JF4CADの運用日誌2.5

アマチュア無線局JF4CADの活動内容紹介ブログです。

鳥羽移動運用報告③

2021-04-05 | 移動運用結果報告

3/27(土)鶴橋→鳥羽→菅島→鳥羽→坂手島→鳥羽→鶴橋(続き)
後半戦は坂手島です。鳥羽の市街地の目の前にあり坂手島までは船で10分と近いです。人口は約280人。作家の江戸川乱歩が鳥羽の造船所勤務だった頃に子供達への童話会で坂手島を訪れ、島の小学校で教師をしていた村山隆さんと出会いのちに結婚しています。

漁業の島ですが、近年は鳥羽市街に通勤している人が多いそうです。


問題は船の乗り継ぎ。菅島からの「きらめき」は佐田浜14時33分着。坂手島行きは14時35分発です。たった2分しかありません。

乗り継ぐ坂手島行きは佐田浜を出航後に鳥羽郵便局の近くにある中ノ郷を経由します。中ノ郷が古くからの離島ターミナルだったそうですが、菅島からの船は中ノ郷に行かないため中ノ郷までの乗り継ぎが認められています。つまり「きらめき」からの接続を待って出航してくれるのです。

坂手島行きの乗船券は朝のうちに佐田浜で買っています。「きらめき」の船員さんに確認したら同じ浮き桟橋で待っているそうで乗り継げるとのこと。


ということで坂手島行きへの乗り継ぎに成功しました。船は「第二十八鳥羽丸」。

クラシックな名前ですが、2001年に伊勢市にあるニュージャパンマリンで建造された64t・航海速力13.5ノットの旅客船です。この船を最後に鳥羽市営定期船は単胴船から双胴船に切り替えています。

#やっぱり「兄弟船」か「一郎」「豊」にした方が(汗)

ということで一旦中ノ郷を目指します。近鉄電車にも中ノ郷駅があり、駅1つ分の航海です。途中には鳥羽水族館や伊勢湾フェリーの乗り場が見えます。中ノ郷からいよいよ坂手島です。というかずっと左側に見えていますのでようやく、かも知れません。

坂手島に到着。

目の前には本土側の観光ホテルがたくさん見えます。


坂手島も小さな海水浴場がありますが、歩いて10分少々かかります。ここなら島の人の邪魔にならないでしょう。

15時25分にスタート。4~6エリアが開いています。聞こえてくるSは強力な一方でQRMがありません。普通はSが強いとQRMもあるのですが、この状態だとなかなか快適です。ただ開いているエリアはコロコロ変わり、20分くらいすると今度は1~8エリアに変わります。

Condxは浮き沈みが激しいものの悪くなく、バッテリも持ちそうなので17時までやってみることにしました。2・3エリアは開いてきませんが、他のエリアは目まぐるしく変わりながらも開いてくれます。

 

さすがにメインバッテリの容量が減ってきました。あと30分のところで補助バッテリに交換します。帰りの船は17時40分発。17時で終了です。坂手島からは89局でした。

設営時間を除いて実質4時間以上電波を出していますが4500mAHの補助バッテリはまだ十分な容量が残っていました。仮修理ながらうまくいっているようです。本修理用のパーツは既に買っていますので雨の予報が出ている明日にでも本修理したいと思います。

 

坂手島は佐田浜の目の前に見える観光ホテル「美しま」が閉館するなど観光面では苦戦しています。港の前にあるこちらの民宿も営業しているのか分からない状態です。

帰りの船も「第二十八鳥羽丸」でした。

 

佐田浜に戻ってきました。鳥羽駅の窓口で特急券を買っておきます。帰りも2時間かかるので何か食料とかを買っておきます。既にお土産物屋さんなどは閉まっており、駅のコンビニしか開いていません。結局「手こね寿司」も「伊勢うどん」も「赤福」すら口にできずでした。酒とおつまみを買って特急に乗りましょう。

帰りは一般型の特急です。どの車両が当たるか分からず当たり外れが大きいですが今回は当たりでした。座席に電源があります。


鶴橋に戻ってきました。駅に染みついた焼肉の匂いが食欲をそそりますが、密を避けるため我慢して帰宅しましょう。


菅島・坂手島合わせて183局でした。ありがとうございました。今回はリクエストを頂いての2エリアからの移動であり、今後2エリアからの移動運用を定着させることは考えていません。備讃瀬戸だけでも大変ですのでhi

コメント
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