり)

イワナが着いているポイントに川もっちゃんが毛鉤を流すが、イワナは食いつかない。やっぱり先行者に荒らされたかなと思って、流れをみると、なんと、、岸際にイワナが浮かんでいるではないか。。あろう事か、昨日見た尺ほどはあるイワナはそこで息絶えている。。
なんてこった。。息絶えてからそれほどの時間は経っていない。おそらく、先に入った釣り人が、釣り上げ、嬉しくて、散々、写真を撮ったりしてとうとう息絶えてしまったのだろうと思う。なんて事をするのだ。。ネットなどでたまに見るに堪えない渓流魚の写真がある。
乾いた場所におかれていたり、魚体が乾いてしまっていたり、しっかり握られたり。。。
いずれにしろ釣りをするという事は、魚に傷を負わせる事であり、大きな事は言えないが、キャッチアンドリリースするなら、もう少し考えて、いじくり回さず、さっさとリリースしてほしいと思う。朝から、いやなものを見てしまった。
そこから釣り上ったが、魚の反応が無いまま堰堤下に出た。堰堤下でも、反応が無いが、しばらく粘ってみた。アントに変えると下からゆっくり上がってきて毛鉤に食いついたと思ったが、食いついていなかった。
実はこれで十分かもしれないな。。などと思ってもみたが、やはり釣り上げて写真を撮っておきたい。でももし、釣り上げたとしても、極力水から上げずに、下手な写真でも良いので、素早く生きたまま必ずリリースする事を優先しようと思いながら、帰りの林道を下ってきた。
例のポイントには、一回り、二回りほど小さな3匹のイワナが着いていた。

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