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山に登ってアマチュア無線やってます  山ラン(山岳移動ランキング)とSOTAの活動記録

古座川町の嶽ノ森山と峯ノ山

2021-04-11 | 日記
2021年4月10日(土)
 先日何となく見ていたNHKのBSで熊野古道を紹介する番組があって、その中で和歌山県古座川町の一枚岩とその向かいにある嶽ノ森山に登っているのを見た。和歌山県の南部には余り行ったことがなく、山ランでも東牟婁郡には足を踏み入れたことがなかった。この土日は天気も良さそうだったので車中泊の土日登山を計画した。
 土曜の早朝に京都の自宅を出て阪和道を一路南に向かう。阪和道も和歌山から南は長らく走っていなかったが、印南辺りまで4車線化工事をしていて高速もすさみ南ICまで伸びている。京都から4時間程で串本まで来られることにちょっと驚いた。
 一枚岩近くの駐車スペースに車をおいて一枚岩トンネル東側の登山口から登り始める。道案内の表示も多く登山道も良く整備されていてとても歩きやすい。登山というよりもハイキングとして訪れている方が多いように思った。途中にナメトコ岩という一枚岩の谷があるがこの日は水量は少なかった。その後も最近整備されたような歩きやすい道が続いた。
この駐車場からスタート
一枚岩を上流から見る
トンネル手前に案内あり
登山口
歩きやすい道
ナメトコ岩の始まり
歩きやすいように足場が掘ってある

嶽ノ森と峯の分岐
雄岳直下の岩場
 嶽ノ森山は双耳峰になっていてP376mは雄岳の山頂だ。山頂の手前から素晴らしい眺望が広がってくる。ハンディトランシーバーで430Mhzを聞くがまったく入感がない。ダメ元でCQを出すと串本町のJM3DVZ局から応答があった。この辺りではVHFやUHFでの交信は余りないとのこと。感謝である。
山頂手前から古座川

山頂からの眺望
雄岳山頂
山頂に黄色い花、ヒカゲツツジかな
 続いて雌岳に向かう。地図で見ると雌岳山頂は330mの等高線に見えるが、山頂の標識には369mと表示があった。狭い岩場の山頂はスリル満点だった。430Mhzでは応答がなく144Mhzに変えてCQを出すと潮岬からJE3AIE局から応答があった。
雌岳山頂には祠があった
雌岳から雄岳
切れ落ちた雌岳の岩場から北方向
 当初の予定では南側にある峯ノ山(482m)まで足を伸ばそうと思っていた。もう一度雄岳に登り返すのはしんどいので、南側の巻き道を通ってみた。この道は近頃は余り使われていないようで、整備もされていなかったが歩くには支障はなかった。峯ノ山へは尾根筋の道を歩く。途中から西側が伐採地となり林道を歩くようになる。林道から峯ノ山への登りは一部に藪っぽい所もあったが何とかアンテナの立つ山頂に到着。144Mhzや430MhzでCQを出すが応答がなかったので、7Mhzのアンテナを張ってCWで東京都国立市移動のJR1BQJ局と交信した。 
正面の左端が峯ノ山
地道の林道を行く
舗装林道から峯ノ山へ
途中に岩場あり
藪っぽいところも
ようやくアンテナが見えた
峯ノ山の一等三角点
下りのルートはいろいろ考えたが、結局嶽ノ森山の巻き道を再度通って相瀬橋に下りるコースを選んだ。
林道終点から北方向
豆腐岩
相瀬橋登山口に下りた
下流から一枚岩を見る
一枚岩と相瀬橋
道の駅にあった説明
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