JF4CADの運用日誌2.5

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東北御朱印巡り②

2024-09-07 | 御朱印めぐり
東北の御朱印巡り、お次は山形市から。

山形駅から言えば南の方に行ってみましょう。六椹八幡宮があります。「むつくぬぎ」と読むそうです。

8世紀に鎮守府将軍大野朝臣東人が創建したとされています。その後前九年の役の際に源頼義と義家が戦勝祈願を行い見事乱を平定したことから社殿を奉納したとされます。源氏ゆかりの神社のため以来最上氏など歴代の城主に崇敬されたそうです。ちなみに「椹」は「さわら」なのですがなぜ「くぬぎ」と読むのかは定かではないそうです。

現在の社殿は1630年に鳥居忠恒が修復したものとされます

六椹八幡宮の御朱印です。

どこの神社も同じですが社殿の前には灯籠があります。こちらの神社の台座には「航海安全」とあります。内陸の山形でなぜ「航海安全」なのか不思議に思い神社の方に聞いたところ山形で栽培された紅花を最上川の舟運で酒田に運び、酒田から北前船で京や大阪に運んでいたそうです。紅花は同じ重さの金の10倍の価値とされ莫大な富をもたらしたそうです。


六椹八幡宮からすぐに宗福院があります。

奈良時代に行基が開いたとされる天台宗の寺院です。最上義光が帰依し、最上氏改易後も引き続き藩から保護を受けていました。しかしながら明治年間に立て続けに3回火災に遭い、観音堂を残し全て焼けてしまったそうです。山形の古刹なのですが古い資料が何も残されていないそうです。

宗福院の御朱印です。


この付近にはまだまだ御朱印を頂けそうな寺院があるのですがこの日の気温は34度。さすがに無理でした。
さらに続きます。
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