今回の旅は、「中国・貴州省の少数民族を訪ねる旅」です。
貴州省は「天に三日の晴れなく、地に三里の平地なく、人に三銭の金なし」
と言われています。棚田があるかな?
ここは貴州省・凱里市(がいりし)・麻塘村(まとうむら)です。
少数民族・カカ族が暮らす村です。
集落の中には、田んぼがありました。
稲わらがあり、何となく昔の日本の田舎の景色です。
田んぼの淵にはニワトリが数羽います。
村人は牛と豚とニワトリを食糧用として飼育しています。
ほぼ食糧は自給自足できます。
約60年前の日本の田舎でも、ニワトリが庭に放されて、
玉子を食べ、目出度い晴れの日にはニワトリを絞めて食べていました。
少数民族の女性は良く働きます。
肩に駕籠を担ぎ、堆肥肥料を運んでいます。
牛と豚とニワトリの糞を藁と混ぜて堆肥肥料を作ります。
田んぼへ運んで行きました。
田んぼに堆肥肥料を梳き、米作りをします。
今日は2月3日。節分です。
節分で追い出す鬼は、疫病・災害などのことを指します。
節分では大豆で鬼を退治します。大豆で鬼の目を打つことから
「魔目(まめ)とも言われていました。