今回の旅は、「中国・貴州省の少数民族を訪ねる旅」です。
貴州省は「天に三日の晴れなく、地に三里の平地なく、人に三銭の金なし」
と言われています。棚田があるかな?
ここは貴州省・雷山県・西江千戸苗寨です。
日が傾きはじめました。
家々の明かりが、温かく灯り始めます。
見えているのは室内の明かりではなく、
屋外に吊るされたランプです。どれも同じような暖色系の色なわけです。
日が暮れると、集落の1200戸の夜景が姿を現します。
対岸の山の形まではっきりわかります。
この夜景を見るだけでも、展望台に来た甲斐があります。
それにしても、この夜景は見事です。
今日は二十四節気の「雨水」です。
空から降るものが雪から雨に変わり、雪が溶け始めるころです。
草木が芽生える頃で、昔から、農耕の準備を始める目安とされてきました。
しかし、本格的な春の訪れにはまだ遠く、大雪が降ったりもします。
三寒四温を繰り返しながら、春に向かっていきます。