今回の旅は、「中国・貴州省の少数民族を訪ねる旅」です。
貴州省は「天に三日の晴れなく、地に三里の平地なく、人に三銭の金なし」
と言われています。棚田があるかな?
ここは貴州省・雷山県・西江千戸苗寨です。
村の中には広場があり、広場でミャオ族のショーが始まりました。
男性が笙(しょう)を吹き、踊り出しました。
笙にはパイプのような吹き口があります。
日本の笙より大型で、音域は日本の笙の倍以上あり、
素早い動きにも対応しています。
民族服を着たきれいなお姉さんたちが出てきました。
こちらはベテランたちの合唱団です。
西江のミャオ族の銀細工師が作る銀製装身具は
非常に精巧でデザインも特徴的です。
頭飾りは牛の角や鳳凰をかたどったもの・平らなもの、
首かざりには錠前をかたどった魔除けのペンダントや鎖、
また背中や腰の飾りにもさまざまなデザインがあります。
ミャオ族の女性はこれらの装飾品を全身いっぱいに身につけ盛装し、
その重さは10Kg以上にもなります。