今回の旅は、「中国・貴州省の少数民族を訪ねる旅」です。
貴州省は「天に三日の晴れなく、地に三里の平地なく、人に三銭の金なし」
と言われています。棚田があるかな?
ここは貴州省・凱里市(がいりし)・麻塘村(まとうむら)です。
少数民族・カカ族が暮らす村です。
麻塘村の入口にある棚田です。
ご夫婦が田圃の手入れを行っている最中です。
稲の束を円錐状に高く円錐形に積んであります。
日本では【稲積(にお)】と言います。
稲積の名前や形状は、各地で少しずつ異なっており、ニオのほかニュウ、
ニョー、グロ、ススキ、ホヅミ、イナムラなどと呼ばれています。
水牛で代掻きを行っています。力強い動きをしています。
水牛は田や畑の耕起のほかにも、苗や収穫物などの運搬に、
更に、牛小屋の敷きわらから作られる堆肥の供給源として
大活躍しています。
珍しい【稲積(にお)】です。
木に稲藁を巻きつけてあります。
この地もカルスト地域です。
遠くにカルスト地形の特徴である岩山が見える棚田地域です。
今日は二十四節気の「立春」です。
まだ、まだ寒いですが「寒さがあけて春に入る日」いわば春の初日です。