きょうも鱒釣り

「きょうも鱒釣り」は故人である芦澤一洋さんの著書です。
この言葉が大好きです。

わずか数ミリの生物に左右される日々(2013/04/30)

2013-05-03 | 釣り

一日おいて釣りに出かけた。
まずは、合流ポイントに行ってみたが、まったく気配がない。気温は多少低めだが、薄曇りで風は無い。条件的には良いはずだが、なんともカゲロウのハッチが無い。ちょっとうろうろしたが、また下流の堰堤の所に行って見る事にした。



(堰堤下のライズを狙う)

堰堤上では餌師が良いヤマメをかけていたので堰堤下に下りてみた。ライズだ。毛鉤を送り込み、ライズを狙う。出ている虫は1cmにみたないカゲロウだ。毛鉤に食いつく、しかし、掛からなかった。なんどか同じ事を繰り返した。もう、昼時、ライズも止まった。カゲロウも見えなくなった。上流に移動するか。もしかした、上流でもマダラカゲロウが出るかもしれない。

043002
(上流の流れ)

そう思い、上流に移動した。幸い、ポイントには他に釣り人はいなかったが、対岸に一人、ライズ待ちをしている釣り人がいた。流れをよく見ていると、マダラカゲロウの流下が見えた。わずかな量だが、ライズするかもしれないと水面を見渡す。
ピシャッ!今のは確かにライズだ。対岸の釣り人は気がついていない。どっちにしろ対岸からでは届かない。ライズのあった場所に近づくともう一度ライズした。毛鉤を送り込んだ。でない。今度はその少し下流側でライズ!毛鉤を送り込むとがばっと出た。良い感じで銀ピカのヤマメが釣れた。なんだか、今までの暗い気分が一気に晴れた。

043003
(銀ピカのヤマメ)
25cmほどだが、綺麗な本流ヤマメ、嬉しいものだ。
岸際に腰掛け、次のライズを待つ。まだ、少しだがマダラカゲロウの流下はある。
すると、目の前の岸際でライズだ!毛鉤を送り込んだが出ない。もう一度送り込むと今度は良い感じで毛鉤を咥えた。20cmほどのヤマメだったがやっぱり嬉しい。
043004
(小さいが嬉しいヤマメ)

気が付けば、カゲロウの流下は止まったようだ。まだ、時間は早いが今日の釣りはお仕舞いだ。気温もだいぶ低くなったので、きっと今日はもう、カゲロウの流下は無いだろうから。

043005 (静かになった流れ)

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1 コメント

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ライズの釣りは楽しいですよね! (ふくちゃん)
2013-05-06 22:36:29
ライズの釣りは楽しいですよね!
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